わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

セネガル料理&ナイジェリアンミュージック

2012年03月25日 | ベナン・アフリカ食べ物・料理
 ぼんじゅ~る。先週から停電、断水がひどくなってきた、コトヌーです。
停電、断水がひどくなる月はわかっているので、3月に入る前から覚悟していましたから、
「あ~、またきましたね~」という感じです。
さすがに先日のように、一日半断水が続いたりすると、耳が敏感になって、
水がちょろちょろ流れる音がどこからかかすかに聞こえれば、ぴんっときて、
「水、みずがきた~!」と、家中を小走りで回って水を溜め始めます。
 ・・・こんな生活も、7年目になりました。 

 最近の私たちの楽しみのひとつは、土曜日のランチ。
普段、私たちは、夜にレストランで外食することはほとんどないのですが、
土曜日のランチは、毎週ではないのですが、けっこう外食します。
外食といっても、だいたいシャワルマか、ベナン・西アフリカ料理。
 つまり、ワンコインで食べられるところにしか行きません。

 で、昨日のランチは、西アフリカ・セネガルの炊き込みご飯「チェプジェン」。
カオニャオさんと、田舎からやって来たRちゃんと一緒に食べに行きました。
上の写真が、今回食べに行ったセネガル人のマキ(食堂)のチェプジェン。
一昨日の夜、我が家にいらしてくださった方が、「ベナン人の友達に美味しいと
紹介されて食べに行ったら、めちゃくちゃうまかった~!」と、今回のマキを
教えてくださりました。
「感動するほど美味しいのなら、すぐに行こうっ!」と、翌日、
予定していたヤム・ピレーを食べに行くのをやめて、そのチェプジェン屋へ。

 ゾンゴというムスリムのコミュニティにある小さなマキ。名前は知りません。
店の中は狭いですが、いい感じの雰囲気で、清潔感がありました。
注文をすると、すぐに大きなお皿でサーブされました。
写真ではわかりづらいかもしれませんが、炊き込みご飯の上に揚げた魚と
野菜がのっています。これで、400円ぐらいです。
セネガルではお米を砕いて調理して食べるそうで、ご飯はぽろぽろに炊かれています。
揚げ魚は、淡水魚だと思いますが、内蔵を抜いたところにハーブを入れていますので、
臭みはありません。野菜は、キャベツ、ニンジン、キャッサバです。
 で、これに、オニオンソースをかけて頂きます。

 オニオンソースと言っても、半分ぐらいが唐辛子で、やみつきになる激辛です。
私は妊娠してから大好きだった辛いものがちょっと苦手になってしまいましたので、
香り楽しむ程度に少しだけ頂きました。
たぶん、このお店では、ガスではなく、炭火で調理しているのだと思います。
炊き込みご飯にも野菜にも、ほんのりと焼かれた炭の香りがしました。
その香りが、食材の臭みを包み込み、本来の美味しさを上手に引き出しています。
 口コミどおり、ものすっごく美味しいチェプジェンで、大満足でした♪

 あっ、あと、このお店で嬉しい出合いがもうひとつありました。
それは、私がずっと買おうと思っていた、アシャのCD。
アシャは、今世界中で注目されているお隣・ナイジェリアのソウル・シンガーです
(確か、アシャも同郷のカリスマ・ミュージシャン、フェラ・クティと同じ、ヨルバ族です)。
以前、エルムンドにゲスト出演して、
めためたソウルフルな曲を歌ったのを見てから、ずっと気になっていました。
身の回りや世界中で起きている社会問題に目を向け、自分の言葉で詩にし、
クール&ソウルフルな声で歌い上げます。
そんな彼女のCDを、ちょうど私たちのテーブルを通りかかった
CD&DVD売りのおじさんが、手に持っていたのです。
まさかと疑うほどの偶然で、たったの200円でアシャのCDを購入しました。
気の利くお店のお兄さんが、すぐにお店のステレオでこのCDをかけてくれました♪
美味しい西アフリカ料理に、かっちょいい西アフリカミュージック。
 最高のランチでした。ありがとう~☆

11 コメント

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気になります。 (たかびぃ~)
2012-03-26 20:25:24
今回のぴえっとさんの話題は気になることだらけ・・・。
断水から始まり、セネガル料理に、ミュージック。
セネガルのお食事も興味深々。
もちろん、ベナンのお食事も興味深々。
アシャのヨルバ語で歌う曲にも興味深々で、早速アマゾンで調べてみました。
もう、急激に欲しくなるCDになってしまいました。
特にヨルバ語って言うのが、私の一番欲しいものなのかもしれません。
ベナンのお友達が教えてくれたヨルバ語。
エカーロ、ってよく笑ってました。
私もぴえっとさんのブログにありがとう!
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エカーロ! (ぴえっと)
2012-03-29 17:02:36
 たかびぃ~さん。エカーロ(ウェルカム←ですよね?)!
アシャのCD、かっちょよかったです~☆
でも、私が一番聞きたかった、エルムンドで歌っていた曲がなくて、
残念でしたが、また市場とかいろいろ探してみます。
そう、彼女は英語で歌っていますが、時々ヨルバ語でも歌っていますよね。
ナイジェリアって面白くて、ナイジェリア人ということよりも、
ヨルバ族であるとか、あの人はイボ(族)だとか、ハウサ族だとか、
民族に対するアイデンティティがものすごく強い。
そういう話ばかり聞いている私も、ハウサの人はやっぱり
穏やかで、アジア的な人が多いな~なんて思ったり、ある意味でかなり偏見あります。
いずれにしても、ヨルバの文化度の高さは世界的に
知られているようですけどね。
ちなみにベナンではヨルバの人はムスリム&お金持ちが多いです。
そういえば、語学学校時代の同級生のお姉さんは、ヨルバ映画の女優で、
彼女が主演しているヨルバ映画の上映会に招待
して頂いたことがありました。
ヨルバ語のヨルバ映画って、ベナンでもナイジェリアでも人気みたいです。
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おひさしぶりです。 (りう)
2012-04-07 03:12:27
エカーロ は、おはよう。午後だとエカーソ だったような。
久しぶりにブログ見にきました。
お元気ですか?シェダダラジ?
ヨルバ語の挨拶もほとんど忘れてしまって。。。夫も、あんなに覚えていたハウサ語すっかり忘れてしまったようです。。。
私達は、ナイジェリアを離れてもう7年になろうとしています。黄熱病のイエローカードも切れてしまいました。
バンコクでアフリカから来たであろう人をみると、思わず大変だったナイジェリアの生活も、懐かしく、楽しかったことが思い出されます。ECO BANK なんて名前聞くと懐かしいです。
チェブジェンって、ナイジェリアでいうジョロフライスかな。。チキンをのせたちょっとスパイシーな炊き込みご飯だったのですが。。うーん、パウンデットヤムが食べたくなってきた~
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お久しぶりです~☆ (ぴえっと)
2012-04-08 16:32:17
 りうさん。ご無沙汰しています。コメント、ありがとうございます♪
その後もバンコクにいらっしゃるのですね。
ラオスにも時々行っていますか?研究はどうですか?
ヨルバ語、ナイジェリア料理、私全然わからないんです。
ご主人さまハウサ語話されたんですかー。すごい!北部出張多かったのですか?
ベナンにもナイジェリア人沢山いるのに、ナイジェリア料理って、
あまり聞かないのです。
パウンデットヤム、気になります。今度ベナン人に知っているか聞いてみようっと。
ナイジェリア生活って、お隣の国だけど、想像できません。
想像を超える大変さでしたでしょうね・・・。また、近況、ナイジェリアのお話し聞かせて下さい~☆
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子育て中@バンコク (りう)
2012-04-09 12:53:22
ぴえっとさん メッセージうれしいです!
もう少しバンコクにいる予定です。ラオスまだ行っていません。ウドーンは、ホストファミリーに会いに二度ほどいきましたが。。。
研究は、手をつけられていません。子どもが二人になって、今は子育てに集中です。子供たち、病気多かったんです、それで私も心が折れてしまって、研究(又は仕事)・育児・家事を両立しているスーパーママは、たくさんいるんだけれど、私にはできませんでした。
そろそろ復活できればな、とは思っているのですが、気力が。。。弱音はいてます><;
夫は北部出張ばかりでした。ハウサ語も先生に来ていただいて習っていました。でも、一番の先生は、市場のオバちゃんだったようです。上の子の名前もそれでちなんだ名前に。。。
ベナンにナイジェリア人ですか~ ラゴスではベナン人の出稼ぎいましたよ。うちのお手伝いさんもそうでした。
ジェロフライス、ガーナでは食べられているものなんですが、ベナンにはないのかな。。。
ヤムイモを蒸すかゆでて、餅つきみたいに杵と棒でついてもちもちふわふわにさせたものが、パウンデットヤムです。
シチューにつけて食べるんです、ラオスのカオニャオみたいに。
プレママさんなんですね。お腹の赤ちゃんと楽しい日々を~
長い文章でごめんなさい

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続き~ (りう)
2012-04-09 13:01:04
夫は、北部出張ばかりでした。ハウサ語も、習ってましたよ。なので、上の子もそれに因んだ名前になりました。
ベナンにも、ナイジェリア人いるんですね。ラゴスではベナン人の出稼ぎの人もいて、うちではお手伝いさんお願いしていました。
ジョロフライス、ガーナでは食べているようですが、トマト味の炊き込みご飯で、ちょっとスパイシーなんです。
ヤムイモを蒸すかゆでて、杵と棒でついてもちもちふわふわに
させて丸いお団子にしたものが、パウンデットヤムです。
ラオスのカオニャオみたいに、シチューの汁をつけて食べるんです。

プレママさんなんですね。お腹の赤ちゃんと楽しい日々を~
長くなってごめんなさい。
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ありがとうございます♪ (ぴえっと)
2012-04-10 21:01:29
 りうさん。嬉しいお返事、ありがとうございます~☆
そうなんです、妊娠6ヶ月目です♪毎日のんびり暮らしています。
私、りうさんのお子さんのお名前。覚えていますよ。
ハウサの中心の町の名前ですよね?
昨日、ナイジェリアでまた沢山の方が犠牲になった爆弾事件が起きました。
イースターの祝日でしたのに・・・。
ところで、パウンデットヤム!こちらでいう、ヤム・ピレーのことですね。
私も大好きで、美味しいお店を探したりします。日本人の口に合いますね~。
 バンコクでの生活。海外ではなかなか家事、育児、仕事・研究を
両立するのは難しいのでしょうね。日本でも、
皆さんたいへんそうです。
私は1年半までこちらからラオスへ2ヶ月に一度
2ヶ月出張して
南部の田舎のプロジェクトで働いていましたが、
こちらにいても仕事ばかりしていて、結局身体を壊してしまいました。
心の整理をして、廃業し、またラオスへはいつか、
今までとは違った形で関われればと思っています。
かなりキッホート・ラーオ・ラーイです。
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たのしみ~ (りう)
2012-04-11 02:07:50
ぴえっとさんのお返事見るのを、楽しみにしています。
新しい記事のちくちくする時間、いいですね~
娘の名前、そうです。^^ 爆弾事件のあったkaduna も、
かづな って候補にあがってました。
そっか、もしかしてヤムピレー は、yam puréeってことでしょうか。。。
ここでの生活は、快適です。快適すぎです。。。お手伝いさんにお願いして、自分の時間を作ることは容易なんです。
でも、私には子育てを手放すことはできなかったです。
二人とも気管支弱くって。。。
私も、もっとナムター周辺の村を回って村人の話を聞きたかったですね。こどもの喘息が落ち着いたら、ぜひ、連れて行きたいな。
最近のこどもたちのお気に入りは、お寺巡り。ルアンパバンにも、つれていかなきゃ。
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私も嬉しいです♪ (ぴえっと)
2012-04-13 16:22:57
 りうさん。お返事ありがとうございます~☆嬉しいです♪
娘絵さんのお名前初めて聞いたとき、かわいい♪って思いましたよ!
ベナンのヤムピレーは、ピュレーというより、杵と臼で蒸したヤムいもを
ペッタンつぶす、pilerの方です。北部料理です。
バンコクの生活はナイジェリアと比べた場合、
きっと天国に近い方ですよね(笑)。
でも、子育てを自分の手でしっかりされるりうさん。素敵です。
私も自分の時間をなんとか確保しながらも、子供とは一緒にいたいです。
今は、もくもく状態ですが。私も子供をつれて、またパバン、ウドムサイに
行きたいな~。でも、いつになるかな??

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Unknown (りう)
2012-04-20 15:10:01
お返事ありがとうございます~
そうですか、北部料理なんですね。
そうそう、子供たち、いつかはナイジェリア連れていかなければと思っています。私もラゴスからは出る機会なかったので、
北部の街には、とっても興味あるんです。
ラオスも、喘息がだいぶ収まってきたので、そろそろ連れて行きたいです。
それでは~ のんびりとお過ごしください
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