杉原 千畝・・・12・5 映画公開 の予告で、名前だけは “知った人” だった。
唐沢 寿明さんのインパクトが強くて、不純な動機で?興味を持った外交官 『杉原千畝』 という人物。
第二次世界大戦中、リトアニアのカウナス領事館に赴任していた杉原は、ナチス・ドイツの迫害により
ポーランド等欧州各地から逃れてきた難民たちの窮状に同情し、外務省からの訓令に反して大量の
ヴィザを発給し、六千人ものユダヤ難民が ナチスの魔の手から救われという・・・ノンフィクション作品。
二十五年にわたって研究されてきた著者 白石さんの、“杉原千畝の素顔を復刻してみせた”?
印象に残った 杉原の愚痴?がある。
「だれもしなかったことをしたのに……こんなに働いているのに」・・・
「なぜ私が危険を冒して入手した情報が的確に活用されていないのか」・・・
読後に残ったのは・・・杉原 千畝の、悔しさ・悲しさだった。