数日前(一週間ぐらい前??)に書いた文章、アップするの期を逃してたのですが
少し加筆しながらアップします~~~
幼い頃に観たアニメや漫画って、ほんとその後の人格形成に多大な影響を及ぼすものだと思うのだけど、この作品も私にとってそんな作品の一つでした
リボンの騎士のことを考えてて、また
連想したのですが...
小学生の頃に読んだ曽祢まさこさんのファンタジー漫画「不思議の国の千一夜」
そのあらすじは・・・リボンの騎士のサファイヤ姫と同じく、望まざる女の子供として一国の王女に生まれたセブラン姫
女の子だという事が王にばれてしまうと、殺されてしまう運命を背負いながら、王子として育てられます。
やがて凛々しい“青年”に成長したセブランは、王位を狙うもの達から女性である事を疑われ、王国を出て逃亡と冒険の旅に出ます。その行く先々でセブランに巻き起こる摩訶不思議な冒険潭が「不思議の国の千一夜」です~~
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不思議の国の千一夜(1) (講談社漫画文庫 そ 2-15) |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
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不思議の国の千一夜(4) |
クリエーター情報なし | |
講談社 |
放浪の王子セブランは旅の途中で出逢った女の子ミルテ姫
と“女子の体”のまま、恋に落ちるのですが、ミルテ姫を守るためプラトニックな騎士道精神を発揮するセブランのこと、素敵素敵~~
とか思ってた憶えが。。。(これ、宝塚的な発想なのかな。。。)こうなりたいぜ
とか.....
それでも、女子同士、きっと結ばれないんだろうな...
と思ってたところ、どんでん返し。。。
(ネタバレですが...)セブランは、物語も深まってきたとある冒険の途中、怪物・ドラゴンとの戦いで、男の体を女の体にしてやるとのドラゴンの呪いの雷に撃たれ(性が入れ替わってしまう呪いの雷...
実はドラゴンの予測に反してセブランは女だったので=男の体に....
) 晴れて心の性と体の性が一致してミルテ姫と結ばれる
という、意外な方向に物語が着地した“トランスジェンダーの希望”的なおとぎ話
(この漫画も実はかなり革新的な物語だったような気がするのですが.....
) ...そうならなくても、精神(こころ)が結ばれていれば同性でも結ばれて良いのだ、とも、私は思いますが.....
(
フライド・グリーン・トマトの原作版もそういうはなし.....
)
その後の番外編では、セブランとミルテ姫の子づくりについても語られてたりして(ミルテ姫が夢見がち&かなり天然なのでそりゃもう大変&迷走。。。)、最近(この日記を書くため色々確認したくて〈何しろこの漫画読んだの遠い記憶なわけなので...色々忘れてることもあるので〉、ネットを探索してて
)目にしたどこかのサイトでは、かなり的確な性教育漫画になってたのではないか、と話が盛り上がってました。。。
作者の曽祢まさこさんは、その後、ホラー漫画を書かれるようになって、その変化にもビックリ。。。 お母さんが悪霊に取り憑かれてゴ◯ブリ
シャクシャクとか、、
怖過ぎた~~~
←トラウマ)
土曜日に同じく女の子同士の深い絆(ファンタジーであろうがたとえ歪んでいようが。。)を描いた映画を観たので、ダンナさんに「昔、こんな漫画
があって、私ついこのあいだそれについての文章書いてたんだよ~~
」と話したりしつつ、(「そりゃご都合主義だね
」とか言われたけど。。
雷に撃たれて
男子の体になるところ。。。 そりゃファンタジー
だからさ。。。
)お蔵入りになりそうになってたこの日記をこのタイミングで出す事に決めました。。。
・・・なんて、少し意味深な言葉ですが・・・。
一時期傷みと共に反芻し続けていたエイミー・マン。
彼女のことが大好きだったけど、結婚と共に儀式の意味で手放してしまってました・・・。
ダンナさまは仕事柄、CDを会社からもらってくることが時々あるのですが、昨日、「ルルにプレゼントがあるんだ。」と言って、何枚かのCDをくれました。
めぐりめぐってまたエイミー・マンが私の元に帰って来ました・・・(笑)
でもそれは新しい彼女の作品。
それは儚いというよりも力強く、まるで〈騎士道という名の理想に生きるラ・マンチャの男〉=“ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ”のように私の心を打ち鳴らします。(←今はディスカウント・ストアの方が有名なので、少し長めに書いてみました・・・。)
私はこのドン・キホーテのような女性というのがほんと大好き。私にとっての理想の女性像(笑)デス。
フランシス・ホジスン・バーネットの「小公女」(リトル・プリンセス)の主人公セーラ(サラ)もそう。バーネットによる原作の方の小公女セーラは、日本のアニメに見られるような儚い、“おしん”のような耐える少女ではなく、(まぁ。それはそれでちょっと好きだったりするけど。)とにかく能動的に、積極的に、かなり強引なイマジネイションによって心の自由を勝ち取るのです。アニメ版では、鬼のミンチン女史から虐められてもただ耐えるだけだけど、原作版セーラはその力強い妄想によって逆にミンチンをギャフン!と言わせ、けむに撒くのです・・・。(それでますます怒りを買ったりするのですが・・・笑)・・・あらゆる場合、ミンチン=不幸 と言えるかな・・・?一番の敵は自身の中に在りっ!(←ちょっと偽善的かも・・・汗)
セーラは時々、バスチーユの牢獄に閉じ込められた兵隊さんの気持ちになったりします。牢獄の中で行進!って感じ・・・。その姿は力強く魂の解放をつかもうとする少女版ドン・キホーテなのではないか?と思います。
今回ダンナさんにもらったエイミー・マンのCDは2枚。
〈彼女のソロになってからの、5THアルバムとなる「THE FORGOTTEN ARM」〉
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わわわっ!エイミーさん凄すぎますっ!このジャケ、なんかすごく好きなんですけど!(笑)このジャケで中身は恋愛テーマですよ!(笑)“2人の男女の出会いから別れをロードムービー風に綴ったコンセプトアルバム”だそうですが、〈恋愛テーマでこのジャケを持ってくる。〉エイミーのここらへんのユーモアのセンスもすごく好きデス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
〈そして、ライヴ盤「Live at St, Ann's Warehouse」〉
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・・・まさか“Save me”をもう一度聴くことになるとは・・・。
(以前、このアルバムのことについて書かれていた夜響さまのところにTBしたかったな・・・。
夜響さま、早く帰って来てくださ~い・・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_cry2.gif)
最近、ダンナさまと一緒に居る時間が少なくなってきました・・・。
今日はダンナさんは高校時代のお友達と“飲み”。
蜜のような孤独な時間が再来!といった感じです(笑)