ベナンのもちつき？

　昨日のつづきです・・・。
レストランの看板の絵のこと。
「アフリカに、モチゴメ文化があるの～？」と、
びっくりしてしまいそうですが、もちろん、この絵の
女性たちがついているのは、モチゴメではありません。
「ヤムイモ」です。
「ヤムイモ」って言っても、日本では見たことが
ありませんので、ぴんとこないかもしれませんね。
ヤマイモ属の一種、ナガイモの親類です。
どうりで、「ヤムイモ」は、長いもに似ています。
　このヤムイモで、「ヤム・ピレー」を作ります。

　「ヤム・ピレー」は、ベナンの主食のひとつ。
ピーナッツと唐辛子のスープや、トマトと唐辛子の
スープといっしょに食べます。
ちなみに、コートジボアールなどといった近隣国には、
「バナナ・ピレー」があるそうです。
バナナを主食にする民族が多いそうです。
　どんな味かな？一度食べてみたいですね～。

　で、この、「ヤム・ピレー」。
すごく、贅沢かもしれません。
というのは、私たちが「ヤム・ピレー５つ！」と
注文したら、写真の通り、2人の若い女性たちが
「ほいさっさ～！」と言わんばかりに、蒸したての
ヤムイモを、ぺったん、ぺったんついてくれました。
ものすごい勢いで、しかも、リズミカルにつく姿は、
まさに、もちつき。
途中で、もう1人の女性がイモに水を打って、
その後は、3人で、ぺったん、ぺったん。
つき終わった頃には、汗だくになっていましたが、
白い服のかわいい女性が笑顔で「写真見せて～」。
　つきたての「ヤム・ピレー」は、明日ご紹介します！