このカメラも 素性がはっきりいたしません。検索を駆使いたしましたが ↓ の画像 「D-I」が見つかっただけでした。
この写真 ↑ から判ることは レンズ名 と 焦点距離 35mm 開放F値 F8 くらいまでですね。
では所有している 「D-II」を視て判ることを記します。
「D-I」との大きな違いは レンズ周辺の水玉 セレン式露光計の受光部のようですがダミーです。
このカメラには露光計は内蔵されておりません。
ボディ前部 シャッター釦の前のスライドレバーはシャッター釦のロックをするものです。
このカメラは巻き上げなくてもシャッターが切れます。しかも何度でも。その為に「D-I」から進化した物でしょう。
レンズ部左 シャッター速度切り替えレバー B・おそらく1/50くらい。
レンズ部右に絞り切り替えレバー f8 と f11?。
ファインダーは素通し 巻き上げはノブ式
ファインダー位置がレンズ光軸上に移動してます。左右のパララックス対策でしょう。
裏蓋を開くと...............。
フィルム面は例によって湾曲しております。単玉レンズでしょうね。
それよりも正方形です。このカメラは紛れもないボルタ判カメラです。
このカメラ撮影できます。
120フィルムの裏紙を35mm幅に切って135フィルムを巻きこめば可能です。
ちょっと試してみたい気もいたしますが........たぶんしないでしょう。
戦後カメラ発展史に「Prince flex」二眼レフの記事がありました。東洋光機とあります。
記事内の写真は玩具レベルではありません。
たぶん「D-II」を作ったメーカーでは無いでしょう。
その後検索を重ねておりましたら「D-I」と外見一緒の「HOBBY35 J」と言うカメラが見つかりました。
「大真精機という会社がつくったらしい。この会社は東郷堂と関連があるらしいけど詳しいことは不明」との記述
ミゼット判のHOBBYと一緒............!。東郷堂............。