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先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

29歳の富豪、暗号通貨で「資産9500億円」

2021年04月10日 13時35分10秒 | 日記
    オースティン・ラッセルは、13歳で初めての特許を取得した後、高校には進学せず、カリフォルニア大学アーバイン校のベックマンレーザー研究所で研究に励んだ。その後、スタンフォード大学に入学したが2012年に中退した彼は、著名投資家のピーター・ティールから10万ドルの資金を得て、レーザー光を照射することで周囲の障害物を検知するLiDARのメーカー「ルミナー(Luminar)」を設立した。

    ルミナーのセンサーは現在、ボルボやトヨタ、インテル傘下のモービルアイなどの自動運転車に搭載されている。同社は2020年12月にSPAC(特別買収目的会社)との合併により上場し、ラッセルは一夜にして資産10億ドル超えの富豪になった。現在26歳の彼は今、世界最年少のセルフメイド(叩き上げ)のビリオネアとして知られ、保有資産は24億ドル(約2630億円)に達している。

    フォーブスが4月5日に発表した2021年度の「世界の富豪ランキング」には、ラッセル以外に3人の、自身で事業を立ち上げた20代のビリオネアが名を連ねており、全員が新人だ。

    2013年に設立のフードデリバリー企業「ドアダッシュ(DoorDash)」を昨年12月に上場させた、アンディ・ファンとスタンリー・タンはともに28歳で、それぞれ20億ドルの資産を保有している。

    一方、MITの卒業生で元ウォールストリートトレーダーのサム・バンクマン=フリード(29歳)は、アラメダ・リサーチとFTXという2つの暗号通貨関連の会社を創業した、87億ドル(約9550億円)の純資産を持つ、圧倒的に裕福な20代だ。暗号通貨のデリバティブ取引所であるFTXは、特に儲かることが証明されている。
     


    3月5日時点で、フォーブスは彼のFTXの株式の持分が20億ドル近くに及び、彼が保有するFTXトークンの価値が56億ドル以上と推定している。

    フォーブスの調査によると、30歳以下のビリオネアは世界にわずか10人で、1年前と同じ数だった。10人の若きビリオネアの総資産は295億ドルで、1年前に比べて130億ドル増加した。

    世界最年少のビリオネアは、相続によって富豪となったドイツ人のケビン・デビッド・レーマンで、まだ18歳だ。彼の父親のギュンター・レーマンは、ドイツのドラッグストアチェーン「ドロゲリー・マルクト(drogerie markt)」の株式を息子が14歳のときに譲渡したが、それは彼の18歳の誕生日(2020年9月)まで信託財産として管理されていた。

    相続によって、まだ10代のうちにビリオネアになった人物はほかにも居る。2016年に19歳で「世界の富豪ランキング」にデビューし、現在も世界最年少の富豪の一人として知られる、ノルウェーのアレクサンドラ・アンドレセンや、18歳の誕生日に正式に財産を相続したものの、その後、2008年の金融危機でランクダウンしたドイツの王族のアルベルト・フォン・トゥルン・ウント・タクシス(37歳)などだ。

    本年度のフォーブスの「世界の富豪ランキング」の最年少メンバー10人のうち、6人は相続によってビリオネアになっていた。
     

    目指すは機動力のある部隊

    「今以上のカモフラージュを考える必要がある」とショーは言う。「車両程度ならば隠せるが、戦車や足跡は隠せない。今後は戦術レベルで自分たちの動きや居場所、本部の場所をどうやって隠すかを考案しなければならない」

    過去20年間、主にイラクでは簡易爆弾と戦うため、ヨーロッパでは情報戦を戦うために、特別な訓練を受けたアドバイザーを派遣してきたショーの部隊は、今年5月に解体される。これはエスパーが昨年決定した、組織改編の取り組みの一環だ。軍が分析した結果、同部隊のリソースと人員を大国相手の戦争への備えに活用すべきだと判断されたためだ。

     

    現在ショーは、米陸軍訓練教義コマンドのポール・ファンク大将をはじめとする軍幹部に、自分たちの部隊がナゴルノカラバフの戦闘映像を研究して学んだことをブリーフィングしている。また彼は歴史家に、非対称戦連隊の歴史について書き記すようにも依頼している。

    陸軍幹部らの注目は中東での戦いから、強硬姿勢を強める中国への対処に移りつつあるが、ショーは自分たちの部隊が20年に及ぶ任務から得た教訓が、今後も陸軍の精神に受け継がれていくことを願っている。

    米陸軍は長年、静止位置における火力戦で優位性を維持してきた。だが今後は、居場所を検知されて攻撃されるのを回避しつつ、常に機動性のある部隊を実現するために、基本的な部分から見直しを行っていく必要があるだろう。

    「生き残るために絶えず動いていなければならないとなると、食料や水、燃料の消費量も増える。睡眠の確保も必要だ」とショーは言う。「そのような落ち着かない環境下での作戦を、苦痛に感じない指揮官が必要になっていく」


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