毎度 焼津名物 炎の弾丸男!!でござる。
鋭い切り口から、歯に衣を着せない発言で、いろんな提案をしていく大前研一氏には以前から大変興味があったが、実は氏の著書を一度も読んだことが無かった。
ということで最初の一冊としてふさわしいかどうか分らなかったけど、
手に取ったこの本を読んでみた。
ヤバイくらい勉強や刺激になり、いつものように我輩的ポイントを挙げると一冊の本になってしまうくらいの量なので、何度かに分割してアップしていく。
ここまでのボリュームだと著作権の侵害になってしまったり??(汗・笑)
そんじゃ、第一弾!
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ビジネス力の磨き方 大前研一
【先見力を磨け】
全てのビジネスマンは
オーバーホールを必要としている。
1.ITが進行して仕事のやり方が従来とは全く変わった。
2.企業の機能連鎖(開発→設計→製造→販売→サービス)がばらばらになり世界最適地に配置。
3.韓国、台湾企業が力をつけ、生産の現場は中国が中心。
4.インドや中欧、フィリピンなどが語学力に物を言わせて「情報化社会」特有の知的産業を世界中から引っ張り込んでいる。
5.マーケットが世界中に広がりアメリカ一辺倒では行かず、各国に応じたスペシャリストが必要で日本人だけでは経営が出来ない。
6.少年ジャンプ世代、ニンテンドー世代、携帯世代の3つの代の差が大きくなってきた。特に少年ジャンプ世代とニンテンドー世代の世代格差が大きい。 最近の爆発的な需要やトレンドは携帯世代が作り出すことが多い。
7.スイカやETCなどのICチップなどが物流に革命をもたらす物が今まさに導入されようとしている。 これらにより生活が便利になる反面、レジや改札の駅員などを不要とする省力化、雇用減少につながり、これから何でメシを食っていくのか益々問われる時代。
同じ職業が地球のどこかで存在したとしても、日本でやる必要が無かったり、より安い国に取って代わることは十分に考えられる。 サラリーマン職業絶滅危機。
国際的に活躍するには論理的思考、コニュニケーション、リーダーシップといったビジネス能力を身に付けていなければ舞台に上がれない。
逆に言えばこうした力をつけることにより、大きなチャンスがある。
現状把握→調査→因果→予測
FAW (Forces at Work) 「そこで働いている力」
先見力とは①観察 ②兆しの発見 ③FAW ③FF(事象の早送り)のプロセスにより先を予測すること。
日本が加工貿易で食べていた時代は暗記し、マニュアルをきちんとこなせる人間が産業界から大量に必要とされ、そういう人間を生産することが教育の目的だった。
この工業社会用に作られたシステムに適応できない人が、ニートやフリーターといわれている。
労働集約型の工業社会は中国やベトナムなどがいて、日本の居場所は無い、よって
再チャレンジなんていってニートやフリーターの人間を工業社会用に再生させようとする政府の試みは、将来的に言えば意味が無い。
必要なのはそれらの安価な人材を利用して、新しい価値を創造することの出来る人間。
今後の日本の繁栄を考えるならば、大量規格品ではなく少数の規格外な人間が生まれるような教育システムが必要。
東大のキャンパスよりも秋葉原のほうが、明日のジャック・ウェルチが見つかる確率は高い。
「考える力を育成する」教育を、ネットを利用して学びたい時に、いつでもどこでも学べるような形で提供する。
本当の力を身に付けるには家庭での生活のかなでも学べるようにしないといけないので親への教育も行う。
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とりあえずはここまで、続きはまた。
(とかいいながらそれっきりになることが多いのは気のせい??汗)
この本一冊読んだだけで、氏の著書全て読んでみたくなったぞ!
では・・・