“ありふれた主婦は、なぜ狂気に墜ちたのか。”
映画化される作品!というだけの興味 (m(__)m)で手にとった本・・・
井上荒野さんの 『だれかの木琴』
東京の郊外に 夫と娘と共に引っ越してきた主婦の小夜子が、
初めて行った美容院でスタイリストの海斗と出会い、
やがて海斗に対して常軌を逸したストーカー行為を行なうようになる。
小夜子が、何故 執拗なまでに海斗への執着をエスカレートさせたのか?
小さな失望(夫への? 娘への?)が、小夜子の日常を静かに歪めていったのか!?
自分でも分からない感情に突き動かされて行動してしまう!?魔が差すみたいな!?
なんか不覚にも・・・共感するところがあったことは事実。
「だれかの木琴」 という タイトルの意味するところが・・・結局は摑めなかった。。