goo blog サービス終了のお知らせ 

過去ログ キタカミ徒然 

三葉虫を追い続けるボヘミやんのユル過ぎる日記 【 since 2005.11.24 】

ニャロメさんの今季ラストバトル

2007-11-20 20:38:22 | その他の産地
私にとっては初めての産地、ニャロメさんも5年ぶりの来訪という
かつて、ヘリコを産出した地・・もちろん狙いは頭足類だ。

ジムニーで奥に入る。
早々にニャロメさんがプロピナコセラスの破片を出す。
ここは頭足類キングの面目躍如といったところだ。
しかし後が続かず、見切りをつけて移動。

移動先でも石はあるが、化石は容易に見当たらない。
ここよりは先程の場所の方がまだ有望、ということで再び移動。

ほとんど化石が入っていない堅い石を叩くのは
集中力が殺がれるものだが、今季ラストのニャロメさん、
気合が入り、ハンマーの音が絶えることがない。
この状況で平巻きの巻貝orアンモ?等を出す。
私は、と言えば礫だか頭足類だか分らないなものを
1個だしたのみ。礫なら捨ててねとニャロメさんに献上。

今日は昨日に比べれば暖かいが、15時を回れば
気温はグッと下がっていく。そんな時事件は起きた(笑)
なおも精力的に石を叩き続けるニャロメさんの
クラックハンマーが、何と折れちまったのである!↓


これは私にもショックだった。
絶対折れないと思っていたエスティングのハンマー、
それがポッキリ!と逝ってしまったのだ。
折れないと思うこそ無茶な使い方が出来たのに・・

ニャロメさんのハンマーは10年は使っているとのことで
相当の金属疲労もあったろうが、エスティングと言えど
過信は禁物ということか・・・

これを潮に本日のバトルは終了~
未知の産地で収穫を得るのは難しいが
これはこれで楽しいものである。
情報を収集して再チャレンジしたいものだ。

ニャロメさんは何と千葉まで日帰りである。
朝、一ノ関は雪で真っ白だったそうだが、これは私も想定外だった。

ニャロメさん、お疲れ様でした。
ご無事で帰宅されますように・・


氷雨

2007-10-27 21:49:59 | その他の産地
タイムトラベラーさんとの巡検・初日。

晴れ男・タイムトラベラーさんの神通力を以ってしても
今日は晴れず、終日冷たい雨が降っていた。

唐○館山は少し露頭の様子が変わっていた。
何だか露頭の凸凹を削ったような感じだ。
冷たい雨がある中、採集を始めるが次第に雨は強くなり
揮発防水されたウィンドブレーカーも雨を通し始め
背中がびっしょりと濡れてしまった。

たまらず退散(笑)
幽玄洞脇の唐○食堂に展示してある標本を見に行くも
今日も閉まっていた。土曜日だぞ、潰れたのかな?

仕方なく幽玄洞に入る。
ここには七○さんの凄い標本が展示してあった筈だが
どうやら撤収したようだ。ニャロメさんは大した標本が無いと
言っていたが、その通りだった・・・

石炭の栄も諦め、早々に気仙沼に戻り喫茶店で女王様を披露。
新旧女王様を並べて、タイムトラベラーさん、ご満悦のようだった。

登米層の頭足類

2007-09-21 21:05:58 | その他の産地

欠片になってしまったがサイクロセラスに似た直角石と思われる化石。
少なくとも倍くらいの長さはあったのだが・・


かなり昔の話だが、本吉町にアラクソセラスを探しに行ったことがある。
小さなベレロフォンを見つけたくらいで空振りに終っているが
今日の産地もまたアラクソセラスが出ている場所である。

I浜、いわゆる登米粘板岩が出ている海岸だ。
岩場を叩きながら歩いていると、剥がし易い露頭があり
少し念を入れて叩いてみるが化石は出てこない。
諦めてズリ整理、その中に上の画像の直角石があった。
(残ったズリを確かめてみると、先端部の抜け痕もあったが
どうしても繋がらないので置いてきた。)

更に先に進むと間もなく隣の浜である。
その直前に小型のベレロやウミユリを含む礫岩層があり、
ここまで見てきた中では一番化石が豊富だった。
でも、これに頭足類が入っているかな~?

産地の場所が間違っていなければ、範囲は狭いので
よく探せば頭足類も見つかるかも知れない。
また一つ課題を作っちゃったけれども・・(笑)

ついでに前回の伊里前で爺さんに聞いた神社下を見てみる。
潮が満ちていて話にならなかったが、一層険しそうな岩場だった。
戻る時、歌津の街中で○島神社を発見!
アンモが出たのはこっちか!?(爆)

まんじゅうの日

2006-11-08 21:42:49 | その他の産地
K沢の林道の最奥。
ニャロメさんは、「まんじゅう、まんじゅう」と連呼している。
何かと思って訊くと、ぷっくりと膨れた大きな腕足類のことだった。

終盤、ニャロメさんは、その「まんじゅう」の
密集層を見つけ、大きなブロックを切り出してきた。
K沢名物、まんじゅうの詰め合わせである(爆)
ニャロメさん曰く「今日はまんじゅうの日」
二つの段ボール箱にまんじゅうを詰め、ご満悦である(^-^)

さて、林道の終点から更に奥に細い丸太で出来たボロ橋があった。
苔むし手摺りも倒れていて、渡ろうものなら
腐った丸太が折れるか、コケでスリップして谷底落下は免れまい。
それはそれで面白いかも知れないが
体を張った芸人でもチャレンジしないだろうなあ。
だって・・大怪我するか、さもなくば死ぬよ(爆)

しかし橋を迂回し、その対面で待つ仕掛け人・ボヘミやんに
うそ臭く「カムオ~ン」と促されたニャロメさん
一歩踏み出すんだもんなあ(笑)
慌てて止めたけど、ニャロメさん・・いい人過ぎっ!
こりゃ「キタカミどうでしょう」の名シーンの一つになるかな(爆)

肝心の三葉虫だが、松葉石は含まれるものの
この石からスパチュリは出そうな気はしなかった。
そこで小さな三葉虫の痕跡を探すと
ニャロメさんが見つけたのも含め3個の尻尾が出てきた。

しかしどれもが三葉虫の形をして周縁もあるが
保存が悪くて肋を全く確認出来ない。
ここでも課題を残す結果となってしまった。

ニャロメさん、お疲れ様でした。
良い収穫があって良かったですね。
またの巡検も楽しみにしていま~す。

30年前の記憶は・・

2006-09-13 20:20:14 | その他の産地
全くアテにならんな!

下見もしないまま出掛けてしまった大島、
白亜紀の露頭に辿り着くも、記憶にある風景と一致せず
目指す密集層は見つけることは出来なかった。

タイムリミットが寸前、敗色濃厚の沈鬱な空気の中
ニャロメさんがついにアンモを発見。
その跡を叩き、私も保存はかなり悪いながらもアンモ1個を採集出来た。
恐らくは本命とは違う石だったろうが
お陰で辛うじてボーズを免れることとなった。

古い記憶はアテにならないことを改めて痛感したが
それ以上に、得意としていた岩場歩きが
今や思うに任せないことが痛かった。

僅か半日であったが、岩場を何度も登り降りし
堅い岩を叩き続けた所為か、
さすがのニャロメさんも「疲れた・・」と口にした。
つくづく同感である( ̄△ ̄)

ニャロメさん、お疲れ様でした。

唐梅館山リベンジ

2006-06-19 19:28:37 | その他の産地
いや~昨日まで肌寒かったと思ったら
今日はいきなり暑いんだもん、調子狂っちゃうよね。

んで、なるべく楽に採集出来る場所ってことで(笑)
本日は唐梅館山リベンジ!
何故か何度行っても私だけが三葉虫、採集出来ないんだよね・・

しかし今日は違ったね。
開始ほどなくして尻尾ゲットしましたよ。
保存は悪いけどねえ・・
ここのは、ちょっと同定が難しいね。
保存が悪すぎて、頭が出て来ても分かんないじゃなかろか?

本日の収穫

コノフィリップシア?の尻尾 3個



米谷の天神の木層で

2006-06-07 20:52:16 | その他の産地
三葉虫をゲットする、ってのが本日の目論見だったが惨敗に終わった。
産地は砂防ダムに消えたのだろうか・・
僅かな腕足類・二枚貝・珊瑚・ウミユリを見るに留まった。

早々に見切りを付け、次の産地は
ニャロメさんのご希望で「ペルムの森」

露頭はかなり掘られており、私が残していた場所も
ポッカリと穴になっていた。
しかし、さすが初代「三葉虫(むし)追いキング」!
転石からオウムガイや三葉虫を次々ゲットしていく。
しばらく来れなくなるとのことで
猛烈な執念を見せるニャロメさんであった・・・

明日は「デボンの森」に決定。
ニャロメさんがズリを除け終わった頃、合流する予定である(爆)

本日の収穫

スパチュリの尾部を2個持ち帰るのみ。