日記

日々の雑記にございます。

マイゴッド!

2012-11-10 01:41:16 | Weblog
 金曜日、仕事帰りに誘っていただいてJCSへ!ありがとうございます、とても楽しみました^^ 行ってみたら芝ジーザスじゃなかったというサプライズが待ってましたが。別にファンとかじゃないけど、あれだけ前面に出てるから芝ジーザスを観に行くようなものと思っていたのですが違いました。神様だけはキャスト変更が無いと思い込んでいましたが、そうでもなく。芝さん大丈夫かな。。。
 ともかくも見たことが無かったので、何と比べるというでもなく神永ジーザスは普通に良かったと思いました。彼が、というよりも、初めて見る舞台や熱気、狂気、演出その他諸々含めて圧巻の舞台ですよね。初めて見るにあたって、一応は聖書の入門書的なものを読んでみたりしましたし、そもそもキリスト教の大学だったんで多少はその辺話聞いたこともあったりしたのですが、けっこう聖書そのままというか。でも、イエスの人間くささはこのミュージカル独特のものかもしれないと思いました。「自分で治せ!」とか叫んじゃうあたり。人間として死ななければならなかったジーザスの苦しみとか、ユダのジーザスへの愛や、群衆の狂気がダイレクトに伝わってくるのがすごいです。金森ユダ凄かった、とても良かったです。あと、ユダこそ芝さんで見てみたいとも思いました。
 インパクトで言えば下村さんのヘロデ。登場はほんの少しなのにあの隙のない変人ぶり。身のこなしも衣装の捌き方一つ、手脚の動き一つ取っても美しいのです。瞼がきらきらだったのが印象的でした。あと、侍女?でソウルガールズの八鳥さん、すぐわかりました。わかりやすいお顔、かつめっちゃ頭小さいです。驚きのスタイルです。彼女以外の女性はほとんどわかりませんでした。もちろん、マグラダのマリアはわかりましたけどね!
 それからピラト。55Stepsか何かで『ピラトの夢』を聞いたことがあったのですが、ああここで歌うのかと。村さんは村さんでした。歌は当然お上手で、ちょっと強面。あの衣装だから頭が多少大きくても気にならない(笑)ピラトは別にジーザスを殺す理由なんて無いんですよね。ジーザスを殺したのは群衆なのかもしれないし、少なくともカヤパの嫉妬なんてさしたる原因で無いことは確かだろうし。人って勝手だな。
 それにしてもロックミュージカルだけに歌い方が激しい。ユダもそうですが、ジーザスも想像以上でした。あんなにキー高いんだ、すばらしいファルセットでした。ユダとか、あんなに転げ回りながら歌うのだし、群衆たちもあの急斜面を走り回り飛び回りながら歌うのですから驚きです。ユダが転がりながら狂ったように歌ってる所では開いた口が塞がらないくらいでした。熱いなあ!
 そして神永ジーザス。急遽登板とは思えず、なかなかにジーザスの格好が似合ってらっしゃるのではないでしょうか。体格が良いのかがっちりして見えはしますが、鼻筋の通ったなかなか見栄えのするお顔でした。うーん・・・芝さん顔を見たら笑ってしまいそうになる私からすると、神永さんで良かったのかもしれない(笑)きっと、芝ジーザスはもっと深い声だろうし、もっと違った表情を見せてくれるのだと思いますが、いかんせん初めてなので。最後はスタンディングオベーションに感激しているようにも見えました。玉突きでペテロになった玉真さんもそうですが、プロ魂を感じました。いやあ、ペテロからジーザスになるってのも皮肉な話だ。前日までは三度ジーザスを知らないと嘘を吐いていたのに、今日はそのジーザスをやっているのですからね。

 またいつか、観に行くかもしれません。四季に限らずとも、熱い舞台を見るのはすごく好きかもしれない。