後半のパネルディスカッションでは、『結婚を応援するまち東海市を目指して』というテーマで、安心して結婚できる東海市を目指して、地域社会全体で現在取り組んでいることや、今後取り組むべき課題などを話し合いました。
(左から大橋清朗氏、北川和俊氏、鈴木淳雄市長、石田衣良氏)
石田氏のお話のなかで特に印象深かかったのが、共働きの多い核家族が増加している時代には、家事をしっかりできる男性が現代女性には求められているという内容です。私も働く未婚者として、ふむふむふむ・・・と納得。「男性でも彼女が倒れたときにすぐに作ってあげられるレシピを親が教えてあげてほしいんですよ」と、フォーラムに参加していた未婚者の息子さんを持つ親へ問いかける場面もみられました。
今回の「結婚応援フォーラム」に参加して感じたことは、未婚者対策支援問題の背後には、“若者の自立観の欠如”といった大きな社会問題が要因となっているということでした。私たちは、結婚観やその前提となる希望までも国や自治体に頼るのではなく、まず、ひとり一人が未婚者問題を切実に受け止めて、希望のある未来をつくるために何ができるのか、を考える必要があるのではないかと思いました。
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