6月5日(月曜日)
今日は、金澤 昌史弁護士が受任している、遺産分割案件に絡んでの福岡出張。
現地での作業時間は、実質1時間ほどなのですが、往復の移動時間は、約6時間・・・・。
効率が超悪い仕事になりますが、そこはものの考えよう。
西向きの新幹線のグリーン車は、かなりすいているので、自分のための時間にあてるには最適の環境。
調子がよければ、かなりのイメージがわいてきます。
尾埜合同法律事務所では、「実務とマネージメントの分離」の原則を実験中ですが、そんな事務所での私の役割は、事務所広報と企画・商品開発が、本来の担当です。
一般の法律事務所では、馴染みのないポジションですが、一般企業では当たり前に存在するポジションです。
ましてや、法律事務所は、情報ビジネスです。
特に、法律事務所一般の事後対応型から、コンサルティングを含めた事前対応のご提案型を目ざす事務所では当然必要になるポジションです。
最近は、医療法人支援プロジェクトの開発を研究していますが、なかなか時間がとれずに、中途半端になっていました。
この日は、法律事務所がかかわる以上、トラブル解決の視点が不可欠との視点からいろいろ調べていると、現行の医療訴訟に対する否定的な見解や、今後、成熟が期待される訴訟外手続きとしてのADR、そしてもう一方の柱となるべき医賠責保険保険の実質上の破綻状態など、トラブルに対応する制度自体が、まったく未発達であるという現状が透けて見えてきました。
そんな考えに久しぶりに超集中状態で、あっという間に福岡。
仕事を片付けた後は、福岡に行ったとき、時間があれば必ず寄るラーメン屋さん、アパレルのティグル・ブロカンテ、フランスを中心にしたセンスあるアンティーク・家具を販売するKrank に立ち寄り、長話と買い物。
どのお店のスタッフも、みんないい人で、「福岡事務所を作りたい。」といつも思います。
毎回、想定外のお金も出て行ってしまいますけど・・・・・・。
結局、新神戸駅にたどり着いたのは、10:00PMを回っていました。
頑張って事務所に張り付いて仕事をしていたであろう、金澤弁護士には少し申し訳ない気になりました・・・・・。
尾埜合同法律事務所 http://www.ono-lo.jp