わくわくするもの.blog

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ラオスのスロ~フ~ド

2005年07月20日 | ラオス食べ物・料理
 今日、「カオトム」を、ご近所のウアイチャンの家族といっしょに作りました。
このカオトムは、ラオスの伝統的なもち米のお菓子です。
「ちまき」を、ココナツミルク味にして、あま~くした感じ。
明日、ラオスはカオパンサーの日を迎えます。
ルアンプラバンの町の人たちは、朝早くにお寺に、喜捨しに行きますが、
その際に、欠かせないのが、「カオトム」なのです。
 子どもの頃に、おばあちゃんといっしょに、柏餅を作ったことを、想い出しました。

 で、この「カオトム」づくりにかかった時間は、7時間ほど。
この7時間の間に何をしたのかといいますと・・・(ご参考までに)。
・火を準備する
七輪のようなものに、薪を入れて、火を入れる。
・モチ米を蒸す
 モチ米を、洗って、半日ほど水に浸して置き、天然の木をくり貫いた蒸し器で蒸す。
・ココナツミルクをつくる
庭の椰子の木に登って、古い椰子の実をとって、割る。中のココナツをがりがりと
掘り出して、それを水につけて、よく混ぜて、ココナツミルクをつくる。
・バナナの葉っぱを準備する
 庭のバナナの葉っぱを切り出して、洗って、直系15センチぐらいの大きさで、
円形のものを、60枚分ほど、はさみで切る。
・緑豆のあんこをつくる
 緑豆を、米と同じように蒸した後、タムタムセット(ラオスのすり鉢)で、
潰して、さらに、砂糖を入れて、「白あん」のような状態にする。
・モチ米をココナツ味にする
 ココナツミルクに、「バイトゥーイ」という葉っぱをすり潰した液と塩を入れて、
大きな鍋で30分ほど煮る。最後に、そこに、砂糖と、蒸したもち米を入れて煮る。
・バナナの葉っぱに包む
 バナナの葉っぱに、ココナツミルク味になったもち米と、緑豆のあんこを入れて、
包装するように、くるくるっと、それなりに丁寧に包む。
・「カオトム」を蒸す
 バナナの葉っぱに包んだ「カオトム」を、蒸し器で15分ほど蒸して、出来上がり。

 さきほど、蒸したてを頂きましたが、本当に美味しかった~。

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