毎度 焼津名物 炎の弾丸男!!でござる。
以下はかなり前に途中まで書いておいたのですが、
あまりに書こうと思ったことが多く書ききれないでいたものです。
9月14日関連記事が新聞に掲載されていたので、それについてコメントする前に
少しアップしようと思って今更ながら、書いてみましたので、
少し古い話題です。
~以下本文~
本日このよな記事が静岡県において圧倒的シェアを誇るなローカル誌 静岡新聞の
トップを飾っていた。
実はこの記事の数日前、
下記の記事が掲載されたときにブログを書こうと思ったが、
具体的な数値による根拠も何もなかったので、
ぐっと我慢をして、写真を撮っただけにとどめておいた。
が、しかし今回は数値化された結果が明確になったので、
書かせてもらうことにした。
まずは全国学力テストについてですが、
これは数年前からスタートし、小6、中3に対して4月に行われるテスト。
テストといっても普段やっている学校のテストとは少し違った問題内容も含まれております。
詳しくは
全国学力調査報告をゆっくりとご覧ください。
さて、まずはこちらの記事
県内35市町の首長と教育委員長のうち、
過半数以上の20市町は首長と教育長の両方が、全国学力テストの2014年以降の市町別結果の公表に反対と答えたそうです。
ちなみに、教育長だけの回答は8割が否定的とか・・・汗
賛否の理由はこちら ↓ ↓ ↓
そして静岡新聞が依頼した、
いわゆる“有識者” (←この言葉お役所は好きですねえ。)のコメント。
↓ ↓ ↓
(以下すべて我輩の戯言ですから、あまりそれについてカチンとなったりしないでかるーくながしてくださいね!)
さて、まずは公表の賛否ですが、
税金を使っての取組であり、国民の一人としてその結果を知りたいし、
公表されて世間一般の目にさらされ、それについての意見、批判などを受けたうえで、
現状を改善していく取り組みをしなければ、
ただ単に一種特殊な公教育の狭い世界だけの話で終わってしまい、
今後に繋がっていかない気がする。
特に公教育の世界がいかに狭く、現在の日本国の世の中の流れから隔離された、
閉鎖的で特殊な世界であるかを認識しなければならないと思う。
よく我輩がいうことですが、
3月31日23時59分59秒まで学生だった人間が、
たった秒針が1秒だけ動いて4月1日午前0時になっつただけで
そこから35~40年間ずーーっと”先生、先生”と呼ばれ続けてしまうこと自体が非常に怖い気がするし、
そりゃーあ、勘違いもするようになるわなぁって感じです。
一般社会の経験がほとんどなく、多様なつながりのなかで生かされているいることなど、
ほぼ認識することもなく
特殊で閉鎖的な公教育の世界に飛び込んでしまった人間に、
どうしてしばらくは続くであろう資本主義、競争、数字で評価される社会に大半が身を置くこととなる
子供たちに世の中のことを伝え、導くことができるのであろうか??
正直無理である。
さらに学生時代にいろいろ学び教育実習をしてはいるものの、
実際に4月から現場に立つまでにどれぐらいの研修でスキルアップがされるのか??
過去5年 塾で頑張ってくれていた優秀な先生の3人が公教育の世界に飛び込んだ。
1人は30代後半で私立・公立の非常勤講師で十分な経験を積んで晴れて公立高校の教師になった先生、
(あまり知らないと思いますが、私立、公立を含め非常勤の講師は結構いるんですよ!
中には、大学院生が講師をやっていたりすることも!!)
1人は大学院まで数学を学び、某私立高校で実際に1年間?の指導経験もあり数学の力はピカイチ
1人は完全に4年間だけ大学で学び、そのまま公教育の場へ
どの先生もとても指導に熱心で、教育実習では生徒(通塾している生徒さんが実際に実習のときに指導された)が「いつも教えてもらっている先生より、わかりやすかった!」というくらい。
そんな素晴らし先生たちでも、やはり一企業人からすると、
まだまだ社会経験が足りないと思得るところが見られたぐらいなので
それ以外の教師となる人たちの社会経験を考えると・・・汗
さらにその先生たちから話を聞く範囲では、4月の現場に立つ前の研修は、
一般企業に比べると比にならないくらい研修時間が少ない気がする。
公教育とサービス業の塾は違い、目的も大なり小なり違うのかもしれないが、
たとえば大手集団塾の講師の先生はどれぐらいの研修をして、
どれぐらいロールプレイングなどで模擬授業をやってどれぐらいダメだしされてスキルアップして現場に立っているか、是非比較してもらった結果を公表してほしい。
”有識者”さんのコメントを見ても、自分に言わせれば
はぁ~?????????と言いたくなることが書かれている。
親の教育に対する意識の格差は明らかに大きくなっていると思うが、
今の親世代は中には教師以上の教育を受け、
今まさに現代社会の中に身を置き、自らの体験、経験をもとに、
これからの世の中で幸せに生きていくために何が必要なのか、
真剣に考えている人は多いかと思うし、特に公教育に危機感を持ち、
少しでもよい教育を受けさせるために私立の学校を選択する親御さんは非常に多い。
だからこそ数値を公表すれば、そこから有識者さんが望んでいる一般ピープルからの改善策(要望、意見)も
出てくるに違いない。
仮に出てこないかもしれないが、数値化されたものを公表しなければ一般ピープルからの声が出てくるのかどうなのかさえ分からず、プラスになるのかマイナスになるのかさえ分からない。
はっきり言って公教育の現場サイドだけが何かを改善すれば、子供の学力が上がるなんてことはあり得ない、
当然そこには家庭(親)、地域の協力は不可欠である。
だから数値共有し、ともにお互いの声を真剣に受け入れ意見を交わし改善していく場を設けなければいけない。
有識者さんは「公表に前向きな首長さんは数値に責任がないからだろう」と言っているが、
多くはその逆でその結果に責任を感じていて何とかしなければということで、
公表を考えているのではないかと思うし、そうでなければいけないと思う。
もし、有識者さんが言うように数字(結果)に対して責任を持たないような首長さんなら
即退任すべきである。
ここまで読んでいただいた方はあまりいないと思いますが、
貴重な時間を使ってお付き合いいただきどうもありがとうございます。
書いても書いても書ききれないし、ここで書けることには限界があり、
これ以上書いても詳細の部分で伝えきれないことによるさまざまな誤解が生まれてしまうかもしれないので、
この終わろうと思います。
時間を戻し鎖国をして循環型社会が成立し、持続可能な日本国であれば、のんびり構えていいのかもしれませんが、
他国とのつながりが不可欠な今、日本国内での比較どころか、いい意味での世界との比較が必要になっている今、
過去、現在、未来をしっかり踏まえて、真剣に考えていかなければいけない問題かと思います。
〝教育は国家百年の大計”
日本のいや地球の未来であり、可能性でもある子供たちの笑顔があふれ
その先にある明るい豊かな社会の実現するよう、それぞれが責任を果たしていきましょう!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
大感謝! 大満足!!
改めて、いろんなご意見はあるかと思いますが、あくまでも一個人の私見であることをご了承いただき、
ふさわしくない発言などはスルーしてください。
では・・・