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POHNPEI 1994 October ダイビング その5

2021-12-10 14:07:11 | 写真 海

             十月五日
  さて、本日の朝食は・・・・・・。
 まずは珈琲。それを頼んでからメニューを展げた。
 和朝食・・・六ドル。これでいいだろう。
 出てきたものは丼飯に味噌汁、焼き海苔、目玉焼き、それに香の物がついていた。
 これで納豆と鯵の開きがついていたら完璧なのだが。

  早々と朝食を済ませダイビングサービスへ。
 壁に掛かっているボードを視た。昨日と同様に客は四名のみのようだ。
 本日のボートはサメ・カメ・マンタ号。三十フィートに満たない平型和船である。
 オペレーターはユキ姐。走り出すまでは多少の不安があったが経験は豊富そうだ。
 小技もよくこなしている。もっとも環礁の中なので大きな波もうねりも無いが。
 浪速シスターズ姉が「マコPー」と燥ぎながら叫んでいる。青年の名はマコトとでも言うのだろう。
 しかし、本当にこの浪速シスターズは喧しい。普通の客ならば敬遠するだろう 
 !。水着が昨日とは異なる。『ふーん。女の子シテルジャン』

 点在する小島の間を抜けて艇はリーフの外に出た。
 うねりはかなり強い。スタッフはアンカーリングに手間取っている。

         三本目 マントツインロック

 ブリーフィング。
 「結構深いですから、エアが無くなった時点でエキジットします」とマコP。
 「申し訳ない、エアもちが悪くて」
 「二つに分けますから」
 「あっ、そう」

 エントリー。
 バディに先行してバックロール。
 水深十メートル。頭上を見上げた。
 バディがエントリー。しかしなかなか潜行してこない。
 『??????』暫く待つことに。
 ユキ姐と浪速シスターズはすでに水路を渡り始めた。
 棚の淵でマコPが多少いらついた顔で待っている。
 『どうする?。浮上してみるか?』
 ・・・・・・漸くバディが到着。

 水中移動。水路の底は砂地である。水深は不明。かなり深そうだ。
 それを渡り最初の尾根に。水深はニ十六メートル。
 ポーンペイのダイビングスタイルは大物狙いのウェイティングが主のようだ。
 尾根の上でじっと目を凝らす。運が良ければマンタが現れると言うのだが・・・。


 十メートルほど先イソマグロらしき魚体。群れをなして横切って行く。
 フラッシュの光は水に吸収されて届かない。
 その他は?・・・取り立てて記すべきものは顔を見せない。
 ・・・・・・
 エキジット。
 「どうして潜行に時間がかかったのだ?」
 「あはっ!。あれはねー・・・」
 なんとバディはフィンを着けずにエントリーしたのだ。
 「それでなかなか進まないでしょう。船に辿り着いて脚を上げて履かせてもらった」
 受け取って自分の手で履くべきだろう。その方がはるかにはやい。
 ボートの前方に小島が近づいて来た。無人島らしい。
 コンクリート製の桟橋。
 小屋。モーターのうなる音。金網のフェンス。何かの養殖場のようだ。
 昼食。
 現地人二人は弁当を抱えて我々から離れ島の片隅へ。
 ダイビングサービスの方針なのかそれとも彼らの・・・。
 昨日と同様にどうも食欲が無い。半分ほど残して波打ち際へ。
 コンクリートのスロープ。船曳場跡か?。
 飯粒を一塊投げてみた。すぐに群って来たのはスズメダイである。
 もう少し色鮮やかな魚が視たいと思うのは当然の要求。


 黄色。???。トゲチョウチョウウオだ。スズメダイに負けずに貪っている。
 現地人の二人は小屋の下で横になって昼寝をしている。
 ボートの中でもマコPが昼寝をしている。
 浪速シスターズとユキ姐はトリオ漫才でけたたましい。

 シューノーケリングで暫く時間をつぶすことにしよう。

 つ づ く

 ※掲載順位がランダムなのでダイビング記事の目次を作りました。
  年代順となってます。

  ダイビング編目次

 



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