一時(昭和40年代後半あたりから)けっこう流行りました。
※調べてみましたら 昭和47年(1972)kodakから新規格110フィルムが発売。
玩具のような物も結構ありましたがこれはかなり重厚な作りです。
レンズはROKKOR 26mmF3.5 シャッターは1/200固定 絞りは手動、
マジキューブ(4連発のフラッシュバルブ・そのうち他の110で詳しく)をやめてスピードフラッシュを搭載した高級路線。
昭和53年(1978)前後 価格も現段階で断定できません。やはり当時の雑誌を紐解くほかは術がないように思います。
※加筆:昭和53年(1978)発売のカメラ雑誌に掲載されてました。同年かそれより少々前かと思います。 ¥21.000(ケース・ストラップ付)
スライド式のレンズキャップ。閉めるとファインダー視野が▢~〇に」変化する。
左のオレンジ色のスライダーが絞り・右側が距離設定スライダー。
〇はシャッター釦 AE機能は無い。
左 レディライト その右側に電池室(単三電池×1) スピードフラッシュ用でしょう。右側のスライダーで裏蓋を開く。
右端がファインダー。パララックスが大きそうです。
底部 右側のスライダーでフィルム巻き上げ。
内部です。トイカメラに入れるには可哀そうなほどしっかり作ってます。
この後 ZOOMレンズ付きを出したり しまいには一眼レフまで発売いたしました。
でも110(13×17mm) 135の1/4ほどでは画質は望めません。サービスサイズ専用と割り切る必要があったと思います。
フィルムはありませんが シャッターは切れました。とりあえず使用できそうです。