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Nikon F3 後編  (135・SLR)

2020-07-23 12:15:59 | カメラ レンズ 写真用品

Nikon スピードライト SB-17を取り付けてみました。
巻き戻しクランク部にホットシューがあります。
一般的なカメラはペンタ部上ですが...。

180°回転させるとレンズ上部に発光部が来ます。好みと必要に応じて使い分ければ宜しいでしょう


汎用ストロボ用のホットシューも用意されてました。クランク部に取り付けるとコードレスで使用できました。

使用説明書が見つかりました。40年を経ているのにそこそこ綺麗です。
最初にこれを捜せば良かったです。

モータードライブMD-4とスピードライトSB-17の使用説明書も出て来ました。

前編で記載しなかったことをいくつか。
緊急作動用レバーの中心の押し釦はメモリーロック釦です。
後方から視た場合ファインダーの左脇にアイピースシャッターレバーがあります。
ファインダーから目を離しての撮影(セルフタイマーによる自分も入る撮影。ワイヤレスの遠隔操作など)時にファインダーから逆流する光による露光計の誤差を防ぐ為の物です。
AEならではの機能です。マニュアル撮影でしたら不要です。

モータードライブMD-4を取り付けたところです。
F2までのモータードライブは結構面倒でした。設定シャッター速度によりドライブの調整が必要だったり...。(詳しくは後日 Nikon F2で)
F3から着けっぱなしで気楽に使用できるようになりました。

流石にモーターを装着すると小型とは思えませんが。

MD-4は電池ホルダーが邪魔をして中央に三脚穴が設けられませんでした。
三脚穴はレンズ光軸の真下にあって欲しいものです。その為のアダプターが用意されておりました。


モーターは後方に倒れそうなフォルムです。
この形状のおかげで標準レンズを取り付けたくらいでしたら前に倒れることはありません。
グリップ上部にダイアルが」ありロック。単射・連射の切替ができます。
中心部は当然シャッター釦です。
軍艦部の釦を押してもシャッターは切れますが連射モードにしていても単射です。
フロント部にリモートターミナルがあります。ワイヤレスの遠隔操作が可能でした。
私はシャッターボタンを追加してここにエアーレリーズを着けて使用しておりました。

巻き戻しも電動です。赤矢印の先のボタンを押し込みながら緑矢印方向にロックレバーをスライドさせ。
自動巻き戻しレバーを上にスライドさせます。フィルムのリーダー部はパトローネの中に巻き込まれます。
別売りのアクセサリーによりリーダー部を残しての巻き戻しが可能です。が、現物を視たことがありません。
途中で巻き戻しをストップさせ、残りを手で巻き戻せば済むだけの話ですから購入意欲は湧きませんでした。

MD-4は底面のパトローネ室カバー(裏蓋の上に乗せてある)を外して取り付けます。

バッテリーホルダーに取り外したカバーの収納部があります。

親切設計です。これが無かったらたぶん探せなかったかもしれません。

 

電池は単三8本。(F2は10本だったような気が。これもいずれF2で)デジカメと異なりフィルムを移動させるにはパワーが必要なのです。
完全充電したはずのエネループをバッテリーホルダーに装填。

いざ!。・・・・・・・・・・・・・・・・反応無し。
バッテリー8本の電圧をテスターでチェック.....0?
個々に測ると問題無し。ホルダーの端子の一つに変色が。接点復活剤だけでは✖。一番眼の細かいサンドペーパーで磨く。
漸く8本分の電圧に。....しかし、症状は変わらず。
バッテリー室の奥を覗くとやはり端子の一つが変色。棒の先にサンドペーパーを取り付け磨く。

「Nikon F3」完全復活です。 

早速 撮影 と行きたいところですが またひとつ問題が。
F3のスクリーンはマイクロスプリットが標準装備されていました。
私の F3は全面フルマットに変更してありました。
F3をメインに使用していたときは老眼はまだ始まっていませんでした。
少々不安です。ファインダースクリーンを捜す必要がありそうです。

 つ づ く

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