PIAFUL♪

ピアノを愛する私の・・・独断と偏見による
その時々の旬な話題?を気紛れに~♪

ももこの話

2006-04-29 | book
『あのころ』 『まる子だった』 に続く3部作目のエッセイ・・・

『ももこの話』 著者 : さくら ももこ

先日(18日)、アニメをリアルに再現した実写版 ちびまる子ちゃん が放送され、
実は、見てないんだけど (・Θ・;) とっても評判が良かったみたい。ね!?

ももこさんが、まる子だった頃?の尽きない思い出と、爆笑エピソードの数々・・・
文庫本になったので、初めて買ってみた。笑いを求めて~!?

ネタじゃなく エッセイなのに、なんでこんなに笑えるの?ってぐらい可笑しかった。
ももこさん?まる子ちゃんの周りに、面白いエピソードが たくさんあった というより
探究心や観察眼が鋭く、物事を面白く捉えて?表現するセンスが抜群だと思った。

“風呂で歌をうたう” 父(ヒロシ)に懐メロを教えるのに苦労した話。これ嵌まった。
っつうか、ヒロシの歌に笑った。ちなみに、ちあきなおみの 『喝采』 という歌。

♪いつものように幕が開き 恋の歌うたう私に 届いた報せは 黒いふちどりが
  ありました♪を、ヒロシは・・・
♪いつものように枕 空き、恋の歌をうたう私は、遠のいた知らせに 黒い不死鳥が
  おりました♪・・・と歌った。プッ!何をどう解釈すればよいのか!?続き~

♪あれは三年前 止めるあなた 駅に残し 動き始めた汽車に 一人飛び乗った♪
  を、ヒロシは・・・
♪われら三年前 飛べるあなた えきりのごし くどき始めた汽車へ 一人呼び乗
  った♪・・・。ε=(>ε<) プーッ!!もうメチャクチャ。ももこ?まる子の苦労分かる~。

小学校の同級生だった元Jリーグ選手の長谷川 健太君は目立つ存在だったが、
まる子は地味な少女だった話とか、独自の健康法。えっ “健康はタバコから”?

“春の小川の思い出” は、大親友 たまちゃんとの思い出の話。
高校卒業後・・・。自分たちの夢に向かって、それぞれに歩み始める時がきた。
ももこは、漫画家としてデビューが決まり、たまちゃんは留学することに。
「大人になっても隣同士の家に住めればいいのにね」 「うん」・・・哀しいお別れ。

笑えて・・・笑えて・・・笑えて・・・そして、ほろっとしたエッセイでした。