東洋経済がみずほ証券のアナリストの理論を紹介していた。バブルで株が急上昇すると、変動が始まり終局に知数区と変化が短い周期になって崩壊しているという。この理論で今まで株価下落を予測できたという。それによると新年1月末に株価下落するという。その後はマクロにみると世界全体が景気後退になっているので、急回復は無いが、かといって2008年のようなリーマンショックは起こらないのでは? 緩やかな不景気がしばらくツずいてまた10年くらいしてバブルになってゆくのでは?上記証券アナリストは新年1月末急下降以降についてはまだ何も述べてはいない。
経済物理学では、バブルを「揺れを伴いながら、崩壊する点(臨界点)へと近づいていく系列」としてとらえる。そして、その「臨界点」へ向かっていく過程を「べき乗則」によって指数関数的に変化する「トレンド成分」と、周期運動する「サイクル成分」の重ね合わせであると考える。

上図のように、水準が「べき乗則」的(≒指数関数的)に上昇する過程で、周期的な変動が小さくなって「臨界点」に達したときにバブルが崩壊する、という考え方である(臨界モデル)。この関数と実際の価格変動の「当てはまりのよさ」を比較する(例えば決定係数などの尺度を用いる)ことで、バブルの崩壊のタイミングを予想することができる。
この理論で、株価の推移は下図のようになるという。実際の予測は1か月の短期間である。
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