先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

人材採用・定着の鍵は福利厚生にあった

2020年04月27日 10時49分08秒 | 日記

 日経XTECHによると「人材採用・定着の鍵は福利厚生にあった」という。給与については言及していないが、確かに中小企業の福利厚生は大企業に比べて皆無に近いかも。

そこで、このレポートの根拠となった、経済産業省の健康経営における労働市場へのインパクトという平成29年度の調査資料を見てみる。

就活生のどのような企業に就職したいかの要因は、トップが福利厚生、2番目が従業員の健康や働き方に配慮しているかで給与水準は4番目であった。

 

以下、日経XTECHの記事の引用::::::::::::::::::::

労働人口が減少する中で人材の確保は難しくなる一方だ。特に知名度も資金も不足している中小企業にとっては深刻な問題となっている。人材不足が事業の継続を左右する場合もあり、苦労して採用しても、定着せずに他社に転職されてしまうケースも少なくない。

 採用や人材の定着という面で、中小企業が大企業に遅れをとってしまう原因の1つに上げられるのが、福利厚生の違いだ。資産の蓄積もあって社内体制も整っている大企業の多くは、従業員向けに手厚い福利厚生を提供している。採用ページなどでもその充実度をアピールしているケースは多い。

 実際に新卒や中途の求職者が余暇の過ごし方や結婚、育児、介護への備え方など、将来を見越した人生設計を考えて企業を選ぶようになっている。各種調査からも福利厚生を重視する傾向が鮮明だ。

●調査結果で見る福利厚生の重要度
 
就活生は就職したい企業の条件として福利厚生の充実度をトップに上げた(図左)。転職の場合でも74%に上る(図右)

 福利厚生の充実度は人材の定着という面でも大きな意味を持つ。レジャー施設などの割引き制度や育児、介護費用の補助などを利用している人は転職の割合が少なく、働き方改革で自由な時間が増えることで、能力開発につながる研修プログラムがあれば積極的に活用する人も多くなる。

 以下は、特定の研修プログラムの宣伝であるので割愛。


ビデオ会議、陣取り激しく Facebookが新サービス

2020年04月26日 01時57分34秒 | 日記

日経によると「ビデオ会議、陣取り激しく Facebookが新サービス」という。米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はビデオ会議で新サービスを発表した

【シリコンバレー=奥平和行】新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために世界各地で外出規制や在宅勤務が広がり、ビデオ会議システムの利用が急増している。市場拡大を追い風に事業強化の動きが相次ぎ、米フェイスブックは24日に新サービスを発表した。ただ、使いやすさと安全の両立が課題となり、競争は混沌としている。

「今日から当社はビデオを使ったサービスで全領域をカバーすることになる」。新サービス「メッセンジャールーム」を発表したフェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)は24日、こう強調した。

従来は2~4人を対象としたビデオ通話、大人数が一斉に視聴する「ライブビデオ」を提供してきたが、メッセンジャールームはこの間を埋めるサービスとの位置づけだ。最大50人が参加でき、参加者の利用登録は不要とした。料金は無料で時間制限は設けない。数週間以内に世界で使えるようにする。

フェイスブックは売上高の98%をインターネット広告が占め、利用者のサービス接触時間の増加は収益拡大につながる。利用促進に向けて以前からビデオ関連に注力してきたが、外出規制の広がりを受けて開発を加速した。仕事に加え、習い事や雑談、飲み会といった目的でビデオ会議の利用が一気に増えたためだ。

先行したのは米ズーム・ビデオ・コミュニケーションズの「Zoom(ズーム)」だ。昨年12月時点の1日の利用者は約1000万人だったが、4月に入り3億人まで増加。URLや10ケタ程度の数字で構成するIDさえあれば参加できる使いやすさや、背景を好みの画像に変えられる利便性などが評価を受けた。

各社はズームの急成長を注視し、フェイスブックのメッセンジャールームもURLだけで参加できるようにする。背景の変更は米マイクロソフトが「Teams(チームズ)」に導入し、画面を格子状に分割して参加者を一覧表示する機能は米グーグルが「Meet(ミート)」で追随した。

だが、利用急増により使いやすさだけでは不十分なことも分かった。ズームで第三者が会議に介入して邪魔するといった問題が相次いで発覚し、同社は新機能の開発を全面停止して対応を急ぐ。フェイスブックやグーグルは安全性の高さを訴えてズームとの違いを出したい考えだが、使いやすさとの両立が課題で最適なバランスを探る動きが続く。

「顧客の声に集中して機敏に動けば、規模が小さい企業にもチャンスはある」。ズームのエリック・ユアンCEOはこう繰り返してきた。だが、フェイスブックが24日に新サービスを発表すると株価は急落した。ズームが問題への対応を余儀なくされるなか巨大IT(情報技術)企業が本腰を入れ、コロナ後もにらんだ陣取り合戦が激しさ増しそうだ。

Facebook、無料で最大50人のビデオ会議 Zoomに対抗

 

米フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)はビデオ会議で新サービスを発表した。


【シリコンバレー=奥平和行】米フェイスブックは24日、ビデオ会議・通話サービスを拡充すると発表した。最大50人が無料で使える「メッセンジャールーム」の提供を始める。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にビデオ会議の需要が高まっている。サービスの強化で利用者が急増している「Zoom(ズーム)」などに対抗する。

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が自社のビデオ会議サービス「ライブビデオ」を通じて発表した。同社は5月に年次開発者会議「F8」を開く計画だったが、新型コロナの感染が広がったことを受けて中止を決めており、予定していた内容の一部をビデオ会議で説明した。

ザッカーバーグ氏は「一部の地域ではビデオ通話サービスの利用が(新型コロナが流行する以前の)10倍以上に増えている」などと説明した。従来は大人数を対象にしたライブビデオと2~4人向けのビデオ通話を提供していたが、この間を埋めるサービスとしてメッセンジャールームを追加する。

参加人数の上限はズームの無料版の100人より少ないが、追加料金を払わなくても時間の制限を受けずに会議を開けるのが特徴だ。フェイスブックの提供しているサービスのアカウントがなくても会議に参加できる。一部の国から始め、数週間以内に世界各地で使えるようにする。

傘下の対話アプリ「ワッツアップ」を通じて提供しているビデオ通話サービスは来週から、参加できる人数の上限を4人から8人に増やす。大人数向けのライブビデオは別の場所にいる参加者を話者として加えることができる機能「ライブウィズ」を追加し、参加者がイベント主催者に寄付できるサービスも始める。

ビデオ会議・通話サービスは新型コロナの感染拡大に伴う在宅勤務の増加や休校の広がりにより、需要が高まっている。特にズームは使いやすさが評価を受け、1日当たりの利用者は昨年12月の約1000万人から3億人に急増した。一方、ズームは安全性やプライバシー保護の問題に直面しており、フェイスブックなどは対策を強化している点を訴えている。


若者離れというもパチンコ売り上げ、異様!

2020年04月25日 19時06分43秒 | 日記

若者離れで、沈滞化しているパチンコだが、その売れ行き、以上に大きく、日本人の性、悲しくなる。23兆円もある。パチンコの多くは北朝鮮系の人間の経営で、北朝鮮の金王朝や核開発に貢献しているのは確実。しかも、上位のパチンコ屋の売り上げは2兆くらいあって、、通信・情報のNECや富士通と大差ない。

 

 

 

一方、NECの売上・利益推移(単位百万)は下記の通りで、利益率はマルハンの方がはるかに高い。パチンコ・ファン、好い加減、北朝鮮の核開発や、金王朝の長期安定化に貢献しないで頂きたくと思う。

 


在宅勤務者が増えているから、インターネット速度が相当落ちている!

2020年04月25日 12時16分59秒 | 日記
4月7日の緊急事態宣言で、ネットユーザーが増えて、しかもヘビーな使い方がされているようで、ネット速度が相当落ちている。インターネット環境の整備も、テレワークを使い易くするための重要な条件になっている。
 
インターネット速度テストを実行したら、ほんの2か月前に比べると、異様に速度が遅くなっている。カッコ内がその時の速度。
 
アップロード  3.59Mbps(15Mbps)
ダウンロード 66.4Mbps(230Mbps)
 
レイテンシ: 27 ミリ秒(未測定) サーバー: Tokyo

NASAもテレワークで、火星の無人探査車を自宅から操作

2020年04月22日 20時51分48秒 | 日記
ニューズウィークによると、『NASAもテレワークで、火星の無人探査車を自宅から操作』という。

火星探査車「キュリオシティ」を自宅から管理するNASAスタッフ NASA/JPL-Caltech

<NASA職員も在宅勤務となり、3月20日以降は、チームに所属するメンバーがそれぞれの自宅から遠隔で「キュリオシティ」に指令を送り、管理する体制に切り替えられた......>

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、2020年3月20日、米国での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大により、緊急時対応フレームワーク「NASAレスポンス・フレームワーク」で最高レベルのレベル4に引き上げ、すべての施設を原則閉鎖し、職員に在宅勤務を命じた。

自宅から遠隔で「キュリオシティ」が岩石試料を採掘することに成功

 

2012年8月6日から7年以上にわたり火星のゲールクレーターを探査している無人探査車「キュリオシティ」の運用は、これまで、カリフォルニア州パサデナのジェット推進研究所(JPL)で管理されてきた。通常の職場環境について、チームリーダーである天文物理学者のアリシア・アルバー博士は「私たちはみな、同じ部屋にいて、画面や画像、データを共有しています。少人数のグループが部屋のあちこちでよく話をしています」と述べている。

3月20日以降は、チームに所属するメンバーがそれぞれの自宅から遠隔で「キュリオシティ」に指令を送り、管理する体制に切り替えられた。2日後の22日には、指令どおり、「キュリオシティ」が「エジンバラ」と呼ばれる地点で岩石試料を採掘することに成功している。

チームでは、通常の職場環境をオンラインで再現するべく、ビデオ会議やチャットを使って、メンバー全員で情報や課題を共有し、意思疎通をはかっている。そのため「キュリオシティ」の運用計画に要する時間が平均で1時間から2時間程度長くなり、「キュリオシティ」に送る指令の数を制限せざるをえなくなっているものの、業務はほぼ通常どおり遂行されている。