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パタピッマガジン

自動製図ソフトパタピッで
おしゃれを遊ぼう!

製図 コート 9

2007-01-10 08:35:05 | コート
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パタピッ ユーザーは、下の解説に従って製図を作成しましょう。


コート

ルーズフィット

最近の流行のデザインではありませんが、流行の変化にも関わらず常に見かける定番です。
脇を絞らないルーズフィットのコート製図にこんな操作方法があります。

  



パタピッ ユーザーは下記のソフトを使って、以下の操作方法に従い製図を作成しましょう。 my パターン ができ上がります!





印は「スーパーパタピッ セット」に含まれるソフトです。)











 「コート」使用

下表を参考に数値を打ち込むと身頃ができ上がります。
下表の「あなたのサイズ」を参考にあなたの数値を打ち込みましょう。
S,M,Lは参考数値としてご利用ください。

体型的に癖のある人は、マニュアルの「補正解説」を参考に操作しましょう。




数値を打ち込んで数秒待つと、右の製図が画面に現れます。

分厚いセーターの上に着用してもゆったりと着心地の良いゆとりです。
コートソフト自体、充分なゆとりが加わりますが、「バスト」をさらに4cmプラスして操作してみましょう。

ゆとりを増やすことでアームホールが大きくなりますので、そのままの操作では、アームホールに関連して袖が太くなり過ぎ格好が悪くなりる心配があります。
「微調節AH」の操作で上表の様にアームホールを少し縮めておきましょう。「1~2cm」の範囲で脇の点を上に上げ、程よいアームホールに縮めましょう。

このデザインの特徴は・・・
・ ゆったりサイズ
・ ルーズフィット
・ テントライン

この様に、ゆとりが多くウエストを絞らず裾に向かって広がるテントラインの場合は、バストからヒップに向かってどんな傾斜で広がるかがポイントです。


「コート」ソフトでは、ヒップ入力の数値で裾幅を決定することができます。つまり、ヒップの数値操作でその傾斜加減を調節することができるのです。

バストに入力した寸法と同寸をヒップに入力するとストレートラインになります。(一度 上の入力表のヒップの欄をバストと同寸に打ち込んで実行ボタンを押して操作してみてください。前後脇のラインが真下に垂直に降りる製図になりますよ。)

このデザインの場合は、裾に向かって広げたテントシルエットを表現したい為、バストの全周にどの程度プラスするのかを考えます。
ここでは、「バストの全周より30cm広くしたい」と決めました。・・・つまり、ヒップ入力を「バスト入力+30」と打ち込みます。

もっと広げてフレアラインを出したい場合は、さらに増加して打ち込みます。

 この操作には注意が必要です。この表では問題は生じませんが、先の3つの特徴に当てはまらない場合には注意してください。

つまり、ゆとりが少ないスリムシルエットでこの方法を行うと、ヒップが窮屈になることがあります。充分なゆとりがあって適応する方法ですから、もしスリムなシルエットでストレートだったり、テントシルエットだったりを表現する場合は、ワンピースソフトの「ワイド」を使用して操作してください。ワンピースソフトは、ヒップのフィット具合を正確に表現できますので、ヒップがきつくて着用できないなどの失敗はありません。安全できれいなラインが約束できます。


ボタンを並べます。最終ボタンをウエストの下25cmとしました。着丈が変わるとこの位置も変化します。四等分して5個のボタンを並べましょう。

ボタンは常にバランスを考えて配置しましょう。

コートにはポケットが必要です。脇を開けるか定番の箱ポケットを作りましょう。
箱ポケットは、上を参考に作図してください。



 「中~太袖用普通袖」使用
身頃の前後アームホールを計測し袖ソフトを呼び出して入力します。
アームホールの計測は、アームホールの線上を右クリックすると画面に計測数値が表示されますので、その数値を下表の「前AH」「後AH」に入力すると、身頃にぴったりの袖ができ上がります。


数値を打ち込んで数秒待つと、下の製図が画面に現れます。そのまま印刷して使用します。


この袖には「タブ」が付いています。3cm幅のベルトを作り、バックルを取り付けて仕上げましょう。ベルト通しを袖口から7cmほど上に2個作ります。

「袖山」は「後アームホールの高さ×約 0.75」と表示しましたが、自動ででき上がった袖幅を計測して、メジャーで輪を作り着用者の腕にあてがうなどで確認します。細くしたい場合は袖山を高く、幅を広げたい場合は袖山を低く入力しましょう。好みによりさらに増減しても構いません。

このデザインの袖幅の目安は、Sサイズで約40cm、Mサイズで約43cm、Lサイズで約48cmです。 (袖幅の解説はしてご覧ください。)

手元に程よいコートがあれば、測ってその寸法に近付けるように数値操作しても良いでしょう。







 「襟こし中」を使用

身頃の前後ネックラインを計測し襟ソフトを呼び出して入力します。右の製図が自動で画面に現われます。
「後ろ襟幅」は、S「7.5cm」、M「8cm」、L「8.5cm」を目安に入力しましょう。(好みの幅を打ち込んでも構いません。)

自動で現れる3タイプの襟の内側の襟を使用します。(右図)
襟先の表現は自由です。形を変えて個性を表すこともできます。


以上で製図はでき上がりです!