






とうとう出ました、スラム社 「NXイーグル」12速コンポ!
ここでちょっと整理しますと、世界のマウンテンバイク用切り替え装置の
◾️製造メーカーは、
*アメリカ系の「スラム」社と、
*日本の「シマノ」社、
がありまして、MTBスポーツバイク市場ではこの2社でほぼ独占されてます。シマノ社は、日本の優良企業の一つとされてます。
◾️切替の変速段数、
*後ろの変速段数は、廉価版の1〜6段、7段、8段、9段、10段、11段の種類があります。(製造年度・用途・多い方が高価など)
*前の変速段数は、3段、2段、無し、とありまして、近年は後ろの段数増加に伴い、上位機種では「フロント(前)2段」、「フロントシングル(1段=変速無し)」が主流になりました。前側は、必ずしも多い方が高価とは限らず。シングルは見た目もシンプル、軽くなります。
*例として、前が3段、後ろが8段の変速段数だと、3×8の「24段変速」とか、「24速」とか表現します。一般的なクロスバイク等に多いですよね。
*今回のテーマになっている「12速」とは、フロントシングル×リヤ12段変速の切替装置のセットの事です。
◾️スラム社のラインナップ
この機会に、少し分かりづらいスラムコンポのラインナップを整理しておきましょう。(※シマノ社は現在のところ、主要コンポはリヤ11速。トップモデルのXTRのみがつい先日、12速コンポが発表されました)
□ コンポの種類(グレード) お値段の高いものから
* XX (エックスエックス、たまはダブルエックスの読み)
* XO (エックス オー の読み、エックスゼロではない)
* GX (ジーエックス)
* NX (エヌエックス)
□ コンポの型番 各グレードごと新しいモノが上側です
* XXイーグル 1× 12速
* XX 1 1×11速
* XX 2×10速
* XO イーグル 1×12速
* XO 1 1×11速
* XO 2×10速
* GX イーグル 1×12速
* GX 1×11速、2×11速
* GX 2×10速
* NX イーグル 1×12速
* NX 1×11速
この中で、NXイーグルとNXだけがノーマルホイール対応。その他は専用ホイールが必要です。
そして、コンポーネント価格は税別54800円( B B別)と、フロントシングルでFD等が不用な事とあって魅力的な設定です。
11/50Tの12速カセットスプロケットは、10速フリーのホイールで利用できるノーマルタイプとされてます。ちょっとだけ重いですが。かなりカナリ、強力なコンポの登場ですね!
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