Potter's Diary

私の生活諸々と陶芸作品の紹介(ヒューストンより)

The end of 2021

2021-12-29 | 生活

2021年もあと数日になりました。ほんっとに大したことを何もしてないのにただひたすら時間だけが流れていく。このコロナ禍でもう2年近くこんな状態が続いている。気の持ちようなんだろうけれど、それでも今までと違う生活は自分の心も暮らしもどこか狂わせている。

久しぶりに写真を整理してこんな壁掛けをオーダーしてみました。娘たちがそれぞれの家庭を持って子供が生まれ_、そんな思い出の写真を見るのは楽しい。子供はちょっと会わないうちに本当にあっという間に大きくなっていく。それと同時に私も歳をとっているわけだけど、そこんところは考えないようにして、自分の写真は見ないことにしよう。

今年は11月末にユージーンにいる娘のところにもう一人男の子オリバーくんが誕生!こんなコロナ禍で最高に嬉しいニュースでした。


長男のカイがしっかりお兄さんになってる!


家族が一人増えて、またサンタのストッキングも増えました。

そしてクリスマスはボストンの娘と孫がやってきて一緒に過ごしました。

来年はどんな年になるかしら… 歴史に残るであろうこのコロナの1日も早い終息を願うばかりです。


Oculus Quest 2-VRの世界

2021-08-24 | 生活


Oculus Quest 2

これご存知でしょうか?最近流行っているOculus Quest 2というVR(ヴァーチャルリアリティ)の映像やゲームを楽しむヘッドセットです。このコロナ禍で、よほど私が退屈しているのだろうと思ったのか、娘たちが誕生日に送ってくれました。確かにスゴイ世界です。宇宙船の中や色々な設定の中に自分の部屋を作ったり、「アンネの日記」のあの家の中を見学したり… とにかく3Dでリアルに触れてしまえるような感覚でその中に入り込んでしまうのです。私はまだほんの初心者でそれほど色々なことはやっていませんが、”The Room - A Dark Matter"というゲームを手始めにやってみました。一人用のゲームです。


突然別世界の部屋に入り込んで色々なものを探しながら謎を解いていくゲームですが、このヘッドセットをかぶってしまうと、今自分のいる世界と完全に隔離されてしまったような気分になります。そしてこのゲームの世界に入っていくわけですが、その中では自分の手で色々な操作をします。物をつかんだり、ギアーを引いたり、ハンドルを回したり、綱を引っ張ったり、紙を拾ったり… これをやっている私の姿を見た人はきっとびっくりするのではないでしょうか。妙なヘッドセットを被って、一人であらぬ方向に手を伸ばしたり引いたり(時々近くのテーブルに思い切り手をぶつけることがあります)。こういう自分の姿はあまり想像したくないし、見せたくもないので一人でいる時にしかやりません。そしてこれに入り込むと時間を忘れます。目も耳も完全に別世界のヒトになっているわけで、時々お腹を空かせた我が家のワンに「モシモシ…」と足のあたりを突かれてハッと我にかえります。初めのうちはあまり夢中になっていて、乗り物酔いしたようになって気分が悪くなったりしました。結局このゲームは夢中で一度終わらせましたが、面白くてもう一度ゆっくりと楽しみながらまわって見ましたが、本当によくできたゲームです。

そして最近「Myst」というゲームを手に入れました。ずーっと昔、多分コンピューターというものが家庭内に浸透し始めた頃に流行ったゲームですが、いまだに存在することにびっくり。あの頃は娘たちと「インディアナ・ジョーンズ」のゲームなどを夢中でやったものでしたが、この”Myst”は全く違う世界のゲームで、画面が神秘的でとても美しく、しかもかなり難しいゲームだったように覚えています。


世界はある小さな島から始まります。とても美しい神秘的な不思議な世界です。ほんの少しの音が遠くに聞こえるのですが、全くの孤独な世界。このゲームは何をどうして良いのか、全くヒントのないゲームです。ただひたすら歩き回って何かを見つけて進んでいく。それが正解なのかどうかもわかりません。一体今自分がどういう位置にいるのかもわからない…今始めたばかりですが、すでに動き回っているうちに結構乗り物酔いの症状に襲われて、たびたびこの世界から脱出。ゆっくりと楽しみたいと思っています。

世の中、知らないうちに驚くようなものが次々と出てくるものです。このヘッドセットはインターネットを使うとVRの中で第三者とゲームをしたり話すこともできるようです。娘たちもそれぞれ持っているので、いつかVRで会おうと言っているのですが、お互いになかなか時間が合わず、まだやったことがありません。ただ、ゲームの中にはかなり過激なものもあるようで、そんな世界に一人で入り込んでしまうのは、ちょっと怖い。このコロナ禍で、こんなVRの世界にはまり込んで、浸りきっちゃうヒトもいるんじゃないかと思うと、それはまたそれで怖いものがあります。世の中、これからどんな方向に進んでどんな世界になっていくのだろう。


Summer 2021

2021-07-12 | 生活

あっという間に6月も終わり、もう7月。な〜んにもしてなくても時間だけは過ぎて行く…。

それにしても今年の春はヒューストンにしては珍しく雨が多くて涼しくて_。そのおかげか花の成長がスゴイ。こんなに成長するんだ!とびっくりするほど花盛り。2月の寒波で、すっかり寂しくなってしまった庭だったけれど、花壇に新しい土を入れて、新しい花たちを入れたら、スゴイ成長ぶり。一雨ごとにぐんぐん増えて伸びて_。

 
クレマティスも今年はもう2度目。ピンクの花も真紅の花も咲いてます。みかんの実もレモンの実もどんどん大きくなってきています。


芝生の横の花壇を賑わせているのは、あの寒波を乗り越えたつよ〜い多年草の花たち。芽を出したと思ったら、ぐんぐん伸びる伸びる!あれよあれよと言う間にどんどん咲き広がりました。毎年、何やらわからない白いワタのような虫にやられてすぐにクタっとなっていたけれど、今年はまだ大丈夫。気をつけて見ていよう。

こんなに咲いてくれるなら、とちょっと気を良くしてもう一つハーブの花壇を作りました。パセリ、ベイジル、ディル、シソ… その他適当に色々な種も巻いてみました。どのくらい芽が出てくるものやら…。


ハーブ類と花を混ぜて、賑やかになりますように_。

 
先日ナーサリーに行った時にひと目で気に入って、なんだかわからないけれど買ってきてしまった花。名前はAbutilon。初めて見た花、初めて聞く名前です。多年草のようで、薄い花びらのまあるい花を次々に咲かせてくれてます。

 

 


春が来た! Spring 2021

2021-03-28 | 生活

ヒューストンに春がやってきました!この冬は、本当に大変な冬で、春がこんなに待ちどうしいと思ったのも久しぶり。2月に何十年来だったか、100年来だったかのものすご〜い寒波がやってきて、テキサス全体がハリケーンの時のような、いやそれ以上のパニックになりました。とにかく凍りついたりすることもなく、雪が降っても一晩で溶けるような気候の土地柄です。家の配管なども北国に比べると、ものすご〜くヤワで簡単にできていて、温度変化からパイプを守ろうという感覚は無いようです。だから夏になると、お湯を出しているわけじゃないのに、水の蛇口から熱湯が出てきてびっくりします。なので、お蕎麦や素麺なんかを茹でても冷やせません。そんなところにマイナス10度なんていう寒波がやってきたのです。なぜか真っ先に電気が止まりました。知りませんでしたが、この辺りは電気を作っているのはガスで、でもガスを供給する配管が凍りついてガスの供給ができなくなり、電気が止まっちゃったのだそうです。我が家は前回の大洪水になったハリケーンの時でも停電にはならなかったのですが、今回はしっかり2日間と半日止まりました。でもラッキーなことに我が家は家全体をカバーできる自家発電装置があり、それが停電と同時に動き出してくれました。かなり古くて大騒音(ご近所さん、すみません)で、いつまで動いてくれるものだろうととても不安でしたが、何とか停電の間中頑張ってくれました。


雪はしばらくこのまま積もっていました。噴水は水を抜いていたので、今回は凍っていません。

停電が回復し、ホッとしたところで、気温がちょっと緩み始め、それまで凍っていたところが溶け出したせいで、凍結で破裂した配管から水がどどーッと吹き出し、今度は家全体の水を止めなくてはいけないという事態になりました。すぐに配管工に電話しましたが、どこにかけても話し中。留守番電話もパンクしていて、メッセージさえ残せないのです。どこの家でも同じ事が起きていて、配管工が手配できないのです。結局一週間ほど水なしの生活を送りました。これだけの被害はヒューストンに来て以来初めてのことでした。破裂した配管が外だったので、家の中に被害がなかったのがせめてもの幸いでした。でもあとでよ〜く調べたら、庭の水栓がかなりダメージを受けていて、タイマーやホースの先のスプレーなどがこわれていました。今後は寒波の時はそういうものは全部外して家の中に取り込むことにしよう。それにしても、破裂した配管の修理って、見ていたらものすごく簡単でした。部品さえあれば、私にだってできる!次回のため(何十年後かも…)に部品買っておこうかな…。

 
去年の暮れに植えてあったチューリップの球根から芽が出てきていたところにあの寒波。シーツなんかを被せてはみたものの、きっと凍ってダメになっちゃっただろうと思っていたら、寒波が過ぎた途端、どんどん芽を伸ばし、一週間後にはこんなに花盛り。他の花壇は薔薇以外はほぼ全滅で、良い機会だったので、綺麗に掘り返して植え変えました。


ブルーベリーや柑橘類のマイヤーレモン、さつまオレンジは、鉢植えだったのでガレージに避難させていました。外に戻した途端にグングンと芽を出して、ものすごい数の花がつきました。今年も豊作かな。楽しみ!オリーブの木は鉢が大き過ぎて移動できなくて外に置いたままだったけれど、葉をたくさん落とした後、何とか元気に芽を出し始めてる!大丈夫。


Last tulip from my yard

春はやっぱり気持ちがいい!緑がどんどん伸びて花が咲いて_。こんなコロナ禍だけど、ちょっとだけ心が弾む。

 


Japanese Restaurant in Houston "Kata・Robata"

2021-02-15 | 生活


Kata・Robataの手巻き寿司セット(ウニ付きスペシャル)

去年の3月以来、全く外食をしていない我が家ですが、今までよく行っていたレストランから時々テイクアウトをしています。その中で、なんといっても一番すごいのが、Kata・Robataという日本のレストランからのお料理。今週末はバレンタインデーということもあって、北海道のウニが入ると聞き、早速、ウニ付き手巻き寿司セットをオーダーしてみました。このレストランのシェフは昔から知っている堀内さんという日本人のシェフで、テキサス界隈の料理のコンテストで数々の賞を獲得している凄腕シェフなのです。ヒューストンに数ある日本レストランの中でも日本人のいる日本レストランは数少なく、私としては、やはり新鮮な魚介類を見る目は日本人シェフだと思っているので、日本人シェフのいるレストランに行くようにしています。その中でもやはり堀内さんは特別で、今や、「シェフ・ホリさん」として有名なのです。

 
寿司ご飯(たっぷり)、本ワサビ(おろしたてのワサビ)、ガリ、シソの葉、ゴマ、海苔、そして<煮切り醤油>までついてきました。ほんっとにいつも至れりつくせりです。夫のお誕生日とバレンタインデーをかねて、獺祭で乾杯。

 
そしてこちらは、以前何度かお願いしたシェフのお任せコースのテイクアウト(上のふた折がひとり分で、それにお肉かホタテのソテー付き)。これもゴージャスでめちゃくちゃおいしかった…。

あ〜、それでもやっぱりお店に行って食べたい!




今日はバレンタインデー。アメリカでは、日本と違って男性が女性に花や贈り物をします。日本ではいつもたくさんの義理チョコをもらって、ニコニコして帰って来た夫ですが、アメリカに来てからは、いつもどこかで花を買って来てくれます。今日はゴージャスな真っ赤な薔薇。