大河の一滴 (幻冬舎文庫) | |
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(反面...)肯定、といえば、基本プラス思考で人々の話を聞き続けた(同時に話す10人の訴えをそれぞれ聞き分け理解したという伝説が有名ですよね...)聖徳太子は「世間虚仮(世間なんてくだらない)」と言い残して世を去り、
究極のマイナス思考からスタートし悟りへの遍歴を積んだガウタマ・シッダールタ(釈迦)は、ニルヴァーナの境地に達し、世の全てを肯定し、満足しながら亡くなっていった...という話が(20代半ば頃読んだ..)五木寛之の「大河の一滴」に記してありました...(意訳になってるかもですが...)
月並みでミもフタもない解釈をすると、聖徳太子のように(伝え聞くに彼はまごうことなく賢人ではありますが...)頑張り過ぎや完璧主義も心を消耗する要因になるのではないかと...(修行を止め一杯のミルクを貰うのもまたよし... オレンジジュースでも)
つまり、色々な側面から今も考え中です・・・(生き抜き方を... & 息抜き方を...)
「詩人の辞書」は、途中で眠ることも傷を負うこともあるかもしれないけど、焦らず ゆっくりやれば、永遠だと思う・・・とか月並みなことを思う私・・・(2006年にはこんなことを書いてましたが...)
原口青年に軽蔑されるだろうか・・・・・
でも、生きるだけの価値がある“道”(と、信じて疑わない。)
大連よ。今、僕の疲れた魂がお前の顔を思い出す。そして失われてしまった僕の豊かな「詩人の辞書」を懐しむのだ。今の弱気な僕の手に月並みな泣き言以外に何が書けるだろうか。
かつてあらゆる「比喩」と「まね言」を軽蔑した僕、あの時の僕はどこへ行ったのだろう。
表現を破壊した僕に、表現が戻ってくるわけはない。
原口統三 『二十歳のエチュード』より
二十歳のエチュード (1952年) (角川文庫〈第414〉) | |
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角川書店 |
初期詩篇 | |
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日曜日、作品を見て廻った後、松本市美術館内の図書室(入り口にガラスケースにヘンリー・ダーガーの本が飾ってあった...)では、草間彌生さん関連の本を何冊か読んでました(ダンナさんは、ちょうど山行のため松本に居たA・H君とLINEでやりとり、その後、図書室に来て山の本を読んでました)
イソップの狐的な心理でもないけど。。本、買って家に連れてきてしまうと、それだけで満足してしまい、コレクションのように本棚に読まずに仕舞ってしまうことも多かったので、連れて帰らずに図書館にて一期一会的な向き合い方の方がきちんと読んでるような気がします・・・(資本主義社会に置いてその姿勢は社会貢献していない、とダンナさんに指摘されましたが... 結構ダンナさん、皮肉屋。。。 でも連れて帰りたいけど、おいそれと買うことが出来ないことも事実... やっぱりイソップの狐。。??)
草間彌生さんの書かれた詩が、おこがましくも とてもよく“わかる”と想えたのは錯覚だったのかな・・・
錯覚だったとしても、人生長生きできれば80年以上・・・ 月並みな言い方だけど、自分の信じる道を、自分なりに精一杯やろう(生きよう)、魂の底から好きなものを愛そう、(そして自分の中の病理すら愛そう)と想える時間でした
草間彌生 前衛の軌跡 YAYOI KUSAMA LOCUS OF THE AVANT-GARDE | |
園田 清佳 | |
信濃毎日新聞社 |
草間彌生、たたかう | |
ワタリウム美術館 | |
ACCESS |
草間彌生全版画集 All prints of KUSAMA YAYOI 1979-2004 | |
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阿部出版 |
不思議の国のアリスWith artwork by 草間彌生 | |
ルイス・キャロル | |
グラフィック社 |
とはいえ、草間さんの描かれたアリスは、ダリと同じく、やはり???なのでした。。。 長生きすればいつかわかる時がくるのかしら・・・
起きるのが遅いので、もう夕方5時・・・。家事やらなきゃ、何やらなきゃと気があせります。
昨日は、ダンナさまサービスに徹しました。
ゴハンを食べてたら、奥歯のかぶせものがポロっと取れて、なぜかそのとたんに目からもウロコが落ち、自分の今までのダンナさまへの仕打ちを反省しました・・・。
すごく、へこんだんだけど、「また取れちゃった・・・、情けない・・・。」って・・・。
ダンナさまは、こんなカッコわるい私のことを、「だいじょうぶ~?」って心配してくれたので、とても嬉しかったです・・・(T_T)
土日に一緒にいる時くらいは、自分のやりたいことより、ダンナさまを優先します・・・。(何回も決心してるんですけどね~・・・。)
昨日のゴハンは、ゴーヤチャンプルーとサンラータンを作りました。
あさって、いきつけの自由が丘にある歯医者さんに治療に行きます・・・。
今月は、ダンナさまは、各界の有名人のインタビューが何本か入っていて、ダンナさま狂い咲き!って感じです・・・。
そして、その人たちのうちの一人は、ダンナさまも昔から大ファンだったという、音楽界の大御所・・・!その人のこと、私も大好きなので、夫婦2人してはしゃいでいます・・・!
今日は、とあるお笑いコンビのインタビューがあったのですが、インタビューのために、前知識が必要だと、深夜2:00頃、2人してツタヤにDVDを借りに行きました。
一人で行くの寂しいみたいなので、ダンナさま孝行をすると決心したばかりだし、着いてってあげました・・・(^_^;)
寒かったです~~!
お笑いDVDを3本と、お笑い雑誌を一冊買って帰りました。
そのお笑い雑誌に注文。オリエンタルラジオとか、人気のあるグループは、写真に名前をふらなくても、みんな解るだろうというのは、大間違いで、不親切だと思います。
お笑い通以外の、ほとんどの人が解らないと思う・・・。
ちゃんと、どっちの名前が◯◯なのか、書くのが、基本でしょう~?
購入者は、情報を知りたくて、お金を出して、その雑誌を買ってるのだから、基本情報が書いてないのは、雑誌として怠慢だと思います。
そんなところが気になりました。
それにしても、今のお笑い界は、昔のアイドルのような人気具合なのですね・・・。
ひと昔の漫才ブームともまた少し、形がちがうような気がします。
とある、お笑いコンビ、割と長くやっているコンビなのですが、最近のネタになればなるほど、面白いような気がします・・・。
つまり、芸が成長してるってことなのでしょうね・・・。
古典的なお笑いの定型である、ボケ・ツッコミの概念をやぶるようなスタイルのお笑いコンビが増えてるのでしょうか?、それは、アンガールズなんかを見てもそうですよね。
そのコンビのスタイルは、突飛な発言をするボケ側(強いて言えば・・・)をツッコミ側が、ひたすら冷静に受容し、エキセントリックなボケ側を泳がせ続けるというものでした。
この、ツッコミ側の方、ボケ側よりも相当年上なのですが、すごく頭の良い人だと思います。ものをよく知ってるという意味の頭の良さではなくて、周囲のバランスを見るというか、敏感に空気を読み取るという意味で・・・。そして柔軟に、冷静に、リアクションをするのです。他のグループとのからみで、そんなことを感じました。
話は変わりますが、お笑いの方って、人生においてそうとうな苦労をされた方が多いみたいです・・・。
ダンナさまが、インタビューに行った、お笑いコンビのツッコミの方もそうとうな痛みを背負っている方ということを聞きました。
月並みな言い方ですが、逆境をバネにして、頑張って、多くの人に認められて、ブレイクしてほしいな・・・と思います。
私とほぼ同世代なので、(お笑いとしては、ずいぶん遅咲きだと思います。)そういう意味でも、すごく応援したくなります。
今週末、このコンビのライブを観に行きます。楽しみ☆
追伸・インタビューが終わり、ダンナさまから電話がありましたが、すごく楽しいインタビューだったらしいです。
2人とも、腰が低く、ツッコミの方は、いい感じのネガティブさかげんで、自虐的で、サービス精神にあふれた方みたい。ボケは、ほんとテレビそのままのインパクトのある顔で、芸人としては、最高・・・!
それと、ツッコミの方、私と10代の頃好きだったバンドが同じ・・・!
やっぱ、同世代!(^_^;)