ひたすら写真をアップするブログ

地元の祭やイベント等の撮影記録。
兼失敗したときの備忘録。同じ失敗は繰り返さないってなればいいなあ。

Speedmaster 85mm F1.2

2015年06月03日 | 日記
の実写レビュー記事がデジカメwatchに上がってます。

Speedmaster 85mm F1.2 リーズナブルかつ開放からシャープ

でまあ見てたんですけど…最初絞ったときの描写甘すぎないか?って思ったが表示拡大されてた。
α7での撮影ということで普段5Dで撮った画像みてるのとは違うがこんなもんなのかなと思い直す。

EDレンズ2枚ということで軸上色収差減ってるのかなと思うがなんともいえねえ。
開放の木々とか枝がところどころ紫に染まってるから少ないってほどでもないかも。
倍率色収差は結構あるかも。

レビュアーの澤村さんがハロ等の収差を目立たせないように撮るためか全体的にピントの合わせ方が
前ピンギリギリになってるの多くて実態が掴みにくい。

とくに木の幹撮った写真はピントギリギリ狙いすぎてちゃんと幹部分が解像してないと思う。
うちのレンズもそうだけどギリギリの前ピンだとコントラストはそこそこだけど解像しない上に流れた
ような描写になる。もうちょっとピント深い方がいろいろ見えたはず。

下の方の幹が凄い流れてるので像面湾曲等の可能性もあるのかなと考えたけど作例見る限り
単に角度つけた上に、ピント前気味だったせいかなと。
木の幹の開放の写真のハイライト部分はパープルフリンジ出てますが、絞った写真は
ハイライト部分が後ピンになってグリーンフリンジ出てます。
ピント動かさずに絞りだけ動かしたとすると絞り値によって少しフォーカスシフトしてるとか
なのかなって気もしますがどうだろ。

移動販売車の写真は比較するとしっかりピントを送ってDOFにがっつり入ってる感じあるので
この写真が実力がわかりやすい気がする。
その写真みるとさすがにハロは結構あります。まあ大口径レンズの画面周辺だしそんなもんですが
現代レンズだともっとハロ少ないけど非球面レンズ使ってないしなあ。

この車の画像では周辺一気に流れるわけでもないので平行出てピントがちゃんと合えば
大口径レンズなりに普通に写るんだろう。
10万円でヘナヘナの描写ってことはなさそうでそこは安心かも。

太陽いれた逆光撮影の画像でど真ん中に紫のゴーストどかんと出てるけどこれはなんとなく
センサーの反射が考慮されてない設計のデジタル以前のレンズで強く出るタイプの現象にも見えるな。
うちのプラナーでももっと薄いし緑だけどこういうゴーストは出る。
太陽入れないから普段関係ないけどデジカメ買った当初念の為に試したら出た。

なんかセンサーの反射をまともに跳ね返してる気もするな。違うかもしれないがこんなにドンと出てるとな。

おおむね俺が買って何かいいことあるかというとなにもなさそうです。
物凄い高性能だったら欲しくなるかもと思っていたけど全く良くなる部分がない。
片ボケはなくなる可能性はあるけど。

まあ実絞りレンズで開放からシャープだったら非常に悩ましかったので変わり映えのしない
描写で悩む必要なくてよかったとも。

あとボケの口径食?ラグビーボールの度合いは少ないかも。円径ってわりにちょっと尖ってるけど
絞り形状はずっといいだろう。ヤシコンは風車だし。

みるかぎり絞りでの変化とかうちのプラナーとそっくり。なのでF2~F2.8あたりはそこそこ写ると思われる。
といってもα7なせいかどうにもちょっと甘い気もするが。

85/1.2をお得に買えるのかもしれないけど軟調描写のF1.2ってのに価値を見出せるか。俺は飽き飽きです。
それ次第で10万が高いと思うか安いと思うかなんだろうけど。

そもそもMFの時点でかなりの趣味人しか買わないか。あと動画の人とか。
怖いのは片ボケとかの製造精度ですかねえ。一応代理店がサポートするみたいだけど修理で直るかどうかあるし。