土曜日は午前中家庭教師
お祝いに持っていった花束
組み合わせを考えると1つの花束にならないため2つの花束を作ってもらった。
大好きなかすみ草はいつも入る。
渡してすぐ1つの花瓶に入れてくれた。
なかなかかわいい。
パソコンが終わって、一緒に児島へ行った。
お昼は児島の仙太鮨で、海を見ながらおいしいお寿司をいただく。
幸せ、幸せ。
その後下津井にある骨董品屋へ。
「ひどいものおいてあっておもしろい」らしい。
小さなお店の入り口には近所の奥様方が並んで座って珈琲を飲んでいる。
すぐにお店の女性が出てきて、「その白いシャツはどんな?3つ入ってきたんよ。川田さんが買われたわー」と言う。
ほんとに典型的な田舎にいるおばちゃんを久しぶりに見て嬉しくなる。
お店の中は壷からマネキンの足まで置いてあり不思議な感じ。
そこにいる人もおいてある商品を見てもタイムスリップしたよう。
一緒に行った彼女は店の一番奥に置いてあった花瓶を見つけ値段を聞いた。
「それは売りもんじゃないんよ、使っとるから。奥さんの親のじゃから奥さんに聞いて」とご主人。
「どうしょーかー、代々引き継いだ花瓶じゃけど、そんなにほしいなら売ろうか」と女性。
「いくら」と彼女。
「1万5千円じゃったら売ろうかー」と女性。
「高いわー、それじゃ買わない」と彼女。
その場を離れようとすると、「1万円にしようか」と女性。
「もう安くしない?」と近づく彼女。
「うちも大学生がおるけん、私の代でつぶすわけにいかんからなー。これ以上は安くできんわー」と女性。
「そしたら、買おか。出会いじゃから」と彼女。
何も言えず、笑いをこらえ、会話を聞きもらさまいと必死だった私。
これって結構おもしろい光景
買って帰ろうとしているとご主人が金のおわんを持ってきて「これ買うてくれん?」と言う。
「買わんわ」と言う彼女。
「これええんじゃけどなー、こういう使い方もできる」と金のおわんを頭にかぶった。
どこまで冗談か分からない。
出るにはまた近所の女性がたくさん座っている椅子の前を通らないといけない。
「まー、お2人とも美人ね~」と口々に言う。
ここはみんなお店の関係者かしら?
にこにこ顔で見送るお店の女性。
不思議な時間だった。
「騙されたかもしれないけど、この花瓶はいいものよ。骨董品屋の買物なんて半分騙されてもいいと思ってしないとね」という彼女。
見る目がないとできない買物。
私には無理だなー
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まじで・・・よかった
またね。
お宝探偵団時々みていますが、骨董品は
わかりません。目がないのかも。
うらやましいなー欲しがっても努力しない者には駄目ですねーほかの方法で努力して見るかな・・・・・・
この文章からその場の雰囲気が想像出来て楽しく拝見さしていただきました。
少し小さめでしたが・・・