自身が繁殖させた個体に関しては無縁と考えておりましたが・・・
白状します。クル病の個体を出してしまいました。幸い軽症で済んだので現在は回復しています。
始まりは今年の春、久しぶりに輸入されたワイルドコート個体を入手したことからでした。自分なりに
考えた末に今回はいつも使用しているカルシウムサンドでは無くクルミの殻を原料とした物を使用する
事にしました。
なぜかというとこの時輸入された個体たちはコンディションが今ひとつで万が一の場合を考えて可燃
ゴミとして出せる床材を選ぶほうが良いだろうと思ったからです。しかし結果的にはこれが良くなかった
ようです。
私が繁殖させたソメワケたちが産んだ卵はピンセットで軽くつまんで割れることはありません。ですから
この個体が卵を産んだ時もそうしましたが結果卵を割ってしまいました。本来であればこの地点で何か
感じ取るものがあると気付かなければいけませんでした。
この種がクル病になった場合、前肢の付け根(人で言うと手首のあたりと考えてください。)がむくんだ
感じになり内側を向くようになります。これより悪化すると歩行が困難になりさらには頭部のカルシウム
欠乏を起こし餌を噛むことが出来なくなります。いわゆるラバージョーというやつです。因みに今回の
個体は雌で雄個体たちに関しては床材を交換していません。雌が如何にカルシウムを必要としているかを
再認識しました。
勿論こういったことは起こらないのが一番ですがもしもなってしまった場合は軽症であれば吸収の良い
水溶性カルシウムを小さなコオロギにダスティングして数を多く与えるようにします。これで直る程度で
あればまだ良いのですが重症化してしまった場合は回復が難しいことが多いようです。爬虫類のみならず
飼育している生体の観察をもう少し細やかにやらねばと思った出来事でした。
白状します。クル病の個体を出してしまいました。幸い軽症で済んだので現在は回復しています。
始まりは今年の春、久しぶりに輸入されたワイルドコート個体を入手したことからでした。自分なりに
考えた末に今回はいつも使用しているカルシウムサンドでは無くクルミの殻を原料とした物を使用する
事にしました。
なぜかというとこの時輸入された個体たちはコンディションが今ひとつで万が一の場合を考えて可燃
ゴミとして出せる床材を選ぶほうが良いだろうと思ったからです。しかし結果的にはこれが良くなかった
ようです。
私が繁殖させたソメワケたちが産んだ卵はピンセットで軽くつまんで割れることはありません。ですから
この個体が卵を産んだ時もそうしましたが結果卵を割ってしまいました。本来であればこの地点で何か
感じ取るものがあると気付かなければいけませんでした。
この種がクル病になった場合、前肢の付け根(人で言うと手首のあたりと考えてください。)がむくんだ
感じになり内側を向くようになります。これより悪化すると歩行が困難になりさらには頭部のカルシウム
欠乏を起こし餌を噛むことが出来なくなります。いわゆるラバージョーというやつです。因みに今回の
個体は雌で雄個体たちに関しては床材を交換していません。雌が如何にカルシウムを必要としているかを
再認識しました。
勿論こういったことは起こらないのが一番ですがもしもなってしまった場合は軽症であれば吸収の良い
水溶性カルシウムを小さなコオロギにダスティングして数を多く与えるようにします。これで直る程度で
あればまだ良いのですが重症化してしまった場合は回復が難しいことが多いようです。爬虫類のみならず
飼育している生体の観察をもう少し細やかにやらねばと思った出来事でした。