PIAFUL♪

ピアノを愛する私の・・・独断と偏見による
その時々の旬な話題?を気紛れに~♪

月光

2009-10-01 | book
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ 「月光」 (第一楽章)・・・を タイトルに!?
『ストロベリーナイト』・『ジウ』 等・・・犯罪小説・警察小説で支持を得ている方の作品。

『月光』 著者 : 誉田 哲也 

データベース・・・(かなり ちょっかい出してます)
お姉ちゃんが死んだ。誰からも愛された人。優しく美しく、真っ白だった人。(ホントにそう!)
同級生のバイクによる不運な事故?違う、お姉ちゃんは殺されたんだ―。(違う!実は・・・)
姉と同じ高校に入り、一人の教師の協力を得て真相を探り始めた妹 結花。(一人の教師が曲者)
そこには覗いてはならなかった姉の秘密が―。(あまりに おぞましい現実・・・)
学園にピアノ・ソナタ 「月光」 が流れるとき、教師と生徒の心が狂う。(狂ってるのは音楽教師!)

前半・・・あまりに残虐な描写に、この本・・・読み切れるんか?と思った。(投げ出したくなったもん)
だが、ストーリー展開にはメチャ興味を持ってしまった。怖いもの見たさ?知りたさ?故?
たかが小説の登場人物なのに、本気で同情したり、憎んだり、許せんくなったり・・・。
そういう意味では、かなり面白い小説なんかな?って逆自覚したり。。

ただ・・・、女性には、若者には、読ませたくない?こんな本・・・知らない方がいい!
そんぐらいの衝撃を受けました。

♪「月光」・・・この曲の短調は、決して悲しみを意味しない。
闇の深さと対をなす月の明るさ、その澄んだ輝きを思わせる。
凍てつくほど冷たく、それでいて静かに流れている、小波のような美しさ。だからこそ、愛しい――。

「月光」・・・この本のタイトルとされたことに、違和感・不快感を覚えた。