京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「蝶々時間の終わり」

2022-08-18 09:39:32 | 時計修理

8月18日木曜日。雨が降り続く長崎。長崎は今日も雨だったァ~♪

昨日、集団検診に行ってきた。時計のメンテばかりやっていたのに自分のメンテは忘れがち京都以来3年ぶりです。クルマで行く検診なので早くでた。開始15分前に到着したが駐車場はガラガラ、密状態を予測してマスクをしっかりつけていたがラッキー、得した気分の6番目、検診者数がなんとなく少ないのに違和感がある。

開始時間10分前には早くも受付を開始してくれた。お役所仕事を予想して本を用意していたのだがこの手際のよさには感動しました。採血、胸部レントゲンなど案内の流れも丁寧でスムーズ。

京都ではこの集団検診が主流、開業医の医院でも検診ができるが集団検診を勧められる。派遣された医師の報酬はプールされて地元医師会の会合費に使われ、会議の中のお茶やお弁当ひとつでも美味しいものがそろうので会合の出席率はいいほうだという。京大医学部卒の友人に個別検診を依頼すると集団検診を利用してくれ~!と言われたのもそんな事情があったのだ。

不特定多数のお客様と近い距離で接触する時計師の仕事です。コロナ疎開で一応安心だが念のため肺がん、結核検診は必須。

会場では身長、体重などの計測を終えていざ医師の診断へ、これには驚きました。昭和時代の遺物?のような高齢者だ。京都の医師はまず挨拶から始まり名前の確認「どこかぐわいの悪いところはありませんか?」など丁寧です。「体重はこれ以上増やすな!血圧は自分が思っているほどよくない」などとデータを見て丁寧に説明してくれる。京都の名医の条件は丁寧な説明が必須だと路地猫(京都では犬猫の不妊治療5000円の補助金がでる)でも知っており私の家族は堀川今出川のイケメン医師がいる「堀川病院」がお気に入り、つまり病院を選べる環境です。

びっくりしたのが今回の検診。笑顔もなければこちらから「こんにちわ」と挨拶しても無言、その後の名前の確認もない。「胸を出して、後ろ向いて、足!」必要な語句以外無言で聴診器を当てものの会話もなく3分で終わった、なんとなくいやな儀式をやっているようなのような医者だ、当然患者との笑顔の交流もない。

こんな京都とのあまりの格差にびっくり、昭和時代の長崎原爆病院を思い出す。あの当時の大人たちは皆疲れきっていて気が荒かった。理髪店に行っても少しでも動くとすごく怒られた、ひどい人に当たるとバリカンで頭を小突かれたりいまだに理髪店は苦手だ。長崎はいつまでも雨だった!それも土砂降りの豪雨!

きのうは昭和30年代の子供時代に戻ったようで自分が気持ち悪いナメクジになったような診察時間。なんとなくすぐに京都へ戻れと言われているようで悲しくなってきた、来年はもちろんパスだ。疎開中の健康管理はしっかりやっておこうと決意する。そういうと自分に自信がついたのも京都から、長崎では劣等感ばかり押し付けられていたような気がしたことを思い出す。

不機嫌な気持ちのまま自宅へ戻り猫に慰められる。写真のハナちゃん私の定位置で昼寝中でした。

国会では参議議員「ニャンコ先生」が旧統一教会へ挨拶に行ったことで責められていますね~。何も知らないニャンコを挨拶に連れて行ったハニューダが悪いのにね~。このセンセイ「ムシューダ」に似ている。悪臭でプンプンにおうけどメディアで報道されるほど「ニャンコ先生」は悪くないのではないか~と思う。

 

 

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