梅雨明けも流石にもうすぐでしょう。
「海に持って行くに最適なカメラを」ということで購入したことがあります。
FUJICA HD-1 昭和54年(1979)¥33,800
38mm F2.8 プログラム電子シャッター(1/8~1/500) 耐水深1mだったかと?
生活防水でダイビングのお供にしても船上・陸上用です。
すでに手元に無いのでネット上にある画をお借りいたしました。
発売と同時に購入いたしました。私が持っていたのはブラックでした。
カラーバージョンの異なる物は後になって販売したのでは無かったか??。
レンズ鏡筒に距離環 目測です。38mmとワイド寄りの焦点距離でしたので日中のスナップ程度でしたらほぼ問題はありませんでした。
軍艦部のシャッター釦は赤いゴムのカバーがされておりました。これで大丈夫かと少々不安を覚えた記憶があります。
このグリーンの個体はそのカバーが無いですネ。
ストラップが独特でした。首から下げるとともにレンズ部を挟み込んで体に巻き付け固定できた記憶があります。
画像を捜しましたが見つかりませんでした。と言うことで記憶だけでモデリング。ネックストラップの他にこんな形状のストラップがあったと思います。
中央の裂け目にレンズ部を通してボディに巻き付けた記憶があります。
本体はすでにありませんが、ストラップだけは家のどこかにあるはずです。そのうち見つかるでしょう。出てきたら掲載いたします。
海水浴場に行くときは常に携行してました。カメラはすでにありませんがこれで撮影した画は残ってます。
サービスカット。
もっと大きい画を掲載しようかとも思いましたが承諾を得ておりませんのでこれくらいで。
フィルムがだいぶ劣化しておりました。
このレディも いまは齢六十.....。
裏蓋を開けるとこんな感じです。
気にいってたのですが ある日突然。蝶番部分に亀裂が入りました。
海での使用後は淡水に充分漬置きした後乾燥させていたのですが。
原因は蝶番の中にある金属の軸に錆が発生膨張して亀裂を生じさせたものと思われます。欠陥商品と言われても仕方が無いでしょう。
たぶん後のロットの物は材質を変えたと思いますが...。
私の記憶が確かならば 「HD」は「Heavy-Duty」の略とカタログ広告にあったはず。
その後 ストロボつき(HD-S)になったり モーター巻き上げ(HD-M)になったりして数年間販売されました。
私はHD-1で懲りたので 次はありませんでしたが。
※コメントに使用方法をとありましたので追記することにいたします。
但し40年以上前の記憶だけですので齟齬があるかもしれません。
HD-1は防水仕様のカメラですが経年変化でその機能が損なわれている可能性があります。
シャッターボタンを覆う赤いゴム膜、底にある巻き戻し釦のゴム膜が損傷している場合は水中に持ち込むのは諦めた方が良いでしょう。
プログラム電子シャッターですので電池を必要とします。底にある電池室の蓋をコインで開けてください。
電池の型番は忘れてしまいましたがもしかしたら入手できない水銀電池だったりするかもしれません。
電池が入っていたらその型番を視て検索すれば互換電池やアダプターなどが見つかるかもしれません。
新しい電池を装填いたしましたらフィルムを入れます。圧板が裏蓋ではなくボディ側にあるので注意してください。
フィルムを装填したら空送りをいたします。
カウンターが1になったら巻き上げが出来なくなると思います。シャッターボタンを押します。
シャッターが切れれば撮影可能かもしれません。
フィルム感度は上面にあるギザギザのあるノブで設定します。
ピントは目測です。レンズ周りのヘリコイドを回転させて決めます。
ざっとこんなところでしょうか。シャッターが故障していなければ写っているはずです。
(ゆうた殿へ)
何が何でも使用したいのでなければ目につくところに飾って個人をしのぶ方が宜しいかと思います。
この時代のカメラはけっこう面倒です。フィルム装填も満足にできない方がたくさんおりました。
操作も撮影結果も、たぶんスマホ・コンパクトデジカメの方が宜しいのではないかと思います。
コストも段違いです。
知り合いの遺品でfujica hd-1を頂いたのですが、撮れているのか、そもそも動いているのかわかりません。
使用方法などご教示いただけませんでしょうか?
調べてもなかなか出てこないので…
ご回答いただきありがとうございました。