お昼の天気予報をつけたら、「東京・渋谷の湿度は87%」とのこと。87%て・・・
どおりで髪の毛が今日も最高潮に爆発しているわけですわ。サイズの合わないウィッグをかぶっとるみたいで、どないもならん・・・
気温がちょっとだけ低いのが多少救いではあるものの、この日本の湿気は、いやはやなんとも
先週は急速に暑さが到来し、あまりの蒸し暑さに朝、暑さで目が覚めたほど。そんなこんなでぐったりで、帰ってからおべんとうの仕込みにまで手が回らず、朝起きてからヨーイドンで作ったのがこちら。
この日は全部、ブロッコリーさえも朝茹でるという慌ただしさ。前日の夜から、かぼちゃを使うことは決めていたものの、マヨ和えにする気力もなく(蒸すのがめんどくさかった)、どないしよかと思案するうちに寝てしまい、朝目が覚めた瞬間「煮物!!!」と心が決まり、半分寝ぼけてるにもかかわらず、食べ物のことになると早朝から判断力に冴えをみせる自分に驚いたり。決まったら作るのみで、冷蔵庫からゴソゴソと材料を取り出し、バーッと作りました。上からブロッコリー(ゆずマヨ付)、かぼちゃの煮物、あと葱と玉ねぎの卵焼き、毎度おなじみプチトマト(これぞ隙間調整という入れ方でっしゃろ)。かぼちゃの煮物に葱々卵はどう考えても「和」なのですが、いま白ごはん抜きなので炭水化物は全粒粉パン。トマトと玉ねぎのチーズサンド、これ大好き!!いつも給食に牛乳が出ていたように、和でも洋でもお昼は熱い「ほうじ茶」と決めているので、和洋折衷とまではうつくしくいかないけど、「うめ」のおべんとうはだいたいいつも和洋ミックス、要は「混ぜ混ぜ」です。しかし朝起きてから、こんだけ作れるもんなんやな~と、ちょっと感動しました。まあ、そのあと朝食の準備もあったので、結果的にはいつもより1本遅い電車に乗ったのですが・・・
そんなふうに始まった一日のレシピです。
☆かぼちゃの煮物
<材料>
・かぼちゃ:4分の1くらい
・にんじん:1本の半分
・いんげん:わりと多めに
・鶏肉:阿波尾鶏(ごひいき)のもも肉かひき肉
・お醤油:適量
・メープルシロップ:適量
<つくりかた>
1.かぼちゃを切る。おべんとうを意識すると、詰めやすいよう少々ちいさめにカット。
2.かぼちゃをお鍋に入れ、ひたひたくらいに水を入れて煮始める。その間に、にんじんは輪切りに、いんげんはだいたい3分の1か4分の1くらいに切っておく。
3.ぐつぐつしてきたら、にんじんといんげんを投入。ひと口サイズに切ったもも肉(あるいはひき肉)も投入。
4.お醤油を入れ、メープルシロップを加えて、味を調整しながら、ひと煮立ちさせる。
ごはんのときには鶏はひき肉の方がおすすめですが、おべんとう用にはもも肉の方が詰めやすいです。私は鶏皮は事前に取り除かず、コラーゲンがかぼちゃにしみわたることを期待しつつ一緒に煮て、食べるときに(時間に余裕があれば詰める際に)皮を取ってしまいます。お醤油はもちろん代わりに「豚々拍子」等の「おつゆ」を使ってもOKですが、お醤油とメープルだけのシンプルな味付けの方がいいような気がする。メープルのコクが深みのある、だけど程好い甘さを出してくれるので。煮物は香りだけでは判断を誤るので、ちゃんと味見して調整しております。
☆トマトと玉ねぎのチーズサンド
<材料>
・パン:2枚
・トマト:半分(・・・も使わないけど)
・玉ねぎ:8分の1くらい
・スライスチーズ:1枚
・マスタード:少々
・ブラックペッパー(あらびき):少々
・バジル(乾燥):少々
・オレガノ:少々
<つくりかた>
1.パンを軽くトーストする。
2.その間に、トマトを輪切りにし、玉ねぎを薄めにスライスする(朝なので日によって出来がまちまちの傾向)。
3.パンの片面にマスタードを塗り、もう片面にスライスチーズをのせる。
4.チーズの方のパンにトマトの輪切りを2~3枚置き、上に玉ねぎのスライスを散らす。ブラックペッパーをふりかけ、バジルとオレガノをちょちょっと足してあげて、ふたをして(→もう一枚のパンを上にのせる)できあがり。
シンプル極まりないですが、本当においしくて大好き。なんかもうひと声というか、あとひとつくらい何か挟んでもよさそうな気はしますが、サラダ菜とかレタスとかの菜っ葉を挟んでも、時間が経つとしなっと、というかへにゃっとしてしまって嬉しくないので、私はそんなものは最初から挟まない。マスタードの代わりにマヨネーズのときもあります。うっかり者の私はよくパンを焼き過ぎてしまうので、黒こげにならぬようご注意。
おべんとうで何がいいって、食べ終わったあとの「あー、今日もおいしかった」という満足感。お昼におべんとう箱を開けると、朝バタバタと準備した食材たちがそれぞれちょこんと座って待っていてくれて。作った甲斐あったなあと、パシャとカメラに収めるとき、ついさっきまで「素材」だったものが、こんなふうに姿を変えるのがまた楽しく、おべんとう作りもまた「ものづくり」なんだなあと思います
文章もおべんとうも、出来上がったものは自分が作ったような気がしないのも似てるかも。
これ、誰が作ったん(書いたん)?という気持ちに、いつもなる。自分で作ったのに、なんでかな
最近、いよいよ本能(食い気)全開で、おべんとうも簡単なのばっかりやし、恥ずかしいかぎりなのだけど、見てくれてると思うと嬉しいわ~~ありがと
そうそう、私のおべんとう箱入れて持っていくのにね、まりちゃんの結婚式で頂いた綺麗なグリーンの巾着袋を使ってるんだよ
たしかお赤飯が入ってたんと思うんだけど、愛用させていただいています☆
特にこれからの季節は夜作っておいて、冷蔵庫で十分冷やして持っていったほうが安全ね。お互い体調に気を付けて、毎日楽しく過ごそうね!