日記

日々の雑記にございます。

アイーダ行ってきました。

2005-02-19 22:14:13 | Weblog
十中八九レポートを書かないのでここで一言。
全体的に志気があっていいなあと…良かったです。気分の問題もあるでしょうけど、劇場全体の雰囲気とかも良い感じでしたし。
最後、カーテンコールではオールスタンディングで。自然に全員が立った感じでしたね。

濱田アイーダ
素敵でした。アイーダは樋口さんを一回見たきりであとはこの方。一番最初から見ていて演技も変わったし、濱田さんのアイーダ像を創り出してきたんじゃないかと。ディズニーは地声張るから大変なのに、ほとんどシングルキャストでお疲れ様でした。
ローブのダンス、最後は鳥肌ものでした。それに「神の愛するヌビア」で見せるリーダーらしさにドキドキさせられました。

福井ラダメス
ちょっとお疲れかな、とも思ったのですが。2階から見た所為かもしれませんが少し迫力が無いと妹が言っていました。ラ行が苦手そうなのはいつも通り、でもそれさえ気にしなければ声が柔らかいので聞きやすいです。彼も役が板に付いた感じで、どんどん彼らしさを確立してきましたよね。今日は多少息漏れも気になりましたが、ね。でも、福井ラダメス好きです。カーテンコールの笑顔は最高です。
何か書きたいことあったのに忘れたので、思い出したら心の中にしまっておきます。

佐渡アムネリス
森川さん観て佐渡さん見ると、正直なところ可愛さが引っ込んで綺麗さが出てくる感じですね。とってもセクシー♪歌声は独特だから、アイーダとのはもりでは二人で歌うというよりもひとりずつ歌っている感じもするのですが。
佐渡アムネリスで凄いのは何て言っても「オシャレは私の切り札」ですよね。森川さんは「オシャレにしか」と歌って「興味ない」と喋るのが印象的でしたが。佐渡さんの衝撃はあの甲高い声と衣装を着た時のセクシーさ。そして、今日は最後の場面まで感動させて頂きました。

大塚ゾーザー
さすがに慣れたっぽいです。妹曰く「髪が多い。」まあ…確かに。それはそうだ。そして「父に従え」では音を変えて歌ってましたね。しかもオクターブ上げるのではなくて、その調の中で(5度くらいかな?)上げていたのが印象的でした。飯野さんからバトンタッチして、それから彼の中でゾーザーは刻々と進化していったのですね。大塚ゾーザーといえばすっごくスタイルがいいので見た目でちょっと威厳に欠けますよね、でもそれでも「らしさ」が出てきたので良かったです。

有賀メレブ
前回見た時はちょっと苦手な感じでしたが、今回はけっこう変わってました。リズム外して歌うのは構わないと思うのですが…「あー…」え?あ?と思う間があって「…なたは望みを捨てなければ~♪」と歌うのは戴けませんでした。一生懸命さが伝わるメレブですね。もう一度やる機会があればもっと良くなるのになあと思いました。

岩下ファラオ
3回くらい観てきましたが、今回になってようやく「この人上手いんだ」と思いました。あれが演技であるのが凄いと思いました。

川原アモナスロ
うん…まあ出番が少ないので印象は薄いのですが。牢獄のところでアイーダと抱き合うところ、こんなに激しかったかしらと感じました。

井上ネヘブカ
歌声は好きです。うまいなあと思いました。井上さんの声がけっこう子どもっぽいので、どんと響いてくるものの言い方が良いですよね。あ、井上さんのネヘブカは可愛いので好きなんですが(見た目だけじゃなくてね)。「神の愛するヌビア」の最後、恐らくハイCくらいでしょうか…あれで引っ張れる辺りすごいです!

アンサンブル
脇坂さん
「ラダメスの手紙」の後での収容所の場面、彼の叫び声(←あの、何て言ってるか分からない雄叫び。ネヘブカが連れて行かれる前です。)は太くて迫力がありますね。どこにいても目立つ貴方が素敵でした…

竹原さん
喋り方が…ちょっとこもり気味ですね、特徴的です。今更ですが。

影山さん
以前のリハ見学会の時に質問に答えて下さった方なので覚えてました。何とも無愛想っぽくて。正直、兵士やってる時以外はどこにいるかわからないのですが。

ま、こんなところで。楽しかったです、今までで一番良かったかと。次の京都公演、キャストが一新されるそうですがここまで作り上げられてきたものの、さらに上に行く素晴らしい作品になって欲しいですね。