毎度 焼津名物 炎の弾丸男!!でござる。
問題1.
問題2.
東公園の面積と中央公園の面積ではどちらの方が広いですか?
答えを書きましょう。また、そのわけを言葉や式などを使って書きましょう。
以上は小学生の全国学力・学習状況調査の一例である。
問題1.は単純に平行四辺形の面積を求める問題。
問題2.四角形の東公園と平行四辺形の中央公園の面積を比較し大きさを比べる 問題。
どちらも平行四辺形の面積を求め、その解を出すことには変わりないが、
問題2.は必要な情報(平行四辺形の面積を出すに必要な数値)を図の中から取り出さなければならない。
ちなみにあなたはこの問題はできますよねぇ??
えっ??汗、まさかぁ・・・汗
学力調査では問題1.が90%の正解率。
で、問題2.の正解率はどれぐらいだと思う??
80%? 60%? 50% 35%?
さてどれくらい??
必要な情報を取り出すという少しだけ計算以外の考えることが求められるだけで、一気にその正解率が下がり、
問題2.の正解率はな、な、なんとたったの18%ということである。
『ゆとりの教育』の結果なのか、それとも我輩もこの頃はこんな問題が難しく感じ正解をすることが出来なかったのかぁ?
実社会に出ると計算は数値を指一本で入力するだけで計算機がしてくれる。
計算よりも、必要な情報を取り出してどういう計算式にて解を求めるか考えることが重要になる。
計算でなくても実際に仕事をしていてマグロを溶かすときに「この人冷たい水が下に行くの分ってないなぁ?」とか、
重いものを積みおろしするときに「この人位置エネルギーのこと考えないで無駄なことしてるなぁ?」なんて思うことがある。
別に水の比重だとか、位置エネルギーだなんて言葉を知ってなくても、
「冷たい水が下に行くからこうしたら効率的に溶かすことが出来る。」とか
「こうしたら少しの力(最小のエネルギー)で荷物を移動させることが出来る。」なんて
原理原則の知識を踏まえ応用することが本当に大事。
脱ゆとりの教育で日本の教育がどう変わっていくのか気になるところだが、
学んだことを社会に出て応用していけるような教育を是非お願いしたい。
では・・・