Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

2023年 新年

2023-01-01 | 生活


2023年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

もう2023年になってしまって、去年は結局ホント、旅行にようやく行けたというのに、ブログにもまとめられず、ぼーっと過ごしてしまった様で_。
大晦日の日も夫はオンコールということで忙しくしていたし…。私はワンと一緒にの〜んびりお散歩。


抜けるような真っ青な空がとても美しくて、のどかな気持ちの良いお散歩日和が2022年の締めくくりでした。

夫は元旦も朝から病院へ_のはずでしたが、どういうわけか午後からで良いことになり、突然「おせちでも食べようかな」なんて言い出すものだから、夕食にと思っていたものを急遽用意!まぁ大したものではないから、すぐにできちゃうわけですが、新年らしく朝から乾杯。


娘たちのいないお正月だから、おせち料理をオーダーすることもなく、日本のスーパーから手に入ったもので間に合わせ。この煮物、ナント炊飯器で全部一緒に炊きました。炊飯器ってこんなに便利なものだったのねぇ。びっくり。例年作るのは黒豆。

こんなお正月でしたが、今年もみんな健康でHappyに過ごせますように_。


ロンドン・パリ食べ歩き

2022-12-01 | 旅行

かなりアップロードが遅れましたが、7月にロンドンとパリに行って来ました。その時の食べ歩き記、忘れないうちに_。ロンドンでは夫の学会参加で行き、その後パリへはユーロスターで移動しました。


ロンドンでどうしても行きたかったお店、”YAUATCHA"。以前ヒューストンにもあってとても美味しいディムサム(飲茶?)のお店でした。本店がロンドンだというので、数年前から行ってみたかったのです。こんな建物の中に入っていてちょっとヒューストンのレストランとは雰囲気が違いました。

 

でも使用している食器類は同じで懐かしい… でも、でもなのです。料理はなぜかヒューストンのお店の方がずーっと綺麗にできていたし、美味しかった… 


ケーキも同じように綺麗に並んではいたけれど、やっぱりヒューストンの方が綺麗だったなぁ。頑張って行ったのにホント、残念でした。ロンドンにはもっと美味しいディムサムのお店がありそうな気がする…。


ロンドンで行った美味しいシーフードのレストラン。

一階がバーで2階がレストラン。とても落ち着いた静かでシックな店内。

真夏のとんでもなく暑い日だったけれど、牡蠣を注文。すっごく美味しかった!そしてこの巨大な魚は二人分。これも美味でした。

デザートも美味しくて、すっごく満足!

そしてパリへ移動。初日はホテルの近くのレストランへ。適当に入ったレストランだったけれど、結構美味しくて、満足。お店の中も素敵でした。




翌日は日本人で初めてパリで三つ星を獲得したという小林圭シェフのレストラン、KEIへ。2年前にパリに来る予定で予約して、コロナでダメになり、今回ようやく実現。

店内はそんなに広くなくて、でも白、シルバーとガラスでゴージャスな落ち着いた雰囲気。

  
すみません、これ順不同です。写真を撮った後、夫と私の撮った写真がごちゃごちゃになってわからなくなってしまいました。

30分もすると、テーブルは完全に満席。
見ても美しく、食べても美味しく、サービスも素晴らしく、十分に満足させていただきました。帰りにKEI特製キャラメルをいただきました。

最終日は来る直前に思い付いて予約したレストラン、Le Jules Verne。エッフェル塔の第二展望台にあり、展望台に行く行列に並ばず、レストラン専用のエレベーターで行くことができます。流石に直前に予約したので、ディナーの時間帯は予約が取れず、ランチタイムになりましたが、景色がよく見えてそれはそれでよかったです。

展望台とは別の入り口。 エレベーター前にあったミシュラン一つ星マーク。

 


こんなに美しい景色を見ながら、次々と出されるこれまた美しぃ〜いお料理。ソムリエバッジを胸に誇らしげに付けてワインを勧めてくれるソムリエのお姉さんもとても感じ良く、この日も気持ちよく美味しくランチをいただいて来ました。


そしてこの最終日の夕食は、前日KEIに行った時にタクシーの中から見つけたお店、DOKI DOKI。Handroll Barと書いてあったので、手巻き寿司のお店だろうと行ってみました。バーカウンターしかないようなお店ですが、あっという間にいっぱいになりました。

これは白身魚のタルタルステーキみたいなもの??なんの魚が入っているのかわかりませんでしたが、まぁまぁ美味しかった。お昼をかなりしっかり食べたせいか、お腹がいっぱいであとは何を食べたんだっけ…。

7月のロンドン・パリは酷暑でした。パリでは学会の後のせいか夫はすっかり疲れ果てていて、その上に暑さが重なりかなり具合が悪そうでしたが、食事だけはなんとか予定通りにこなしました。そうそう、ロンドン・パリ、マスクしている人、少なかったなぁ。

 


メキシコへ Guadalajara & Mexico City

2022-11-03 | 旅行

10月の終わりに夫が学会に招待されたので、メキシコに行ってきました。学会の開催された街はGuadalajara グアダラハラという街で、テキーラの産地として有名です。私たちがそこに行くと聞いた娘たちは、この旅行に大反対。とにかく危険な街だというのです。確かにUnited Airのウェブサイトにもこの街にはできるだけ行かないほうが良いし、絶対に通ってはいけない道路なども明記されていました。どうもテキーラに関わるマフィア関連の事件が多いらしく、警察もまともに動いていないらしい…。そんな情報を聞いてちょっと腰が引けましたが、夫は「もう招待を受けたから、行くしかない」と言うので、まぁなんとかなるかと行くことに決めました。ヒューストンからグアダラハラまではユナイテッドの直行便があり、2時間半くらいで到着。その後はホテルまでのお迎えの車が来ていて、見ると同じように招待された夫の仕事関係のドクターが何人も一緒で、ちょっとホッとしました。

ホテルまでは特に怪しい景色もなく、結構綺麗な街並みで、またしても安心。到着したホテルはヒルトンホテルで、すぐ隣はウェスティンホテル。ホテルの周りにはレストランやお店のようなものはあまりなさそうでした。まぁ、娘たちの強い意見もあって、私は学会中は一人で出歩くのはやめることにしました。


ホテルにはこんな骸骨の飾りがいっぱい。 この時期はちょうど死者の日(11月1日&2日)が近くてその準備の飾りでした。

初日の夜はホテルのレストランへ。

で、これがびっくり。ものすごく美味しかったのです。メニューを見てもあまりわからず、お勧めをお願いしたら、出てきたのがこ〜んな感じのお料理。右の二つの石の臼のようなものは火山の溶岩石でできている鍋で、これをオーブンで高温に熱して、この中に生の肉や魚、野菜などと一緒にスープも入れて、そのまま持ってきてくれます。そして目の前でグツグツと調理しながら食べるのですが、野菜も魚介類も全てが新鮮で美味しいのです。このお料理、モルカヘテとか言うお料理だそうで、この辺りではとてもよくあるお料理のようで、ここに滞在中に行ったどこのレストランでもメニューにはこの名前がありましたが、出てくるものは同じ石臼の中に入ってはいますが、結構色々な味があったり、中味も色々でした。でもどれも美味しかった!で、マルガリータですが、ヒューストンでマルガリータを頼むと、大抵はマルガリータグラス(比較的大きな足のあるグラス)で来るのですが、ここではコレ。とってもフツーのちょっと小さめなグラスでやってきます。グアダラハラで飲んだマルガリータはどこもこれでした。


2度ほど行った隣のウェスティンのレストラン。これ夕方なのですが、ガラガラ。こういう周りに誰もいない雰囲気が大好きな夫は大喜び。

お料理もこれ。上のお店とちょっと違うけどやっぱり美味しい。

グアダラハラではテキーラを作っている工場見学とテイスティングを兼ねたテキーラ列車という観光列車があったのですが、週に1、2回しか運行していなくて、しかももうチケットが完売で残念ながらいけませんでした。こんなに安全そうなところなら、もっと早くにチケットを予約するのだったとちょっと後悔。でもまぁ、どこでどんなことに巻き込まれるかわからないから、安全を考えると行かなくてよかったのかも。

学会を終えた後は初めてのメキシコシティへ向いました。飛行機で約1時間半。空港からタクシーでホテルに向かう途中の街中の景色がなんだかすごい!やたらオレンジ色。マリーゴールドの花が街中に飾られていました。私たちが到着したのが10月30日。死者の日は11月1日と2日ですが、前夜祭、前々夜祭があるようで、夜中までホテルの周りは賑やかでした。

翌日はガイドさんを頼んで市内見学とテオティワカン遺跡、そして天使の街と言われているプエブラへ。結局なぜ天使の街なのかわからず…。


メキシコシティ歴史地区の中心にある巨大広場ソカロ。巨大な骸骨人形がずらりと並んでいました。広場全体がお祭りの飾りでいっぱい。


ソカロ広場の近くのGran Hotel Ciudad de Mexico。古いホテルですが、ティファニーのステンドグラスの天井が美しく、内装もとても美しい。このエレベーターは現在も使用中ですが、宿泊客のみが一度だけ乗ることが許されているのだそうです。

この後車でテオティワカンへ向かいました。


紀元前に作られたピラミッドや多くの建造物跡が残されていますが、発見当時は土の中だったらしく、最盛期は人口20万人もの大都市だったということですが、謎が多い街のようです。どうして滅亡しちゃったのかしらねぇ。ここでも太陽の動きを正確に計測してピラミッドが建てられているらしく、アイルランドの巨大古墳に通づるものがあるなぁ。昔の人ってどうやって正確に太陽の位置や動きを測っていたのだろう…

そして天使の街プエブラへ。ガイドはここまでということで、ピックアップ時間を設定されてプエブラ歴史地区で降ろされましたが、これがすごい人!ホントにすごい人たちで溢れかえっていたのです。




いやはや大人から子供まで真剣に仮装してます。この準備にどのくらい時間がかかったのだろうと感心するくらい素晴らしい。ちょうどハロウィーンと重なっているせいか、入れ物を持っていて、私たちにそれを差し出してきます。キャンディーなんて持ってないなぁ、と思って見ていたら、違うのです。コインを要求してきます。大人も子供も_。近くのお店で両替してもらって少しコインを持ち歩き、子供のバケツの中に何度か入れていましたが、それもあっという間に尽きてしまいます。死の日のお祭りとハロウィンが混じっちゃってるみたいだけど、なんだか現実的なTrick or Treat。
そうこうしているうちにピックアップの時間になりましたが、予定の場所はもう車の通行禁止になっていて、車が入れなくなっていて、どこでピックアップしてもらえるのかわからない!運転手さんに電話をしてもスペイン語で通じない!近くのお店で英語を話せる人を捕まえて電話をしてもらったり、あたふた1時間くらいでようやく旅行会社と連絡がつき、なんとかピックアップしてもらえましたが、ちょっと焦りました。おかげでホテルに戻ったのは10時過ぎ。レストランはどこも閉まっていて、仕方なくホテル近くのセブンイレブンへ。サンドイッチでも買おうかと思ったら、ナント、そこにおにぎりがありました!もうびっくり。そうあの海苔とご飯がプラスチックのペーパーで分けてある日本のコンビニに売っているのと同じ顔したおにぎり!サケと梅干しというのがあったので、買って見ました……でも…やっぱり違いました。ご飯は硬くてボソボソでぜんぜん食べられるモノではありませんでした。

翌朝ホテルの一階のコンシアージュの人にツアーバスのことを聞きに行ったら、ナント!
皆さん、こんなカンジ。徹底してます。こんな化粧ってどのくらい時間がかかるんだろう…

レストランでも_。 楽しみ方が半端じゃない。

このお祭りの期間中はどこも交通規制があって、交通渋滞。二日目は歩くのが一番と、ぶらぶら歩きながら観光。昨日行ったソカロ広場からちょっとのところにあるテンプロ・マヨール博物館に行きました。テンプロ・マヨールはアステカ文明時代の神殿跡だそうで、スペイン人に占領されて破壊され、ナントその上に新しい街ができて、それが現在のメキシコシティなのだとか_。なので、メキシコシティの街の下には何層もの建物が存在しているのだそう。地盤がどんどん高くなっていっちゃうワケね。なのでメキシコシティでは土地が水平な所が少なくて、若干平衡感覚を失いそうになるのだそうです。メキシコシティの海抜が高いのは、そういうせいもあるのかしら…。ハハ…。

現在の地層の下から出てきた建物跡。結構立派な建物が地下深くに眠っていたのですねぇ。完全に壊さずに適当に壊してその上に新しい建物を建てていっちゃうっていうのは初めて聞きました。歴史を発掘したい人にはありがたいかも…。

夜はメキシコシティの夜景を一望できるレストランMiraltoへ。Latin American Towerの41階にあるレストランです。このタワーは地震の多いメキシコシティにおいて、幾度もの地震に耐えてきた歴史的な超高層ビルなのだそうです。


とても景色の良く見える素晴らしい席に案内してもらえたおかげで、メキシコシティの夜景を堪能できました。ただ、お料理はあまりここに載せるほどのものではなく、ちょっとがっかりでした。メキシコで唯一料理でがっかりしたレストランです。でもサービスも雰囲気も良かったです。
食事の後はマリアッチのいる広場に行き、マリアッチの演奏を聞きながら出店のパンを買って帰りました。

メキシコはこれが2度目です。初めていったのはプエルトバラルタ。海岸の避暑地のようなところで、あそこの食べ物もとてもおいしかったと覚えています。そして今回もどこで食べても新鮮で美味しくて、メキシコ料理を再認識。テキサスで食べるメキシカンとはまた全然違うのです。そしてもう一つの新しい発見はパン。パンが日本のパンのように美味しいのです。このお祭りの間だけにふるまわれるパンがあったのですが(左)、これがまたフワッとしていてとてもおいしかったのです。そして日本のメロンパンとそっくりなパン(右)も発見!

メキシコ料理は美味しい!
もちろんTexmex(テキサス風メキシカン)ではなくホンモノのメキシカンです。そしてそれに合うのがこのビール。黒ビールですが、Gunnessほどくどくはなくて、それでもなかなかコクがあって美味しいです。 

Modelo Negro

ヒューストンからはとても近い外国。美味しいし、ちょくちょく行ってみたいところの一つになりました。

 


アルゼンチンへ

2022-05-31 | 旅行


Palacio Duhau - Park Hyatt Buenos Aires

今月5月の初めに本当に久しぶり(2年半ぶり)に海外に出かけました。夫の学会がアルゼンチンのコルドバという街であるというので、先にブエノス・アイレスに3泊してからコルドバに向かいました。久しぶりの空の旅は、ぎりぎりでアップグレードされてビジネスクラスに_。でもなぜか以前のような豪華さはなく、食事も美味しくないし、私はプレミアエコノミーで充分かな。

はじめてのブエノス・アイレスは古い街並みの残るヨーロッパを思わせる街でした。私たちの泊まったホテルも昔は貴族の屋敷だったらしく、広い中庭のあるゴージャスな建物でした。


到着の夜は、まずはアルゼンチンのステーキを食べてワインを飲もうということで、ホテルで勧めてくれたレストランへ。


夕方6時半頃に行ったのに、誰もいない…


リブアイステーキはジューシーでかなり美味しかったし、ベイクド・プロボローネチーズは初めてだったけれど、これも美味しかった!そしてアルゼンチンワイン!!

到着の翌日は、日本語の話せるアルゼンチン生まれの日系二世のガイドさんに案内してもらい、市内を回りました。”Cementerio de la Recoleta”という世界で一番美しい墓地の一つといわれている墓地があるというので行ってみましたが、これがびっくり。墓地というより豪邸の並ぶ街といった風景。一軒一軒のお墓がそれぞれ趣向を凝らした美しい建築物。人が住んでると言われても信じてしまうくらいゴージャスで、とてもお墓に見えません。ここには歴代大統領や、歴史的に名を残した人、由緒正しい一族などが眠っているのだそうですが、アルゼンチンの聖母として有名で、映画にもなった「エビータ」のお墓もあり、今でも花が絶えず供えられているそうです。


墓地とは思えない佇まい。宗教も色々入り混じっているとか。一番右がエビータ(María Eva Duarte de Perón)の墓


ここはもとはオペラハウスだったそうな_。それが今では本屋さん。最近アメリカでは本屋さんが潰れているけど、こんな本屋さん、羨ましい…。


アルゼンチンの大統領官邸・ピンクハウス 
またエビータの映画に戻りますが、この建物のバルコニーで、マドンナ扮するエビータがあの曲”Don't Cry for Me Argentina”を歌ったのだそうです。

ところで、ブエノス・アイレスでのこのツアーは半日のツアーだったのですが、この後に訪れた教会で、私はなんと段差に気付かず、顔から転び、見事に前歯を2本折りました。というより、差し歯だったので、ボーセリンの部分をこわしました。このパンデミックで、まじめにマスクをしていたおかげで、誰も歯を失った事に気が着いた人はいませんでしたが、見事に唇も切り、かなり悲惨でしたがその他は骨折することもなく、まずは不幸中の幸い。でもこのツアーを途中で断念してホテルへ。ホテルに戻ってすぐにいつも診てもらっている歯医者に電話をして、帰ったらすぐに緊急で診てもらう予約を取りました。そして帰国した翌日に行くと、ナント約2時間半で差し歯はもと通りになりました。今の歯科の技術は凄い!

この日はもう一つ、夜にアルゼンチン・タンゴを見に行く予定があったので、しっかりマスクをして唇の出血と腫れをおさえながら行きました。


小劇場でしたが、アルゼンチンタンゴでは有名な劇場のようで、演奏者のノリもよく素晴らしかったです。


この小さな舞台に3組のカップルが同時に出て踊ると(この写真では一組ですが)さすがにすごい迫力でした。あのリズム感で、情熱的な曲に合わせて踊るカップルたちは、とてもセクシーでほんっとにカッコイイ!時間を忘れました。そして気がつけば夜中をとっくに過ぎていました。

コルドバへはローカル空港から飛行機で約1時間半。驚いた事にブエノス・アイレスのローカル空港では英語の案内が全く無いのです。おまけに飛行機の中も全てスペイン語だけ!これにはさすがに困りました。日本では多分どこの地方空港でも国内線の飛行機の中でも一応英語の案内が日本語の後にあったと思うのですが_。英語のわかりそうな係の人にゲート番号を聞いたり、人の動きを見て想像したり…。そうそう、iPhone  の翻訳アプリが初めてここで役立ちました。このあたりから、ちょっとイヤ〜な予感はあったのですが、コルドバに着いてみると、予想通り、ほとんど英語が通じない!! 日本語でも英語でもなく、スペイン語の国なんだから、仕方がないと言えば仕方がないのですが、エジプトに行った時を思い出しました。コルドバは大学の街なので、学生たちはもう少し英語を話すかなぁ、と期待したのですが、レストランでアルバイトをしているような学生でもほとんど通じませんでした。なので、さすがに一人でフラフラと出歩くことはできず、日中は狭いホテルの部屋で過ごしていました。でも夫の参加した学会のパーティはホテルからバスで50分ほど行った、広大な敷地のパーティ会場で、これはなかなか楽しめました。



バスがこの会場に到着したのは9時過ぎで、このパーティは9時半頃から始まり、最初の帰りのバスが出たのは12時半。帰ったのは午前2時を回ろうとしていました。とにかくこの国の人は、アメリカや日本とは違う時間帯で動いているようです。唯一英語がフツーに通じたホテルの人に夕食の予約をしてもらおうと、「6時半に_」と頼んだところ、目を点にして「そんなに早くに夕食?」と聞かれてこっちがびっくり。「普通は夕食は何時?」と聞くと9時か9時半なのだそう。どうりでブエノスアイレスでも、どこのレストランに行っても私たちの行った時間帯はガラガラだった訳です。それでもスペインと違いシエスタはしないそう。なので、昼ご飯は3時くらいだとか…。いやぁ、所変わればホントに色々なことが違うんだ、と思い知らされました。確かエジプトの空港は真夜中でもお店がオープンしていて、飛行機も夜中の1時や2時に運行していたっけ…。

アルゼンチンに来るにあたってはCovidの検査や制限は全くなく、とてもスムーズに入国できたのですが、アメリカに帰るにあたって、チェックインの際にCovidの検査が必要ということがわかり、そんなことを全く準備していなかった我々はちょっと焦りました。とにかく言葉の通じないところで出国24時間以内にテストを受ける必要があると言うのです。コルドバでテストを受けるか、アルゼンチンの空港に行ってから受けるべきか… 万一空港の検査場が混んでいたら、飛行機に乗り遅れるかも…。そんなこんな悩んだ末、ホテルの人に聞いてテストをしてくれるというクリニックのような場所まで行き、話をするとなんとか英語のできる人が出てきて、ナント、彼は日本語まで喋るではありませんか!とにかくその人のおかげで30分くらいでテストを受けることができ、その日の夜に検査結果が来てチェックインもでき、無事に帰国することができました。いやいやこの時期、まだまだCovidの影響は大ですが、それでもあんなに旅行者がいるのねぇ。なかなか貴重な体験でした。

 

 


New Year 2022

2022-01-02 | 生活

2022年の新年、あけましておめでとうございます。
同じ数字がこんなに揃っちゃって、こんな年も珍しいっていうか人生の中でそう起こることじゃない。2月22日になったらさらに珍しくなって、何か良いことでも起きないかしらん。なんて新年からつまらない事に感心している私。

今朝は夫が早朝テニスに出かけるというので、恒例のお雑煮は夜にまわして、朝はフツーにコーヒー、ジュース、数日前に焼いたケーキとフルーツという朝食。で、お昼におせちを食べることにしました。


一昨年同様、コロナのせいで日本からおせちを取り寄せることができなかったので、日本のスーパーから買い集めようと思ったのだけれど、なぜか品薄状態。適当にかき集めて、それらしぃ〜く並べてみました。お重に入れるとおせちっぽくなるものです。お煮しめは冷凍のお煮しめ野菜を利用。黒豆だけはちゃんと例年通り自分で作りました。おやつにもなるし、年に一度くらいは食べたい料理の一つです。


そしてこれがおやつのわらび餅。自分で作ってみたけれど、ちょっとあまり見栄えがしない…。でもまぁ、味は一応わらび餅。お抹茶と一緒にいただきました。夫は「ダブル抹茶が良かった!」ですと?エスプレッソと違うんですけど!

今年はどんな年になるのだろう。コロナは少しは落ち着くかしら。また旅行ができるようになるかしら…。日本に行って美味しいものも食べたいし…。願い事ばかりが増えていくこの頃。


去年11月末に生まれた孫のオーリーくん。ミノムシくんみたいだけど、平和なかわいい寝顔です。このコロナ禍でどんなふうに育っていくのかなぁ。まずは元気にスクスクと育って欲しいものです。
それにしても、ヒューストンは82°F(28°C)、とんでもなく暖かな元旦です。