ひたすら写真をアップするブログ

地元の祭やイベント等の撮影記録。
兼失敗したときの備忘録。同じ失敗は繰り返さないってなればいいなあ。

6Dの描写がなんか良くなった。

2016年04月15日 | 6D関連

いろいろあって久しぶりに更新。はぁ、世の中ままならないね。
まあがっかりしていても仕方がない、いつかは通る道だ。

さて以前ぬいぐるみでテストしたときは5Dより画素数多いのにそんなに細部情報増えてなくて
がっかりって感じだったけど最近庭撮って比べたら画素数分しっかり描写してるように見えた。 

ピント位置が全く同一じゃなかったのであらためてぬいぐるみでレンズを一切触らずにカメラだけ
入れ替えて撮って比べたらわずかに以前より画素数分の向上が見られた。

なんでだろう?とくに現像設定は弄っていない。

一応違いといえばレンズを70-200/4LISのF8から70-200/2.8L2ISのF5.6に変えた。

例えばF4LISのF8がフルサイズ2000万画素分の解像性能が出てなくて5Dと6Dで差が
出なかったということはまあ考えられなくはない。 でもそんなことあるのかねえ。見る限りほぼピント位置も
同じだったのでそういう仮説くらいしかでない。

まあ6DであらためてF4LISとF2.8LIS2できっちりピント位置揃えて確認すりゃいいだけだが。で
どうしてもF4LISじゃ甘いのならレンズが負けてたってことになる。シャープネス一つで変わる程度の
話ではあるがフルサイズで信じがたいなあ。

兎に角まあ最初に外で撮った写真がなんかぬめっと甘かった所からずっと甘く感じていて、でもISO1000あたり
はなぜか満足いく解像感出てると思ってノイズ処理がそのあたりで微妙に違う説とかいろいろ考えてたが
F2.8LIS2に切り替えてたのも要因だったのかな?

正直ちょい絞ったあたりの描写はフルサイズ2000万画素程度で甲乙つかない程度の性能はF4LISにあると思ってたので
違う気もするが。

色チャンネルの塗りつぶしに関しては絵柄に応じて強度変えてる可能性もあるので、もともと被写体に
よってぬめぬめ感が変わったり等もあるのかも。人肌みたいな微細なトーンは潰しが強い気がする
んだよもん。なので庭というか色薄くて細かい被写体では6Dもそれなりの描写しているのかも。

このあたりきっちり区分けしてチェックとかもやってられないので、まあ綺麗に撮れる可能性があるなら
それはそれでいいんだが。あと普段カメラでJPG変換することないんだが今回なんとなくJPG同時撮りに
してあって、DPP3でRAW現像したものと、カメラjpg比較したら差がありすぎて笑えた。

40Dや5D時代からカメラjpgはノイズリダクションオフでも色ノイズ潰したりシャープネスの効きかた、ハイライトの
具合とか違って少し甘くなるんだけど現在の6Dとかの標準設定のカメラjpgはこれはちょっと使えないレベルだと思われ。
6Dはバッファ詰まりにくいのでjpgの描写良くなる設定探る気はないけどまあ本当にびっくりした。これで撮ってる人が
いるかと思うとかわいそうになるレベル。

あえて2倍拡大したものを載せるがなんじゃこりゃだ。木肌のトーンは潰れてるし、線の太いアンシャープマスクできったないわで。
でもこれもA3プリント程度だと差が出ない可能性もあるわけで本当に画素数ってのはどれくらい意味あるのかと思える。
まあ画素数多いと等倍で見る場合は画素数合ったほうが大きく拡大されるので描写がついてきてる場合にはなんとなく楽しいか。
あと集合写真とか。 あくまで描写がついてくればだけど。
というかむしろ俺の画質に対する意識とかって微妙にズレてるんだろうけど。

実写でここまで写せるのは相当良条件で高速SSでないと無理なわけでただ動感表現とかいうならもうビデオで動きごと撮ってるので
とにかく綺麗さを追求したい気持もあるわな。 

さてニコンでもキヤノンでもレンジうんぬんおいといて画素数が同程度なら解像自体はAPS-Cもフルも同条件だと同レベルで
落ち着いてる感じある。DPreviewのコンペア見てて思った。まあ俺も昔5Dと40Dで試してみたらわずかに5Dのが上かな程度
だった。同じ程度のピクセル数になるように同じ被写体を写すと。 まあそこがローパスの差かと思ってたわけだが。

そしてpentaxのリアルレゾリューションは同画素数でおそろしい解像力誇ってるわけでやっぱりベイヤーの限界ってのが
無駄画素数に繋がってる感じある。等倍厨としてはシャープネスなしであのクッキリハッキリクオリティが常に出るように
なって欲しいもんだが。 
現状画素数上がっても等倍だとシャープネスかけないとどうしてもぼんやりするしな。まあ画素数分の向上あればいいんだが。

そして5DsRにしろD810にしろD7200にしろやっぱローパスレス機はくっきり感が違う。6Dが低感度でもなんか綺麗に見えてるが
人撮りでも同じ描写期待できるなら、例えばAF性能と超望遠用途でD750とか買っても描写の向上は少なそうという事に気付いて
思いとどまった。クッキリした描写まで求めるならD810かD7200になってしまう。ただ200-500だとD7200の画素数では
描写が怪しいなあと。 D810でもとにかく綺麗にってなるとISO800よりも抑えたいところだしで悩ましい。
あと200-500はAFはそこまで速くないらしいのでまあ外で遠い所撮るのならいいのかな的な感じある。

最終的に6Dと同じ画素数に加工して縮小するならISO1600も使えるし、良条件じゃ3600万画素ローパスレスの良さが
出るってなら別にいいのかもだけど。なんでこんなこといってるかというとD810と200-500の組み合わせって描写悪くないなーって
思ったからだけど。んー、というか何したいかわからんな。びっくりするようないい写真撮りたいってのがあるんだけど
喜んでもらいたいなーって色気もある。現在の機材でも使いようなんだろうが今度能登とかで撮る場合はやっぱり短いんだよねえ… 

ただここずっと撮った写真をざっと見渡したが、場所が違うのと被写体の表情やポーズ違うだけで似たり寄ったりに収斂しつつある
感じがしてきて期待を下回りつつある。被写体が好きでなければ単に同じようなの再生産してるだけな感じでモチベ下がった。

ポートレートとかでもオールドレンズや画角等、いろんなレンズ揃え始めるやつがいるあたり、だんだんやることなくなってくるからだろう。
シチュエーションいい場所押さえて大きく引いたりよってぼかしたり、ハロっぽいレンズでフォギーっぽい効果だしたり。

ためしに素敵な写真の背景塗りつぶして見ると結局拡大再生産。なので被写体の表情やしぐさが重要なわけだが。
それを狙うには6Dの性能がちょっとものたりない感じもあるな。D810も…多分AF的にはましなだけでそんな変わらないだろけども。

んーポーズの美しい所を追求したいがピントはずれやすいし、絞った画もそれはそれでガッカリだし。なんだかなあ。
そもそもが本当に狙って撮れてる感じでもない。急がしすぎて、まあいろいろやってみるが…

楽しく撮る原点に立ち返るならアポゾナー買ってマニュアルフォーカスしてれば楽しいし、描写もまあそれなりにおもしろく
できるんだがさて。