気まぐれ日記

~テディベアと長崎の風景~

長崎くんち人数揃い〜筑後町龍踊

2016年10月05日 | 長崎
上町コッコデショを見たあと、
筑後町龍踊を中町公園へ見に行きました。

筑後町


傘鉾 垂れの部分に立派な長崎刺繍が施されています。


傘鉾は百数十キロとすごく重いのですが、
一人で持って演技します。
演技と言っても重いので回すのが精一杯です。

各踊町、みんな
町の特徴を表した傘鉾を持っています。
町の印みたいなものです。


そして龍囃子にのって、龍の登場です。
龍囃子は、龍の鳴き声を表す長ラッパや、
雷を表す大太鼓など6種の楽器があります。

白龍

白い体が波打って綺麗です。


青龍も出てきました。


とぐろを巻く青龍と白龍


青龍2頭の舞



たくさんの人出でした。
途中、爆竹も鳴り、モッテコイ(アンコール)の声
がたくさん聞こえていました。

長崎くんちは、10月7日、8日、9日です。
ぜひお出かけ下さい。


長崎くんち人数揃い〜上町コッコデショ

2016年10月05日 | 長崎
10月4日は長崎くんちの人数揃い(にいぞろい)
でした。

催し物の稽古が仕上がり、準備が整ったことを
踊町関係者に本番と同様の衣装で披露するもの
で、本番前のリハーサルです。

午前中にみんなで揃って諏訪神社へ参拝します。
午後から各踊町ごとに催し物が披露されます。

だいたい時間帯が重なってしまうので、
いくつかの町に絞りこんで見に行きます。

私達はまず上町に行きました。

上町(うわまち)

傘鉾

いよいよコッコデショの登場です。
上町コッコデショは今年初披露です。


36人の担ぎ手の力強い掛け声が心に響きわたり
ます。


コッコデショ!コッコデショ!コッコデショ!


3回目のコッコデショで、太鼓山が投げ上げられ
一瞬宙に舞い上がります。


そしてちゃんと、受け止められます。
それも片手で。
子供4人がコッコデショの上で
太鼓を叩いています。
コッコデショは約1トンですから
相当な重さです。


途中から法被を脱いで、飛ばします。
法被が飛んでるところを写したかったのですが、
見とれていたら、シャッターチャンスを逃して
しまいました…


法被を脱いでまた、演技が始まります。


「回せ!回せ!」


そしてまた、コッコデショを投げ上げます。


コッコデショは勇壮な男らしい出し物です。

担ぎ手の方に聞いたら、1年前から体力作りを
始め、ずっと練習してきたそうです。
3日間で700回以上の投げ上げをするそうです
から、相当な体力と気力が必要ですね。

今までは樺島町だけだったので、
7年に一度しか見ることができませんでしたが、
今回から上町も奉納することになり、
半分の期間で見られるようになりました。

勇壮な掛け声が耳に残り、掛け声をみんなで
口ずさみながら、次の筑後町へ移動しました。

本番の7日、8日、9日が楽しみです。