迷彩のブログ Ⅲ

北海道在住の田舎暮らしです。日々の出来事や趣味のポン付けLEDバルブ等について、不定期に書いていきます。

久々にポン付けLEDバルブ! P9と新P9の比較検証

2018-05-13 19:31:00 | LED

​某掲示板の方には既に貼った写真や情報の焼き直し版なんですが、明るい!短命!でおなじみのP9と新P9の比較と多少の改造方法を纏めてみますよ​

まず、このブログでも過去に扱ったP9に関して詳しく書いた​過去記事→ブレークスルーしたポン付けLEDバルブ P9 HB3仕様​​

で、今回初登場の新P9とP9を並べてみた図
観て判る様に、ほぼほぼ同じ物と思ってもらって構わないほど、この2つは似ています。
まず消費電力は簡易計測で双方とも42W辺りで滅茶苦茶明るく、素子の発光部分が結構大きいため照らす範囲も大味です。
 
まずは純正ハロゲンとP9の壁ドン比較

続いて、新P9と純正ハロゲンの比較

撮った日は違いますが、だいたいそれぞれの照射パターンがどんな感じか見当が付くと思います。

P9は、出来る限り収束させる位置に素子が配置されているのですが、新P9はかなりピントがずれているのが判りますね。

​タイトル写真(1枚目)を観ていただけると判るのですが、双方の素子の取り付け位置にはかなり違いが有るのが原因です​

​これは・・・新P9の方がおかしい。なんていうか設計段階からミスしてるように感じますよ。どうしちゃったんでしょう​

 

そうほうを同時→新P9だけ→P9だけ  ・・と続けて貼ってみましたが、これを観てもどう考えても新P9は拡散しすぎていて、あまり使い物になるような気がしませんでした。

なので改造です​

↑ 左は箱だし状態 右が改造済み 

要は、純正バルブの台座からフィラメントまでの寸法に合わせて、新P9の放熱フィンの上部をサンダーで削り、台座の位置を数mmほど下げる加工です。

固定には新しいネジ穴を開けて、タップでネジ切りするのが完璧なんでしょうが、面倒なので瞬間接着剤で固定です​

結果的に壁ドンしてみたらP9と全く同じパターンになったので、まあ善しとしました。↓​

 

さて、双方がかなり似たプロフィールなのは理解して頂けたと思うのですが、細かく見ていくと結構大きな差もあります。

一枚目がP9の分解図で、下が新P9の現物をばらした図ですが、素子が張り付いているベースの仕組みに最大の違いがあります。

​P9はみんな大好きヒートパイプを採用。それに対して新P9は最近のIPFのLEDバルブで使われた技術の真似品?

流石に、国産最先端を往くIPFの技術を細部までパクッては居ないようですが、時期的に見ると参考にした可能性がかなり有りますね。

新P9に関しては赤銅の無垢​​物・・言ってしまえば単なる銅板にプリント基板を貼り付けた感じです。

ただ、この方法を採った事で表裏の素子がかなり近くなり、ハロゲンにかなり近い照射パターンが望めるのでは?と、かなり期待していましたが

P9とほぼ同じパターンしか出せません​う~~~~ん、不条理だわ

今のところ、PIAAのLEH121が収束という点のみで見るなら一番ですわ。

ここまで収束しちゃうと、最初は若干不安なんですが・・・そのうちに良さが判って来ます

ただ、某巨大掲示板の方でP9と新P9の耐久試験をする旨書き込んだ手前、交換してどちらかが切れるまでトコトン使い倒してみますわ​

次回は何時になるのか、ちょっと予想がつきませんが・・・悪性腫瘍の最終治療行程であるところの「放射線治療」で入院予定だったのが通院に変更になったので、そこそこ使用頻度が高く推移する見込みなので、意外と早く決着が付くかもです。

では!

※5/16 追記

改造済みの新P9とP9の壁ドン比べ。

まずP9

DSC01246.JPG

続いて新P9

DSC01247.JPG

同時点灯

DSC01248.JPG

まあまあ似た感じになってますが、新P9の方が少し収束してるような感じです。



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