「君が大人になるころ 僕はプロになっているかもしれない」
早見優のCMを記憶している方は....まだけっこう居りますよね。
昭和57年(1982)¥40,000 Black ¥42,000
Pentax Mシリーズの最終モデルです。当時最小サイズを競っていたひとつです。
事実かなり小さいです。小さいことはメリットもありますがデメリットもあります。
手の大きい者にとっては扱い辛かったりします。
このカメラに関してはオート化が進んでいて複雑な操作はあまり必要といたしませんが。
軍艦部 巻き戻しクランク 引き上げると裏蓋が開く その周りに フィルム感度設定ダイヤル。ASA25~1600
ペンタ部上にホットシュー
シャッター速度環はありません。無いと言うより無いに等しいと言う方が正しいでしょう。
B シンクロX 絞り優先AUTOのみです。非常に割り切ったカメラです。
「一眼レフは欲しいがあれこれ面倒なのは嫌だ」と言う方には最適です。
あとは巻き上げレバー(ラチェット無し)とカウンターです。
裏蓋はデーターバックと交換できます。
ファインダーを覗いてみると...。明るくて見やすいです。
中央にスプリットイメージ。その周りにマイクロプリズム。
スクリーンの左端にシャッター速度が表示される。下から UNDER 1 ~ 1000 シンクロマーク
電池を入れてみました。シャッター釦を押すと数字の脇に橙ランプが点灯します。光量不足の場合はUNDERの脇に赤ランプ。
右端はモータードライブ(ワインダー?)との連結部。バッテリー室。三脚ネジ穴。巻き戻し釦。
左端にモーターとの連結ピンとターミナル。
正面にはセルフタイマーだけです。
マウント奥にファインダースクリーンが見えております。なんと交換可能です。
このカメラまだ十分使えます。AUTOオンリーですので補整が必要なときはASA感度設定を弄るしかありませんが。