世界90ヶ国に放送配信してるらしいツールドフランス、15日現在、第13ステージの個人タイムトライアルまで終了してます。
ライブ観戦してた世界中のツールファンが驚いたのなんのって。。。。。
先行してた逃げ集団のゴールシーンから、カメラが切り替わって世界中に配信されたライブ映像は、恐らく誰しもが生まれて初めて目にしたであろう意味不明な光景、
「マイヨジョーヌが駆け足
でゴールに向かってる?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!」
連日の深夜ツール観戦で、ボヤっと

イタダケナイ生活が続いてた中島も、この大騒ぎの瞬間だけはシャキーン

と目が醒(さ)めました。ここ一番で覚醒した自分を自分で褒めてあげたいです。
(※ 映像のシーンは14日の深夜にライブ放送されたもので、マイヨジョーヌのクリス・フルーム選手がモンバントゥー(バントゥー山)のゴールに向かってランニング中

です!!!!!!!!!)
そういえば伝説の漫画「シャカリキ」で、主人公の野々村テルが自転車を担いで走るシーンが出てきたのを思い出しました。あの時(石渡山)は、後輪をエースの鳩村に渡してしまったので乗れない自転車を担いで走ってましたね。
でも、物語の終盤で登場するツールド沖縄のゴールシーンでは、ライバルの由多ヒロヒコが壊れた自転車を担いで走って先行するところを、自分は壊れた自転車に強引に乗って走ろうとするという設定になっています。
この主人公、石渡山の時は乗るに乗れなくて担いでますが、基本は壊れてても強引に乗るタイプとして随所に描かれてます。整合性は取れてますね、さすがです。
≪ちなみに皆さんは、パンクした自転車に乗ったりとか(終盤・富士山にて)、車にひかれて壊れたフレームをブッたたいて直したりとか(永田医院前にて、ユタと)、パイプが折れたフレームを靴ひもで結んで乗ったりとか(一番坂・ヒロシ達と)、そんな無茶はしないで下さいね・・・・・

≫
さて、フルーム選手のランニング姿。
「この違和感」と「お茶目感」
は何だったのでしょうか。

本人も、「気が動転して走ってしまった」とコメントしておりました。一応、ゴール後の主催者判断にて、不測の事態だったという事で救済措置があり、タイムも回復されたのですが、、、
そう、「違和感」というのはまず、いくら走るにしても、
「自転車を持ってかなきゃ

」
という事ですね。翌日の放送では解説者が単純に
「問題無い」と説明してましたが、その中に含み込まれる意味は、
「世界中の人がリアルタイムで見たマイヨジョーヌのランニング姿は、なんか見た事の無い奇妙な光景だったけど(もしかしてルール違反?)、主催者の判断で救済されたし、結果オーライでなんとなく笑えるし、大人だったらコトサラ細かい事言わないほうが問題無い」
という事だったと思いますが、いかがでしょうか。すみません(なんとなく謝っときますが

・・・)
ちなみに、「壊れた自転車」を途中まで持ってたフルーム選手でしたが、混乱の一因ともなった(?)カメラバイクが止まってて、それに自転車を放り投げるようにして走りだしたのでありました。
もう一つの「お茶目感」なんですが、フルーム選手のお茶目感については実は伏線があって、皆さん印象に残ってらっしゃらないでしょうか?
これ ↓
そうです、これ、第8ステージ・ゴール手前の下り坂でアタックをかけたフルーム選手が見せた、(おそらくこれも世界中の人が驚いたであろう)「下り坂で誰よりも速く進む画期的なこぎ方」です。チョコっとペダルを回すくらいなら他の選手でも見かけましたが、この姿勢のままトップチューブに体重を乗せ、ほとんどブレずにペダルを高速回転できるのは現時点でフルーム選手ただ一人だけでしょう。
たぶんですが、大会前に実際この下り坂を使って、この画期的なこぎ方を相当な時間練習したんだと思いますがいかがでしょうか。
Jスポーツ解説の栗村さんなら、この画期的なこぎ方に「名前を」付けて下さるんじゃないかと期待しております・・・
下の名前が栗村さんと同じ、「
修 中島」 としては、
命名
「エアロこぎ」 かなぁ・・・・
(と思いつつ、ちょっと普通で気に入ってないんですけど・・・)
こぎ方の名前は別に考えるとして、下り坂でフレームの上にまたがるようにする乗り方は
、「サドルに座ってこぐ『シッティング』」、「立ってこぐ『ダンシング』、に続く第三のスタイルとして、細いトップチューブで
「おまたの痛い男性事情」にも思いをはせて、
「くらうチング
」
でいいと思いますが。。。。。
(やや下ネタチックも入っておりますが、気に入っております。すみません

)
あ、
ごめんなさい、録画を見直してたら、アナウンサーさんがもうすでに
、「くらうチング
」って言ってました。


まあ、ともあれ、凄い凄い、フルーム選手。そして、チームスカイの戦略。。。。
でも、どこか漂う「お茶目な感じ」。素敵だと思います。スカイの監督のコメント「来年はフルームをパリマラソンに・・・」も秀逸でした。
フルーム選手には、実は中島、もう一個お茶目行動があったと認定してるんですが、長くなるので今日はこの辺で・・・(お店で中島に直接お尋ねください)
話がだいぶそれましたね。すみません。
みなさんはレースで自転車がトラブルで走れなくて、それでもゴールに向かいたい時は、
自転車も持ってったほうが「問題無い」と思いますので・・・ ・・
一つよろしくお願いいたします。
さてさてさて、画面の中でも黄色い物体が多数登場してきますので、ここでちょっと整理しておきましょう。
☆フルーム選手の黄色いジャージ
持ちタイムでトップである選手が着るリーダージャージ(マイヨジョーヌ)
☆フルーム選手の黄色いヘルメット

ヘルメットのスポンサーKASK社提供品
☆フルーム選手と並走する2人乗りの黄色のバイク

ニュートラルサポート(MAVIC社)のバイク。予備供給用のホイールを持っている
☆リッチーポートの黄色ヘルメット

上位にいる人が多いチーム(この時はBMC)が全員かぶる
☆フルーム選手が乗らされた黄色のバイクと押してる人のシャツ

ニュートラルサポート(MAVIC社)の黄色。
☆観客の黄色

個人の 趣味(か、ツールドフランスノベルティグッズ)
以上、現場じゃないところから、中島がリポートしました!