




(★印は「スーパーパタピッ セット」に含まれるソフトです。)


No. 061127skt-4


下表を参考に数値を打ち込むと基本のタイトスカートができ上がります。
下表の「あなたのサイズ」を参考にあなたの数値を打ち込みましょう。
S,M,Lは参考数値としてご利用ください。
このスカートはヒップハングです。ウエストではなく腰で履くスカートです。
前項の3タイプのヒップハングスカートより更に腰位置を下げました。
ご購入時のマニュアルに、「ヒップハングスカートの製図方法」を載せました。「身長」入力の操作で腰丈を調整できます。詳しくはマニュアルをご覧ください。
このスカートはベルトレス(ノーベルト)スカートです。「いせ」入力を「0」と操作することでベルトレスのスカート製図ができ上がります。
体型的に癖のある人は、マニュアルの「補正解説」を参考に操作しましょう。

数値を打ち込んで数秒待つと、下左の製図が画面に現れます。
「スカート丈」の入力は「任意」としました。このデザインでは、ヨークの下の製図は破棄しますので、丈の入力は問題ではありません。
ヨークラインを書き込みます。(右製図 青色ラインで区別しました。)
前中心と脇は「11cm」、後中心は「10cm」とします。この1cmの差は、ヨークの裾線を水平に保つ為の寸法差です。ヨークの幅は、好みで増減して自由に決めていただいて構いません。


ヨーク部分を切り離します。下図が切り離した前後ヨークです。
このまま使用しても構いません。

ダーツのないヨークにしたい場合は、ダーツをたたみます。
ダーツをたたむ為には、ダーツの先端をヨークの端まで移動しなければいけません。
下図の様にダーツを延長し、ヨークの底辺まで移動します。(前ヨークの例)
※ この方法が分かりにくい場合は、切り離した際の上のヨークをそのまま型紙として使用してください。

下左図は、ダーツをたたんだ状態です。なだらかなカーブに書き改めて仕上げます。(右図)
後ヨークも同様に仕上げてください。


ヨークから下のスカートは、正方形の布の中心に円を描いて切り抜いた製図です。
円周は、ヨークの底辺の一周寸法と同寸に引きます。(準備として前後ヨークの底辺の寸法を測ってください。)
パタピッ を操作する際に「前後差」を「0」と入力すると、前後のヨークの底辺は同寸になりますので、円が描き易くなります。
具体的な数値を例に解説します。
例えば、M寸のヨークの底辺の一周寸法は約 91cmとなります。
91÷3.14=29 ・・・・・ これが円の直径となります。
(CAD操作で円弧を描くのは結構簡単ですから、CADユーザーはCAD画面で引いてみましょう。)
前後中心の希望スカート丈を決めます。例えば丈を48cmにしたい場合は、
48-11(ヨークの幅)=37
・・・・・ これが下図の前後中心の丈(点線部分)となります。
脇の丈も同寸で良いでしょう。
下図は半身の製図です。前後中心で「わ」裁ちすると、正方形となります。

このスカートの布目は、前後中心に縦地を通しても構いませんが、アンバランスにちょっと傾けても面白いでしょう。
着脱は、脇にファスナーを付けます。このヨーク幅なら、ヨーク幅のみファスナーを付ければ脱ぎ着ができるでしょう。(これ以上ヨークの幅が短くなる場合は、下のスカート部分にかけてファスナーの開きを長くしなければ脱ぎ着ができないかも知れません。ヨーク幅に合わせて開き寸法を考慮してください。)
このデザインは、タイトスカートの上部のみを利用しますが、ヨークもやはり、ウエストとヒップがバランスよくきれいに沿うことが大切です。
ウエストとヒップがきれいにフィットする

