
本当は Nikon F にフィルムを詰めて撮りたいのですが......。
後のことを考えると、とりあえずDSLRで、と。
Nikon D700(135と同サイズのフォーマットです)に装着。
当然AUTOは使えません。
(ピントはフォーカスエイドが働きますが、回転ヘリコイドを手でグルグル)
露光は 常用していた Tri-X Pan に合わせて ISO400.
絞りはとりあえず f8に。
シャッター速度は 1/500。前後±0.7EVで計三枚撮影。
まずは短焦点側 90mm ネットに掲載する程度でしたらまあまあでしょうか。
同じ場所から、望遠側の250mmで撮影。こんなところでしょうか。
50年前のレンズですから多くを期待してはいけませんね。
以上は昨日の撮影です。
さて、一夜明けて快晴です。
何しろレンズが50年前のサードパーティ製です。Nikkor特有の蟹爪はありません。
D700ですから TTL露光計が組み込まれておりますので測光はできます、がこれがけっこう面倒です。
シャッター釦を半押ししながら、さらにプレビュー釦を押し込み、絞りリングをカチャカチャ。
このレンズを使用していた Nikon F は Photomicファインダーは取り付けてませんでした。
全くのマニュアル機です。Photomicファインダーの購入も考えたのですが感材(フィルム・印画紙などなど)に回しました。
マニュアルモードで SEKONIC を使用することにいたしました。当時とほぼ一緒です。
さらに段階露光をすればまず問題は無いでしょう。
90mm f5.6 1/2500 周辺光量が不足がちです。
135mm f5.6 1/2500
250mm f5.6 1/2500
※三枚とも、RAWで撮影 ホワイトバランスは晴天
Photoshop形式(PSD)に別名で保存
レベル補整をAUTOで その後、トーンカーブを若干持ち上げてます。
ノートリミングです。
Photoshopで追いこんで行けばそれなりの画ができそうです。
※最近のシステムに慣れてしまっているので扱いが少々面倒です。
が、昔を偲んでたまに持ち出すのはありかなと思いました。
気が向いたら続編を掲載するかもしれません。