






本命の服を裁断して、中途半端に生地が残ることがあります。
身頃の幅は無い・・・ でも一着分の総面積は充分にありそう・・・
なんとかならないかなあ・・・???
高い生地だったり、気に入った素材や柄だったりすると、なかなか捨てられません。
幅40cmに満たない細長い布と、さらに細い布が残りました。
半身の身頃の型紙は入るけれど、前後中心には はぎ目を入れたくありません。
はぎれを継ぎ合わせましたとばれるのもイヤです。
商品価値は落としたくありません。
違和感の無い自然な仕上がりにしたいものです。
そこで、脇寄りにパネルのはぎ目(切り替えライン)を入れ、脇身頃を一枚の細いパーツにしてみたらどうか・・・
はぎ目は不自然にならない位置にしてみました。
当ソーイング講座では受講者達は 足りなくならない様 ちょっと余分に生地を購入して持ち寄りますが、無駄なくうまく裁断すると布は結構余るものです。 (型紙の配置方法で用尺は大きく変わります。)
「もう一枚ブラウスができるね」 「タンクトップかキャップスリーブの服が作れそう」・・・ などなど 思わぬもう一着が叶ったりします。
先に書きました様に、違和感無く自然な仕上がりにする為に、どこにはぎを入れるかなどいろいろと試行錯誤すると、分割された型紙はパズルの様にはまり込み 最後に残った生地は、見事に小さな布くず ・・・ 無駄なくしっかり使い切ったという達成感は心地良いものです。
Tシャツを例に進めていきます。
型紙の作成は、プロパタピッ を使って解説しますが、大きな体型補正が無ければ 、パタピッ 入門ソフトでも引く事ができます。
デザイン的には、2010.8.9のブログで解説した「Tシャツ」とほぼ同じですが、切り替えますので、前後身頃が一枚裁ちの定番のTシャツより ウエストを自由に またきれいにシェイプすることができます。
切り替えを入れることで、ちょっとおしゃれになったり、高級感が出たりします。
今回の製図操作の閲覧は、ユーザー限定とさせていただきます。
基本操作で身頃と袖ができ上がります。とても簡単です。 誰でも正しい製図ができ上がります。
パタピッ 入門ソフトの身頃と袖の入力表をここでご紹介します。 プロパタピッ の入力表と製図解説は、下をクリックして ユーザーナンバーを明記してお申し込みください。
合わせて他のデザイン操作も見ることができますので、お手数ですがお願い致します。
ユーザー確認ができました方に解説ページをご案内いたします。
お申し込みは




(●印は「プロパタピッ セット」に含まれるソフトです。)
パネル切替のデザインです。


パタピッ 入門 ソフトを使ってこのデザインを引く場合は、「身頃」 「袖(一枚袖)」 「襟」 の各1ソフト、計3ソフトが1セットになっていますので、その2ソフトを使用して製図を作成してください。


実行ボタンを押すと 下図の製図が画面に現れます。
プロパタピッ は、ダーツを自動で移動することができます。
このダーツを利用してパネルラインを引き 身頃を分離します。

前後身頃を分離して、脇身頃を貼り合わせて仕上げると下図の様になります。 裾の線を修正して完成させます。

袖は基本操作ででき上がります。
製図の詳しい作成工程は、ユーザー限定のMagazineコーナーでご覧ください。