わくわくするもの.blog

わくわくする、ひと・もの・こと。
ゆるゆる、私の心で感じたこと。。
ここでの皆さんとの出会いにも、わくわく・・・。

村でのバーシー

2005年12月14日 | ラオス文化・慣習
 サバイディ。サバイディーボー(お元気ですか)。
12月2日に「花嫁になりました」。
その後、結婚式のこともご紹介できず、すっかりご無沙汰していました。
すみません・・・。
今、私は、ラオスの北部の町ルアンナムターに出張しています。
 
 12月9日からラオスに来ているのですが、
睡眠をとる時間もないほど、どたばたと過ごしています。
2泊したルアンプラバンでは、アフリカにもって行く荷物の発送準備。
いくら整理しても、荷物は片付かず、引越しは終わりません。
11日に、すし詰め状態のオンボロ夜行バスに無理やり乗り込んで、
なんとかルアンナムターにやってきました。
 
 昨日、ある黒タイ族の村でのこと。
100人以上の人たちが集まって、私の送別会を開いて下さいました。
(日本に出張中の私のボス・ゆきこさんのお心遣いに感謝!!)
ラオスの送別会は、バーシーという伝統的な儀式と、
食べて・飲んで・歌って・踊っての大宴会がセットになっています。

午前中に、精霊信仰である黒タイ族の伝統にのっとった、
バーシーをしてくださいました。
豚を丸ごと一匹お供えして、「モー・クワン」と呼ばれる
祈祷師(おばあさん)が霊や魂にお祈りの言葉を40分間ほど、
うにゃうにゃうにゃと、私の前で唱えてくださりました。
その後、周りに居た人たちが1人ずつ、私の両腕に木綿の糸を
括りながら、私の健康・安全・多幸を祈ってくださりました。
 じ~んと、胸が熱くなりました。
 
 バーシーの後は、お約束の大宴会。
皆で、とことん飲んで、歌って、踊りました。
私も、みんなも、すっかり酔っ払いになりました。
 もうすぐ皆とお別れだなんて、やっぱり、寂しいなあ・・・。

どたばた

2005年10月24日 | ラオス文化・慣習
 今日は、久しぶりのブログ更新。
昨夜、ルアンナムターからルアンプラバンに戻って来ました。
今回は、ルアンナムターにいた時間よりも、バスの中にいた時間の
ほうが長かったです(バスの中24時間、ルアンナムター22時間)。
最近あることが決まったことからどたばたした日々を過ごしていますので、
こんな感じの無理なスケジュールを組んでしまっています。
 で、「あること」については、もう少ししてから皆さんにご報告します。
 
 ところで、どたばたしていたこの2週間ほどの間。
毎日のように、わくわくすることに出会いました。
まずは、むぅむぅ兄、KINOさん、マロンちゃんのルアンプラバン旅行。
どんな旅行だったのでしょうか?
KINOさんのとっても素敵なブログを、ぜひぜひ、ご覧ください。
 また、3人(今度は4人かも??)で、遊びに来てくださいね~。

 それから、本当はむぅむぅ兄一家といっしょに行く予定だった、タート・セーの滝
ルアンプラバンにいらしていた私のボスたちといっしょに行ってきました。
まるで、森の中に水のカーテンがひらひらしているようで美しかったです。
 ぜひ、一度遊びに行って見てください(朝早くに行くことをお薦めします)。

 つづいて、10月19日の、「ライ・フア・ファイ」というお祭り。
ルアンプラバン市内の村々で作られた、フア・ファイと呼ばれる船や
ナーク(龍)の形をした灯籠をシェントーン寺からメコン川に流すお祭りです。
今年は、このフア・ファイのコンテストがあったことからか、
ものすごい盛り上がりで、驚きました(写真は、うちの村のフア・ファイです)。
「ライ・フア・ファイ」を見てからは、メコン川で、カオニャオさんといっしょに
灯籠流し(「ローイ・カトーン」)をしました。
 ず~っと、ラオスとつながっていられますようにと、お祈りしながら。

オークパンサー

2005年10月18日 | ラオス文化・慣習
 今日は、オークパンサー(雨安居明け)の日です。
オークパンサーだと聞くと、いろいろと思うところがあります。
雨季が明けて、ちょっと過ごし易くなるなあ。
美味しい新米が、沢山食べられるんだなあ。
連日、ギンドーン(結婚披露宴)の大宴会騒ぎがあるなあ。
どんどん、寒くなるなあ(特に、山岳地域や、ウドムサイの中心は)。
 そんなことを思いながら、オークパンサーの日を迎えました。

 今朝は、いつものように、ウアイチャンの娘(ニット)やカオニャオさんと、
ワット・タート(タートルアン寺)に喜捨しに行きました。
もちろん、ウアイチャンが作ってくれたカオトム(ラオスの甘いちまき)、
お菓子、カオニャオ(モチ米)、少しの新札、銀の入れ物と、ござを持って。
それから、今回は初めて、カメラも持って行きました。
 皆さんに、托鉢の様子を写真で見て頂けるようにと。
 
 タートルアン寺には、タートルアン寺と、近くのマノ寺の僧侶たち、
合計70人近くが一列になっていらっしゃって、托鉢されます。
私は、健康で、安全で、良いご縁に恵まれた日々を過ごすことができたことに、
心から感謝して喜捨しました。
慣れない国に住めば、予期せぬトラブルに巻き込まれることがよくあります。
私も、過去5年間で、数え切れないほど沢山の複雑な問題に直面しました。
でも、今も、こうして元気に楽しくラオスで暮らしています。
 これも、支えてくださっている、みなさんのおかげです。

 そして、まんまるのお月様がとっても美しかった夜。
ルアンプラバンでは、家の周りを提灯やろうそくを灯して明るくします。
私も、家の門の両側にろうそくを立てて灯しました。
お祭りムードでわいわい楽しそうな町に出かけてみると、竹と手漉き紙で作った
星型の提灯や、ろうそくを乗せた手作りの竹製の船(フア・ファイ)が
家やお店の玄関、お寺の入り口に飾ってあって、とても綺麗でした。
 明日の夜、ろうそくを灯した竹製の船などをメコン川に流します。

ダイエットか・・・

2005年09月18日 | ラオス文化・慣習
 今日は、「ホー・カウ・サラーク」の日です。
日本語で何と訳したらいいのかわかりませんが、
お法事やお盆のように、亡くなった身内の霊を供養するため、
即席麺や魚の缶詰やみかんなど、沢山のお供え物をお寺に寄進しに行きます。
タイ・ルー族の村では、家の女性が手機で織った生成りの木綿の布や、
藍で染めた布や、手で紡いだ糸なども、寄進します。
 今朝の私は、お寝坊さんで、喜捨しにお寺に行けませんでした。

 この4日間ほど、毎朝、毎夕していることがあります。
それは、体重計に乗ること。
体重計に乗るたびに、「げげげげ・・・・」。
200グラムぐらいづつ、着実に、太っています。
この1週間だけで、なんと、1.8キロも太ってしまいました。
 今の重さは、私の今までの最高値とほぼ同じです。

 このまま、着実に増えて行けば、はいているシン(ラオスの女性がはく
筒型の巻きスカート)は、ホックをずらして、縫い直さないといけなくなる。
ぴったり系のジーンズやズボンも、パンパンではけなくなる。
ご飯を食べていると、口の中の肉を噛みやすくなって、傷を増やしてしまう。
 ダイエット中の、カオニャオさんのインセンティブを下げてしまう・・・。

 あ~。夜、外食を続けていたのが、いけなかったのかなあ。
昨日も、H姉さんと、ラオ飯食べに行って、カオニャオ食べ過ぎたからなあ。
でも、毎日、梅子をちゃりちゃりこいで、運動しているのになあ。
 う~。ちょっと、反省モード。

 ・・・ということで、ちょっと、ダイエットしてみます。
せっかくだから、わくわくするダイエットを。
どなたか、わくわくするような、ダイエット方法を教えてください!

そして、ルアンプラバンへ

2005年09月03日 | ラオス文化・慣習
 今朝は、ビエンチャンのシームアン寺に、お参りに行ってきました。
今日は、シップハーカム(15夜、満月)で、シンニャイ。
シンニャイって、どう日本語訳するのでしょうか?
大きな満月の日(←直訳)。仏様の日?
 ラオスの人々は、喜捨しにお寺に行きます。

 シームアン寺は、ビエンチャンの町と人々を守ってくださるお寺。
「女性の気持ちを理解してくださる」お寺としても、とても有名です。
片思いをしている人。恋人が欲しい人。結婚したい人。子どもが欲しい人。
沢山の方が、ラオス国内ばかりでなく、タイからもお参りに来ます。
今日も、2階建ての観光バスに乗って、わいわいと、沢山のタイ人観光客が、
お参りに来ていました。

 で、私は、お寺でお参りしてから、11時前には、空港へ。
でも、12時にルアンプラバンへ向かう飛行機が、結局2時間遅れでの出発。
お腹ぺこぺこでしたので、ちょっとぐったりしていたのですが、飛行機が
着陸するちょっと前に、ひょいと窓から外の様子を覗いたら、わくわくが・・・。
ちょうど、カーン川で開催されていた、伝統的なボートレース祭りの様子を、
観覧できちゃったのです。空から。
(今日は、ルアンプラバンのボートレース祭りの日だったのです)。
ほんの十数秒しか観覧できませんでしたが、なかなか面白かったです。
 全く違う角度から、お祭りの様子を垣間見れましたから。

 空港に到着してから、家でご飯食べて、本を読んでいたら、
ウアイチャンと、ワンチャン(犬)が、うちに遊びに来てくれました。
カオトム(バナナの皮に包まれたココナツミルク味のちまき)を持って。
今朝、お寺で喜捨するために、作ったそうです。
あま~い、あまい、ウアイチャンのカオトム。
「ウアイチャンの手作りの味で、美味しいなあ」と、嬉しくなりました。 
 また、明日から、やるべきことを、しっかりやるぞ~。




カオパンサー(雨安居入り)

2005年07月21日 | ラオス文化・慣習
 今日は、カオパンサー(「雨安居入り」:うあんごいり)です。
今日から、オークパンサー(「雨安居明け」:うあんごあけ)まで、
僧侶たちは、原則として、お寺から外へは出られなくなります。

 今朝は6時過ぎに、ウアイチャンの娘さんたちといっしょに、
ワット・タート(タート・ルアン寺)に、喜捨しに行きました。
もちろん、昨日作った「カオトム」を持っていきました。
「カオトム」などの喜捨するモノは、「アーン」と呼ばれる銀細工が施された、
喜捨用の入れ物に入れて行きました。
 私の「アーン」は、2年前にルアンプラバンの古道具屋で買いました(写真)。

 私たちがお寺に到着した頃には、沢山の女性たちが、綺麗なシルクの上着に、
肩に、ペービアンという手織り布を巻きつけて、さらに高価なシルクのシン
(ラオスの筒型巻きスカート)をはいて、道沿いに一列になって待っていました。
皆さん、金(たぶんメッキが多いと思います)や銀(ルアンプラバンは伝統的な
銀細工が有名です)の大きな「アーン」の中に、「カオトム」や、お菓子や
カオニャオ(蒸したモチ米)を山ほど入れています。

 6時半ごろに、ワット・タートの僧侶たちが40人ほど、高僧を先頭に一列になって
歩いて、托鉢にいらっしゃいました。
その後、お隣のワット・マノ(マノ寺)の僧侶たちが40人ほど、続きました。
私は、「アーン」の中に入れた、カオトムと、カオニャオと、飴ちゃんと、
20,000kip分(200円分)の細かい額の新札を、一つづつ、喜捨しました。
私の目の前でちょっとだけ立ち止まってくださる僧侶に、次から次へと、
80番目の僧侶まで、ノンストップで喜捨しますので、かなりシンケン。
 60人目以降は、「カオトム」が足りず、飴ちゃんとカオニャオだけでした。

 今年は雨不足が続いていますが、これから雨季が本格化しても、
健康で、安全で、平和に暮らせますようにと、お祈りしました・・・。

おみくじ

2005年05月19日 | ラオス文化・慣習
 昨夜は、また停電。インターネットもつながりませんでした。ザンネン。
 
 昨日、夕方から、ウドムサイの中心から30分ほど離れた、
ラー郡というところに遊びに行きました。

 ラー郡は、観光資源の少ないウドムサイでは、
ちょっとした観光スポット。川に湧き出ている温泉が有名。
何もないと言えば、自然と人以外、何もないのですが、
素朴なところが、私は好きです。
今まで、一年に何度か遊びに行っています。

 私が、ラー郡に行って必ず行くのは、パッシンカム寺。
パッシンカム寺は、ラオスでは、とても有名なお寺です。
今はタイのバンコクにあるパッゲーオ(エメラルド像)、
ルアンプラバンのパッバーン、そして、パッシンカム。
この3体の仏像は、ラオスでは特に尊重されています。

 ラオスの人は、けっこう「おみくじ」好きです。
パッシンカム寺は、「おみくじ」がよくあたることでも有名です。

 私は、あまりおみくじには興味のない人間でした。
でも、仕事がきつかったりしたからでしょうか。
ラオスに来て、2年目ごろから、おみくじに書いてあることを
気にするようになりました。

今年は先月、このお寺のおみくじをひいています。
昨日になって、おみくじに書いてあることを、このお寺で、
ラオス人の職員にしっかりと読んでいただきました。

 とにかく、とっても運勢がよいらしい。
でも、最後の行に気になる言葉が。
「必ずあなたは、今いる場所から他の場所に移ります」。

 いったい、私は、どこに行くのでしょうか?