Pixysのポジティブライフ

困難に立ち向かうアラフィフの日常
働いて働いて働いて働いて、たまに旅に出る

今日の事件現場

2010-07-06 21:20:56 | 事件の話
調度お昼頃だった。いつものようにお客さんの家の前に車を止め、インターフォンを鳴らし出てくるのを待っていると、斜め向かい側の家の方で女性が大きな声で叫んでいるのが聞こえた。「なんだ?昼間っからケンカかな?」お客さんが出てきた。
そちらの家の方を振り向くとかすかに煙が上がっているのが見えた。「あれ?火事みたいですね・・・」と言った瞬間、ドォーン!!!!!!ドォン!ドン!と爆発音が響き渡り、黒煙が空高く上っていった!ガラスの割れる音、数人の女性の叫び声や子供のおびえる泣き声が聞こえ、うおっ、やッベー・・・と思った私は携帯を取り出し119をまわしたが、すでに遠くの方からサイレンを鳴らし消防車が向かってきているようだ。

「避難したほうがいいんじゃないですか?」とお客さんに言うと「風ないから大丈夫だろ。」・・・とは言うものの、現場から数軒しか離れていない・・・・。のんきやな・・・近所の人達も尋常でない騒ぎに気づき次々と出てくる。

状況を見守る中、火事の家の隣、その家の住民だろうか、体格のいい男性がドアの中に入っていった。爆発は断続的に続いている。忘れ物でも取りに入ったのか?早く避難しないと危ない、死ぬよー。(・・;)
数秒後、その家のドアがバン!と開き、男性が寝巻き姿のおばあさんを背負って飛び出してきた。人一人背負ったままものすごいスピードで走り去っていく。
すげー!これが本物の「火事場の馬鹿力」っつうやつ。

煙の臭いでノドの奥がイガついてきた。さらに車である。消防車や救急車に囲まれないうちに何とか脱出しなければ・・・。いつもは火事の家の前を通りすぎるのだけど、逆方向にとにかく大回りをして渋滞にはまらないようその現場を後にし次のお宅へ。そこからもまだ煙が見えていたけど、なんとか無事に脱出しました・・・・
あとでニュース見たら、1Fで油でフライドポテトを揚げたまま2Fにいたんだと・・信じられん。

火事発生の現場に居合わせるのは初めてじゃない。小学校2年生の時、商店街で買物中、店舗3件を焼く火事に遭遇してから今日まで、5回ほど現場に居合わせたことがある。一番最近は、数年前、車で帰宅途中、家に向かう途中の狭い道で火事があり向かい側と後ろ側からやってきた消防車にはさまれ、子供を乗せたまま、右側の駐車場の1台分のスペースでUターンし逃げた。あの時は、子供一緒だったから身動きとれなくて超焦った・・・・!
まったく火事現場に居合わせる事が多いよな、・・・放火魔じゃないよー。

皆さん、火の扱いにはホントご注意下さいな。