
なんとなくいただいた後で、
と申しますか、いただき物への謝意もそこそこに口に放り込んだ後で、
「おや?これは…」
と、味わいの妙(みょう)に気付く事があります。
「妙」というのを中島愛用、昭和44年版角川書店の国語辞典で引くと、
1.非常に優れていること
2.不思議なこと
3.深淵な道理
と出ております。
こんな時、
国語辞典で『ひく』
を携帯でピコピコやって、漢字変換すると、
『引く』の他に、
パソコンで「検索」
の方の
『牽く』
も出てきますね…
『牽く』は、探すの意味ですが、辞書世代なら
辞書を『引く』
が当たり前で、
パソコン世代なら、
えっ、「辞書を牽くじゃないんスか?だいたい、今時辞書って…それこそ『引き』そう…」
などと、意味合いが変わりそうです。
ちなみに、角川の辞書には、『引く』の欄に、当用漢字にはない旧表記として『牽く』が併記(へいき)してあります。
意味は同じですね。
こうみていくと、戦後の『簡略化教育』の中で、
『牽く』とか、『曳く』などは、『引く』に無理やり封じ込められちゃったわけで、考えさせらます。
日々お勉強ですねぇ。
初心を忘れて、
『キミ達ねぇ、辞書はねぇ…、「牽く」じゃなくて「引く」って書くんだよぉ。知らなかったのぉ?』
なんて、したり顔でやったりすると、本当に「ドン引き」されかねません。
(※したり顔:得意そうな顔付き:角川辞典より)
すみません。
「妙」
から、ずいぶんそれてしまいました。
もう午前4時を過ぎました。
「指宿菜の花大会」への道は混むので、関係の皆様はソロソロお出掛けの時間です。
参加もしないのに全く余計な事ですが、
本日か明日は多分、
「満月」です。
中島が只今、夜中にもかかわらずくどい原因もそれです。
皆様やたらと調子が上がるんじゃないかと、全く勝手な予想がされます。
オーバーワークによるダメージが心配されますので、どうぞお気をつけて、指宿路を楽しんで下さい!
国語辞典はいいです。話がいくらでも広がります。
パソコンや電子何とかなんぞを欲しがって、ダダをこねる中学生あたりに、
「ほれっ」
と、手あかの付いた古い辞書など見せてみてください。
どうなんでしょう。面白がったりするものなんでしょうか。
すみません。教育現場では既に、かみの辞書を有効活用してるかもしれないですが。
(※だだ=駄駄=子供が甘えて言うことを聞かないようすby角川辞書)
(ダダ:ウルトラセブンかウルトラマンに登場した宇宙人、もしくは怪獣。白黒のシマシマ模様が特徴。
ここで、辞書にはダダ・ダダイズムが隣りに並んでいて、立体主義の芸術運動となっている。もしかして、ウルトラマンのダダって、身体の幾何学模様からみても、このダダイズムに関係があるのでは…?
で、ここでパソコンで牽くと…
正解が詳しく出てくるわけです)
あ゛~すみません。
本当にすみません。
( ̄∀ ̄)
そんな事より、草もちの話は?、
辞典じゃなくて、自転車の話は?
それもだし、寝なきゃ…
指宿の方々は早く出掛けて下さいませ…
満月にはくれぐれも、ご用心を…
(-.-)zzZ