法律事務所とキッズダンス教室・ヨガ教室

一見何のつながりもない分野をこなす私、尾埜 圭司からの情報発信。
みんな人とのご縁を紡ぐ仕事です。

GB マウイ旅行4日目の1  ようやくヨガ・レッスン

2006-09-30 | Weblog

9月20日(水曜日)  天気:南は晴れ、北は曇り

    ようやくヨガレッスンを受講ー大変勉強になりました。

 昨日は、早めに寝て、睡眠たっぷり。
朝は、5:30AMに目が覚めたので、一人ラナイに出て、またのんびりと。

 6:00AMごろには、ふーさんも起き出して来て、2人でコーヒーとベーグルの簡単な朝食をとりながら、ウエストマウイ・マウンテンの朝焼けを眺めていました。

 「今日のヨガのレッスン9:00AMからやったな。モクレレ・ハイウエイに入る手前が混んでいたから、すこし早めに出よか?7:00AM過ぎに出発しよう。」、ということになり、お互い出発の準備。

 パーキングに降りて、車に乗り込み、だいぶん慣れてきた、サウス・キヘイロードから、まっすぐ北に伸びる、モクレレ・ハイウエイに入って、カフルイ方面まで北上の道順。今日は、一昨日ほど混んでいないようだ。

 ハナ・ハイウエイに乗り換えて東へ。
パイアの町に差し掛かった頃に、雨が降ってきた。
やっぱり、朝は南と北で天気が違う。
 パイアを抜けたあたりから、急激に車は少なくなり、順調にしばらく走って、ハイクの町に到着。雨は上がっている。

 8:00AM過ぎ。思ったような渋滞はなく、かなり早く到着したため、あたりを散策。といってもほとんど何もない。
スタジオの前の、パーキングのところで、朝顔発見。

 8:30AMになったので、THE STUDIO MAUIhttp://www.thestudiomaui.com/index.htmのフロントで、ドロップインの手続きをして、マットを借りる。
 ロビーにはすでに、数人が、次のレッスンを待っていた。
気軽に声をかけてきた、白人親子は、カリフォルニアからだとか。
とそのとき、月曜日に会ったヒッチハイクのおじさんが現れました。
「やあ、おはよう。今日は1時間前についてしまったから、拾えなくてごめんね。」と、声をかけると、「気にしなくていい。うまく見つかったから。」と。
聞けば、63歳だとか。
レッスンが始まる前に、ラウンジ椅子に蓮華座になって、ストレッチを始めると、私なんかよりずっと柔らかい。ヨガを始めて5年目になるらしい。

 そんな感じで、レッスンが始まるのを待っていると、先生が現れる。
「おはようございます。よろしく。」と先生のほうから、一人ひとりに挨拶。
受けたのは、「ビギナーズ・ヨガ・クラス」。
ふーさんも私にあわせてそのクラスに付き合ってくれました。

 まずは、お約束どおり、座って「ナマステ。」とインドスタイルの挨拶から。
ところが、始まると、いきなり立ちポーズの連続。
日本のレッスンでは、通常は、ストレッチがてら徐々に体をほぐして行き、ポーズに入ってゆくというパターンなので、かなり面食らいました。
「最後まで続けれるかな・・・。離脱はかっこ悪いしな・・・。」
けっこうハードなたちポーズを連続したあとは、すこしクールダウンして、またポーズへというリズムだったから、何とか最後まで乗り切れましたが・・。

 このクラスを担当したインストラクターの名前は、Melody
体のバランスがすごくよくて、ポーズをとるときに使っている筋肉がよくわかりました。
また、声のトーンや指示の出し方が穏やかなトーンながら、はっきりしていてふーさんも勉強になったといっていました。
やっぱり、人のレッスンを受けるというのは、勉強になるので大切だと改めて思いました。
なにより、割と日本の先生の場合、よく言えばナチュラルに、悪く言えば無造作にするところですが、からだの入れ方、もって行き方が大変きっちりと意識されていて、見ていてとてもわかりやすかったです。
 
英語でのコミニケーションが取れたためか、各ポーズで適切な指示をもらって、それもためになりました。

 レッスンが終わったあと、Melodyと話す時間がありました。
彼女によれば、ヨガをはじめて15年ということで、彼女の先生は、現在91歳だということですが、見た目は60代のようだといっていました。
もともとは、カリフォルニアの出身で、昨年始めてインドに行き、大変感動したそうです。

 終わった後も、クラスを受けたメンバーがロビーに残っていたので、すこし話をしましたが、みんな、Melodyのことを、「よい先生だ。」といって評価していました。
特に、始まる前にロビーで話した、カリフォルニアから来たという親子(子供のほうがすでに30代ぐらいです)のお母さんは、「マウイに来て、私たちはヨガ・スタジオを4箇所回った。その仲でも彼女は最高だ。滞在中できる限り受けに来る。」と絶賛でした。
旅行に来て、ヨガスタジオを4件も回るというのもすごいですが・・・。
 「若い頃に、スポーツを本格的にやっていて、肩や腰を痛めた。その古傷が、ヨガをすることによってずいぶん癒されている。体調も良いし、今では生活の一部だ。」ということでした。

 日本では、今、ヨガがブームですが、このスタジオに来てレッスンを受けている人たち(マウイ在住やメインランドからのアメリカ人)は、ライフスタイルの中にしっかりとヨガを取り入れている方ばかりのようです。

 帰るとき、Melodyに今週のスケジュールを聞くと、金・土曜日はレッスンはなく、明日の朝9:00AMにビギナークラス。4:30PMからもう少し上のレベルのクラスを指導するということです。
明日は、朝からモロキニ島のほうへ行く予定が入っているので、何とかふーさんは、夕方のクラスに間に合うように行くと約束して、スタジオを後にしました。

 スタジオを出て、横の小さなマーケットプレイスのスーパーで、スパムおにぎりを買って、いったんパイアまで戻りました。

 (マナ・フーズ)

 パイアにあるMana Foods(http://www.ne.jp/asahi/mish/tu/maui-mana-foods.html)に立ち寄りました。
地元の小さなスーパーですが、けっこうオーガニックを意識した品揃えで有名な店で、開店前から人が並びます。
ふーさんは、バス・ソルトなどのバス・グッズを購入していました。
彼女は、実はお風呂好きで、日本でも薬局めぐりは好きです。 

 店の女の子に、「これからKURAのほうまで行こうと思っているんだけど、車でどれくらいかかるの?」とたずねたら、
「30-40分くらいだと思う。私が地図を書いてあげる。」と丁寧に教えてくれました。

 KURAという町は、アップカントリーのハレアカラ山麓の斜面にあります。
そこに、マウイ島で唯一のラベンダー・ファームがあると聞いていたので、そこに行く計画です。

 パイアから内陸のほうへなだらかな上り斜面の一本道を進みます。

 

 途中の景色は、大変素晴らしく、急ぐ日程ではないので、ところどころで車を止めて写真をパチ・パチと。
風が強く、時にドアを開けるのが大変なくらいでしたが、ハワイといえば海のイメージが強いですが、山麓の景色も、ナチュラルで素晴らしかったです。

 途中、最近おしゃれな町になったという、マカワオの町を通り抜けてから、クラ・ハイウエイに入ります。
ハイウエイを降りたあとは、途中から道がだんだん細くなり、2台の車がすれ違うことができない幅に・・・・・。
「ほんまに、この道であってるのかな?」だんだんと不安になってきます。
ちょうどその時、向こうから1台の車がやってきました。
こちらはすこし広がったスペースに車を寄せ、パスさせます。
すれ違うときに、「ラベンダーガーデンはこの方向でいいの?」と聞くと、「ずっとまっすぐ上がったところ。」と教えてもらい一安心。

  

 

 細い道を登ってゆくと、ラベンダー畑のようなところが見えました。
アリイ・クラ・ラベンダーhttp://www.aliikulalavender.com/)。
 ラベンダー畑は、花真っ盛りというシーズンではなかったけれど、よい香りがして、また、そこから見える景色は大変素晴らしかったです。

 ふーさんは、ショップでラベンダーのシャンプーやリンスなど数々の品をお買い求めになっていました。

(ふーさん購入のバス・グッズの一部)

 充分に高台からの景色とラベンダーの香りを楽しんだ後、いったん部屋へ帰ろうということになり、のんびりと山を降り始めました。
降りるにしたがって、気温は上昇。マウイの夏の感じになってきました。
せっかくだから、エアコンはつけずに、風を入れて走りましょう。

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GB マウイ旅行 3日目の2  ビーチでの景色それぞれ

2006-09-29 | Weblog


 ハレアカラ火山へのツアーに参加するために、夜中1:30AMに起きたため、11:00AMごろに部屋に帰ってから、2人とも2時間ほど爆睡。
 起きた後も、ツアーについていたアメリカンスタイルの朝食のオムレツに(卵3個は使っていただろうな・・・・)胸焼け気味で、ランチはパスし、コンドの前のビーチでゆっくりしようということに。

(ビーチへのパス)

 コンドミニアムに備え付けられていた、ビーチチェアーとバスタオル、ミネラルウォーターのボトルを持って、前のサウス・キヘイロードを横切りへビーチへ徒歩3分。

 日本人は私たちだけ。地元の人の憩いの場になっているようなビーチで、それだけにのんびりとした感じです。
日差しは強いけれど、湿気が少ないので、ビーチに寝そべっていても不快感はありません。

 ふーさんは、海が大好き。
「ちょっと行ってくるわ!」とさっそく一人で、海のほうへ。
楽しそうに、水と戯れていらっしゃる。
砂浜は、サラサラ。けっこう遠浅です。

 私はといえば、ビーチでくつろぐ人たちのウォッチング。
目に付くのは、白人の老夫婦。
キヘイのあたりは、現役をリタイアした感じの、メインランドからのご夫婦が多い感じです。
彼らは、ビーチでゆったりとお散歩。

 ふーさんが見つけた老夫婦は、水際を肩を組んでずっとしゃべりながら、端から端までをなん往復も毎日繰り返しています。
しかも、ずっとしゃべりながら・・・。
毎日いったい何をしゃべっているんだろう?

 また、夕方近くになって、一人でやって来た50代くらいの白人女性。
私たちの近くに、バスタオルやペットボトルを置くと、片手にゴーグルと足ひれを持って海のほうに消え、30分ほど経って満足そうに戻ってきて、さっさと荷物をとって引き上げてゆきました。
仕事の帰りに寄るのでしょうか?
日本では、ちょっと想像できない光景で、かっこいいと思いました。

 また、よくみれば、年齢や性別に関係なく、一人でやってきて、思い思いのスタイルでビーチでの時間を楽しんでいる人がけっこういます。
自分のペースですね。
日本の団体行動的なスタイルとはずいぶん違った空気を感じました。

 私たちも、2時間ほどビーチでの時間を楽しんだ後、「いったん引き返して、ゆっくりサンセットを見よう。」ということで、ビーチ入口のシャワースペースへ。
 そこでは、横に車を止め、かなり古いアメリカン・ミュージックをでっかいボリュームで流しながら、シャワーを浴びている60代後半ぐらいの男性が、私たちを見て「ハーイ!」。
 夕方に似合わない、メチャメチャ高いテンションで、「アイム・フロム・シカゴ。」「アイアム・ア・シカゴ・ボーイ!!!!」と話しかけてきます。
こちらは言葉につまり、ふーさんに小さな声の日本語で、「どこがボーイやねん。シカゴ・じじいヤンか・・・。ほんま、アメリカ人はアホヤデ・・・。」と。
良くも悪くも、これが典型的なアメリカ人。
ハレアカラツアーの小暮氏が、「アメリカ人と毎日付き合うのは疲れます・・・。」といっていたのを思い出し、「なんとなくわかる。」

 

 いったん、部屋に帰り、シャワーを浴び、カメラを持って再び、ビーチへ。
ビーチ入口には、なぜかとってもでっかい白のリムジンが止まっています。

 マウイ島でのサンセットはだいたい6:30PMくらい。
緯度の関係で、意外に早いです。
ビーチの入口からすこし西に入った芝生スペースが、お気に入り。
ここに座って、気持ちのよい夕方の風に当たっていると、ほぼ真正面の水平線に夕日が沈みます。

 私は、カメラを片手にパチパチ撮りながら、ふーさんはのんびり風に当たりながら、ぼんやりとしていると、だんだん太陽の日差しが弱まっていってサンセットタイムに。
今日はすこし雲がかかる感じの、サンセット。

  

 夕日が沈んだあとは、西の空がピンク色に色づいてきます。
サンセットのときのオレンジ色のそらとは、また趣が変わって素晴らしい。

 のんびり何もしないで、気持ちのよい時間を過ごす。
このスタイルは、ふーさんの得意のスタイルです。
心地よい風ときれいなサンセットを眺めながら、ボーっとしているので、今日はほったらかしておきましょう。

 そんな時間を過ごしていると、場に似合わない格好の人たちがこちらにやってきました。真っ白なウエディング・ドレスの花嫁と、白のタキシード姿の花婿です!
ビーチの入口の巨大なリムジンは、この人たちか。
教会で結婚式を挙げたあと、サンセットをバックに写真を撮るサービスなのでしょうね。
 満面の笑みを浮かべてこちらにやって来た新郎が、私を見て高いテンションで、「ハーイ!」。
「君たちは今日結婚したのか?」と間の抜けた私の質問に(罰ゲームでなければ、カッコを見ればわかる)、「オー、イエス、ジャスト・マリード!」
でも、なんか変?
そうです。新郎・新婦の年齢が、40代後半から50代くらいです。
まあ、再婚でしょうね。
「おめでとう。幸せにね。」と告げると、「サンキュー。ウイー・アー・ブランド・ニュー!」だと。その言葉、ちょっとずれた感じだけど、「ウイー」なら、まっさら第1歩に間違いはない!

 ビーチには、ゆっくりと静かなサンセットに似合わないテンションの人もいれば、一人で静かにやってきて、何かを思いながら夕日を眺めている人もいました。こんな人たちには、声をかけません。

 このビーチ。地元に人たちに、いろんな形で利用されているようです。
あと数日は、私たちも参加させていただきますのでよろしく。

 ゆったりとした時間を過ごした後は、ランチ抜きのため、急激におなかがすいてきました。
アメリカンスタイル。学生の頃から何度かメインランドやハワイに来ているため、たいていのことはOK。
でも私の場合、ここ数年で急激に食事がだめになってきました。
日本でも、どちらかといえば和食党になってきていて、こってりはあまり体が要求しなくなっています。
ふーさんは、肉体労働者(?)だから、いまだOKのようですが。
 ここマウイでの数回の食事も、見るだけで食欲がそがれる感じなので、食事を考えると憂鬱になります・・・・。
キヘイのあたりでは、日本人旅行者はほとんどいないため、日本人相手の店もほとんどないようです。

 「どうやら、買い物はほとんどしないようだから、食事は贅沢に行こう。」と意味のわからない屁理屈をいって、高級リゾート地のワイレア(Wailea)にある、ショップス・アット・ワイレア(http://www.shopsatwailea.com/)に行き、探すことにしました。

 車で15分ほど。静かにたたずむ、高級リゾートホテルと併設されているゴルフ場の間を抜け、ショップス・アット・ワイレアに到着。
8:00PMを過ぎていたので、ショッピングゾーンには、人はまばら。
意外に飲食店は少なく、結局トミー・バハマズ・トロピカル・カフェhttp://www.tommybahama.com/index.jsp)に入りました。
 昨日、カアナパリのホエラーズビレッジで入った服やさんがプロデュースする店ですが、店の人の対応がとてもよかったので、ここもいいかなと期待しながら。
 「予約はしていないけれど、2名食事ができますか?」と受付でたずねると、「インサイドルームの席か、テラスかどちらがいい?」。
せっかくだから、「じゃあ、テラスを。」とつげ、店の中に案内されました。
 店内は、トロピカル・カフェというだけあって、それなりの雰囲気。
私たちのテーブルに着いた、ウエイトレスが、けっこう丁寧でいいテンションで、「あたり。」って感じ。
「初めてだから、よくわからない。彼女は、えびが好きだから、何か推薦して。ただし、たくさん量が食べられないから、アメリカ人の半分くらいと考えてね。」と告げると、笑いながら組み合わせを考えてくれました。
出てきた料理と組み合わせは、とても素晴らしく、初めておいしいと思いました。
 予想外のパターンで、ゆっくり食事を楽しんだ後、気持ちよくチップを置いて店を出ました。

 今日1日、1:30AMから始まって、部屋に帰ると10:00PM。
星空鑑賞から夕日まで、有意義な時間でした。

 ラナイに出て、2人でくつろいでいると、ふーさんが、
「ハレアカラできれいな星空を見ていたら、やっぱり人は死んだら星になるんだと思えた。」とつぶやいていました。
 今年2月に父親が他界して、今もそれを消化できないながら、毎日がんばっているのはわかっています。
私は、その事を気遣う言葉はあえて口にしません。
私の父親は、まだ健在で元気に働いているので、彼女の立場には立てないのだから。
マウイの星空の下で、お父さんの落ち着き先を感じれたなら、これ以上価値のある旅行はないかもしれません。

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GB マウイ旅行3日目-ハレアカラ火山頂ツアーで別世界体験

2006-09-28 | Weblog

 9月19日(火曜日)    別世界を体験ーすごいエネルギーでした。

 朝というか、夜中の1:30AMに起床。
起きれてよかった・・・・。

 今日は、日本からふーさんが予約したマウイ島のハレアカラ山に登って、星空を眺めてから、サンライズをみようというハレアカラ山頂スター&サンライズトレックというツアーhttp://www.alan1.net/jp/hawaii/maui/sg/122/ag/403/に参加する日。

 2:30AMにコンドミニアムの前でピックアップということで、眠い目をこすりつつ準備。
「酔い止め」を服用・・・。
実は、見かけによらず、私は乗り物にかなり弱い体質。
今回のツアーも、密かに楽しみにしていたものの、山道を頂上付近まで車で上がると聞いていたので、車酔いがかなり不安で、小学校以来かも知れない、酔い止めを購入してマウイに持参してきていました。

マウイについた日に、リコンファームしているものの、初日のコンドミニアムの不手際が影響してか、ふーさんは、バスが来るまで落ち着かない様子。

 時間を5分ほど過ぎて、ミニバスが到着。
中から、プロゴルファーの片山 新吾によく似た日本人が降りてきて、「尾埜さんですか?小暮です。まずは料金を。」と、ふーさんと、真夜中の路上で、懐中電灯を照らしてのキャッシュのやり取り(かなり奇妙です・・・)。

 支払いを済ませて、ミニバスに乗り込むと、中は日本人ばかりで満員。
最後尾の座席に座らされ、人数を数えるとカップルが2組(あとで聞けば、どちらもハネムーンでのマウイだとか)、女の子3人組が1組、おっさんとおばさん2名の3人組が1組。
うちを入れて、12名でミニバスは満杯!!
「酔ったらいややなー。」頭の中はそれだけでした。

 車で真っ暗な道を走ること約1時間。
天体観測スポットに到着(酔わなくてよかった!)
 車外に出ると、外は「あー寒。」状態。気温が5-6度とのこと。
ロンーTの上に、トレーナーだけの私は、じっとしているのが辛い状態。
ふーさんは準備万端で、パーカーの上にパタゴニアR4をしっかり日本から持参して着用。寒さに弱い彼女ならではの、万全の装備。

 ところが、上を見上げると、そんなマイナス気分は一変!
かなり低い位置に、満点の星空が広がっていました。
前にハワイ島へ行ったとき、ホテルの屋上で寝転がってみていた星空が今までの最高のシーンでしたが、今回それを上回るもの!!
星が瞬くのがはっきりわかる。動いているように。
流れ星はもちろんのこと、人工衛星すら肉眼でもはっきりわかりました。
こういうときには、言葉や文章は、表現の役にたちません。

 充分星空を満喫したあとは、サンライズを見るために、ハレアカラ山頂へ移動。
ツアーが用意したジャケットを借りて車外へ。
外はまだ真っ暗ですが、あちこちに人の気配が。
 ツアー主宰者のヨッシー小暮氏(プアラニ・アドベンチャーズ)曰く、「明け方になるとこの山頂小屋の周りは、メインランドからのアメリカ人で人垣ができる。小さな日本人は、人の間からサンライズを拝む羽目に。私のツアーでは、少し離れたホワイト・ヒルで、皆様に360度のパノラマビューを独占してもらいます。」とのPR。

 というわけで、山頂から徒歩でホワイト・ヒルまで移動。
「確かにここなら人もほとんどいないし、360度周りを見渡せるな。」まだ真っ暗に近い状況で、なんとなく納得していると、東の空がなんとなくおれんじがかってきました。
 すると、徐々に紺色の空の雲平線(雲より上にいるので、地平線ではない)あたりが、オレンジに染まってゆき、あたりもだんだんと明るくなってきました。
時間が過ぎるごとに、刻々と空の表情が変わってゆきます。


 

 

3000メートル級の山の頂上付近からの眺めなので、雲の上の世界が広がります。
朝焼けのオレンジが、目の前に広がる雲海と絡まって、今までに見たこともないような景色が広がってゆきます。
 ふーさんが、横で「この世界を見ると、天国って本当にあるような気がする。」とつぶやいています。

 小暮氏の言うとおり、東側のサンライズのシーンだけでなく、周りは何もさえぎるものがない360度のパノラマですから、西・北の空もはっきり見えます。
雲の下に、町とサトウキビ畑がはっきりと見えるようになり、こちらの世界は現実的ながら、美しい世界でした。
湿った空気を持ってやって来た貿易風が、ハレアカラ山に当たって、雨雲を作り、北側の地域に雨を降らせます。
2日目にパイアの町で体験した朝の雨。
ここからは、雨雲から地上に降る雨のシーンがはっきりと見えます。

 

 小暮氏は、プロ意識の強い方で、全体を盛り上げるときには、とことん行きます。各チームをそれぞれ崖のエッジ付近に立たせて、それぞれのカメラで、下からなめ上げのショットを撮ってのプレゼント。
私たちもしっかりいただきました。
 旅行に出ると写真係は私なので、2人の写真どころか私の写真すら1枚もないことがほとんどなので、よい記念になりました。

 サンライズのシーンを充分楽しんだ後は、ハレアカラ山のクレーターの中に入るショート・トレッキング。

 (ハレアカラ山クレーター内)

 頂上付近から海岸線まで30キロのダウンヒルの1本道のトレッキングルートが、テレビで見た火星のような景色の中つながっています。
「2001年宇宙の旅」他、種々の映画のシーンに使われた場所です。
きっちりと装備を整えた何人かのアメリカ人が、降りてゆきます。

 小暮氏が言うには、「このトレッキングコースは、一見簡単なコースのように見えますが、実は難コースに位置づけられていて、私たちも入るときは装備を整えて入ります。標高3000メートルを超えるところから始まって海抜ゼロメートル付近まで続きます。これだけ標高差があれば気圧がぜんぜん変わる。しかも最初が下り坂。どうしてもペースが速くなり、上りとなる帰りは、息も絶え絶えになる人が多いのです。」
なるほど。

 私たちは、そのちょっとしたさわりを体験しに、数百メートル下りてみました。外部の音がまったく遮断され、風の音だけが聞こえるという、こちらも日常では体験できない世界です。
たった数百メートル降りた帰りの上りは、確かにかなりしんどい。
空気が薄くなっているんですね。

 得がたい体験を下あと、みんなでカフルイまで降りて朝食。
食事は、おいしいとはとてもいえなかったけれど、小暮氏とゆっくり話せたのが貴重な体験でした。
 「こちらに来てどれぐらい経つのですか?」というふーさん以外とは、何日かぶりに使う日本語で始まった会話。
 ハワイに来て、16年。最初は日本で勤めていた会社の海外赴任。
奥様になられた方は同僚。そのまま自分たちで事業を立ち上げ、永住権も取得。事業も順調で、いわゆる海外成功組みといえます。
 「うらやましいですね。このままマウイに骨をうずめるプランですか?」
当然、「イエス。」の答えを予想していましたが、
 「実は、日本に帰ろうかどうか、迷っています。この年(彼は私より1つ下の44歳)になると、心配なのは医療。ここマウイでは、ちょっとした病気なら問題はないが、少しシビアになるともうお手上げ。オアフのほうに行かなければならない。また、オアフでも医療水準はさほど高いとは言えず、大きな手術となるとメインランドという状況なんです。」という答えが・・・。
 観光で、ちょっと訪れるだけではわからない、居住者の視点からのマウイが聞けました。
そこには、ツアー主宰者としてプロに徹した小暮氏とは別の素顔が見られた気がしました。

 「是非また会いましょう。」と言い合って、コンドミニアムまで送ってもらい、帰ってふーさんと2人で爆睡!

午後の話は、次回に。

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GB   マウイ旅行2日目 -ヨガレッスンを受けるつもりが・・・。

2006-09-26 | Weblog

9月18日(月曜日)   旅行2日目  ヨガ・スタジオを探した結果?

 ようやくベットでゆっくり眠れ、目が覚めたら現地時間の朝6:00AM。
時差の関係もあるのかもしれませんが、海外に出るとなぜか勝手に朝早く目が覚めてしまいます。まあ、楽しいことをしているのだから当然か・・・。
 ふーさんは、まだ爆睡中。この方は寝ることが大好きですから。

 ラナイに出て、ウエストマウイ・マウンテンの朝の表情を眺めながら、昨日スーパーで買った、マウイコーヒーカンパニー社 (http://www.mauicoffeeco.com/) のコナ・コーヒーを入れて飲んでいると、ふーさんのお目覚め。低血圧のふーさんの朝はかなりスローですが、ヨガを始めてずいぶんましになりました。
 しばらく2人で、朝の景色を眺めながら、ぼけーっと。ぜいたくな時間です。

 本日の予定の第1弾は、ふーさんが行きたがっているヨガスタジオでのレッスンを受けること。
 ホームページでタイムスケジュールを確認したらしく、9:00AMのクラスを受ける予定とのこと。
 コンドミニアムのあるキヘイから、スタジオがあるというパイア(Paia)へは車でおそらく1時間はかかるだろうということで、7:00AM過ぎに出発ときめ、でかける準備。

 予定通りに、コンドミニアムを出発。天気はやや曇り気味。
西に向かう道は、ピラニ・ハイウエイを使わず、海岸線を走るサウスキヘイ・ロードで、のんびりと。途中から、モクレレ・ハイウエイに入り北上。
すこし渋滞です。
ガイドブックにもありましたが、一本道が多いマウイでは、朝はそれぞれの場所で渋滞があります(日本の渋滞とは比べ物になりませんが)。
サトウキビ畑の間をまっすぐに伸びるモクレレ・ハイウエイは本当に気持ちのいい道です。
 

 ノースショアに近づくにしたがって、ふーさんの表情が険しくなってゆきます。
ノー天気に車を走らせる私ですが、実はかなりの方向音痴。
毎週通っている六甲アイランド教室からも、すこし寄り道すると、島から出れません・・・・。
ふーさんのナビゲーションにすべてがかかっているのです。
カフルイで、ハナ・ハイウエイに入り、ここから先は昨日は通っていないので、未体験の道。
地図上は、ひたすらまっすぐということです。

(パイアの町1)

 15分ほど走ると、パイアの町の入り口に。8:00AM過ぎ。
聞いていたとおり、とても小さな町のよう。
北側特有の、雨が少し降ってきました。
「入ってすぐのところの、パブリックパーキングの向え側に、スタジオがあるはず。」とふーさんが言うので、少し離れたコーヒーショップの前に車を止めます。

 「ちょっとみてくるわ。」とふーさんは車を降りて、スタジオがあるらしいところに小走りに向かいました。
コーヒーショップの前には、コーヒー片手の警察官が2名、朝からのんびりと・・・。
「この向こうに、YOGA-studioがあると聞いたんだけど、わかります?」と聞くと、
「???。」女性警察官のほうが、「1年位前にはあったような・・・。ここから少し離れたところに、ダンススタジオはあるみたいだけど。」とのご返事。
 案の定、地図片手のふーさんが、困った顔で「みあたらへん・・・。」と戻ってきました。
「警官に聞いたら、ないみたいヤデ。そのヨガ雑誌の情報(今年の春あたりの号ですが、取材はもう少し前なのかも?)が古すぎるんとちやうか?。
せっかくここまできたんやし、まだ早いんやからから、もう少し足を伸ばしてもうひとつのスタジオを探してみたら?」

  (パイアの町2)

 というわけで、小雨が降る中、しばらくパイアの小さなエリアを散策して、車でさらに行くことに・・・。
ハナ・ハイウエイをさらに東へ。

 (ホキパビーチパークから)


 途中、元ウインドサーファーで、何度もマウイへ行ったことのある弟のお勧めスポットのホキパ・ビーチパーク(Hookipa beach park)の高台からの眺めも素晴らしかったです。
その日は、風がそんなに吹いていなかったので、サーファーが少しという感じでしたが、冬場はウインドサーファーがたくさん出る、メッカだということです。
 

 (ハイク・マーケット・プレイス)

 そこから、さらに10分ほどで、ハイク(Haiku)という町に到着。
パイアの町よりさらに小さく、住宅街という感じ。
道の右側にに小さな郵便局などがある建物と、左側にハイク・マーケットプレイスという看板が立つ小さなショッピングゾーン。

 「こんなところに、ヨガスタジオがあるんか?あってもショボそうやなあ・・。」とつぶやきつつ、あたりを見渡すが、それらしいサインは見つからない。
 ちょうど、ミネラルウォーターを買いに来ていた、とても背の高い白人男性がいたので(その人以外、めぼしい人は見当たらなかった・・・。)「この近くに、ヨガ・スタジオがあると聞いたんですが、知ってますか?」(今日2回目のフレーズ)と聞くと、
「ああ、あるよ。左のマーケットプレイスのすぐ隣の建物だよ。」とのこと。

 (スタジオ・マウイ)

 マーケットプレイスの駐車場に車を入れ、奥に向かうと、ありました!
The Studio Maui-Yoga」 (
http://www.thestudiomaui.com/ )の看板!!
一見、横長平屋建てのプレハブっぽい感じの建物です。
中に入って、受付で「ドロップイン(メンバーでない人がワンレッスンだけ受けること)は可能か?可能ならスケジュール表をもらえないか?」と聞くと、胸と左腕にTATOOを入れたお姉さんが丁寧に教えてくれました。
残念ながら、9:00AMからのレッスンはもう始まってしまい、あとは夕方までないということ。
中は大変きれいで、二階建てになっていて、スタジオも3つあるということです。

 ふーさんは、中のショップでヨガウエアーを物色中。
入口に一人の眼鏡をかけ、ヨガマットをかかえた白人男性が入ってきた。
「アレー、このおっさん、どこかで見たような・・・。」しばらく思い出せずに、それとなく眺めていると、「もうレッスンは始まってしまったのか。ヒッチで乗せてくれる人が見つからず、時間がかかった。」とフロントの女の子との会話が耳に入ってきた。
「そうだ。ハイクの町を出たあたりで、道端で親指を立てていたおっさんや!」
 案の定、こちらにも笑顔で、「ハーイ!」と声をかけてきた。
「パイアの町外れで見かけたよ。ここまでヒッチハイクできたのか?」と聞くと、「いつもヒッチで来るんだけど、今日はなかなか乗せてくれる人が見つからずに遅れてしまった。君たちはどこから来たんだい?」
「日本から来た。ここはよいスタジオだね。1週間滞在するから、何回か通うつもりだ。明日は予定が入っているけど。」というと、「じゃあ水曜日に会おう!途中で見かけたら乗せてくれ。」ということに。おおらかな町です。

 時間が合わないので、レッスンを受けることができず、さあどうしよう?
相談の結果、「道になれることも兼ねて、ラハイナまで足を伸ばしてみよう。」ということになりました。
ラハイナは、マウイ島では一番有名な町。とりあえずは行っとかなければという感じで・・・。

 いま来た道をそのまま戻り、310号線を経て、ウエストマウイ・マウンテンの南海岸線を走るホノアピラニ・ハイウエイをひたすら西へ。
海を見ながら走るのは、とても気持ちがよいけど、思っていた以上に遠いなあ。

 (ラハイナ1)

 (ラハイナ2)

 ようやくラハイナの町に入ると、メイン・ロードは、人と車でいっぱい。
何とか、モールの駐車場に車を止めて、歩き出す。
「歴史的には由来がある街かも知れへんけど、なんか京都の嵐山みたいやなー。」ふーさんもあまり興味がなさそうに、私の意見に「うん。」

 (ラハイナ3)

 とりあえず、ハーバー沿いのバニアンツリーのあたりで、休憩。
ここのハーバーからは、モロキニ島へのツアーなど、いろいろと出ているようです。
今回は、買い物にはあまり興味がないため、一通り流して、ラハイナ散策終了!

 まだ、3:00PMぐらいだったので、物見遊山ついでに、ホエラーズ・ビレッジまで足を伸ばそうということになり、さらに西へ。
 ホエラーズ・ビレッジ http://www.whalersvillage.jp/というショッピングモールは、マウイの高級リゾート地とされるアナパリにあります。
 町自体が、ゴルフ場が点在し、まさに高級リゾート地を絵に書いた感じ。
しかし、残念ながら、2人ともこの雰囲気にはあまりなじめません。
「それやったら、わざわざ行くなよ。」と突っ込まれそうですが、そこは、初めてのマウイということで「一応知っておかなければ。」、という中途半端な私たち。

 それでも、私はマリブ・シャツhttp://malibushirts.com/product.php?id=22
というショップでT-シャツを購入し(なんせ、最低限度の枚数しかもって来ていなかったもので)、ふーさんも、ハワイ通の友人T夫妻のダーリンご推薦のトミー・バハマ
http://www.tommybahama.com/index.jsp)で、ヨガ・レッスン用と称してキャンドルを数点購入し、珍しくお買い物。
日本人は、けっこうたくさんいらっしゃいました。

 一通り、ビレッジの中を歩いたあと、「遠くまで来てしまったから、そろそろ帰ろう。」ということで、またまた車に乗り込み、帰路につく。
 海を見ながら走っていると、所々のスポットでは、地元のサーファーが、夕方の波を楽しんでいる。
もちろん、マウイでもノースショアでは、冬場になると各方面からつわものサーファーが腕を競うのでしょうが、普段は地元の人たちが日常としてそれぞれのペースとレベルで海を楽しんでいるという感じで、うらやましい感じがしました。

 とろとろ帰ったので、コンドについたのは、7:00PM近くになっていました。
食事に行く元気もなかったし、明日は2:30AMに起きてハレアカラ山頂ツアーに参加する予定のため、地元のロコに人気という店でハワイ名物ロコモコ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%A2%E3%82%B3)をテイクアウトし部屋で食事。

 (ロコモコ)

 どうでも良いけど、すべてボリュームがすごい。
メインランド同様、マウイでも太った人がけっこう多いですが、「そらこれだけ食ったら太るわ!」という量を、皆さん平気で胃にほりこんでいらっしゃいます。

 胸焼けしつつ、シャワーを浴びて早々にベットへ。
明日は(?)1:30AM起床(っていうか5時間後ですね)。

 ヨガ・レッスンを受ける予定の日が、とんだ大観光ドライブ・ツアーの1日になりました。

キッズ・ダンス教室 GROOVE BOX http://www.gb-dance.com/



 




 



 

 

 


 


GB マウイ旅行1日目 -はるばるやってきました マウイ島

2006-09-25 | Weblog

9月17日(日曜日:日本時間)

  土曜日、ぎりぎりまで仕事で、何の準備もないまま、出発当日。
旅行といえば、しっかり準備して、現地では行き当たりばったりがパターンだったのに、今回はまさに行き当たりばったりになる。
マウイ島は、2人とも初めてなのに・・・。

 ハワイの場合は、T-シャツは現地調達と決めているので、最低限2枚のT-シャツとトランクス。今回は、ハレアカラ火山ツアーをふーさんが申し込んでいるため、厚手のソックス一組。後は、カメラとパソコン、そしてアメリカ用の電圧に帰るための変圧器。洗面用具一式、ざっと用意して、トランクにつめる。

 3:05PM西宮北口から、エアポートリムジン・バスに乗り、関空へ。
ちょうど、ここ10年で最大の台風が九州上陸の可能性とか・・・・。
バスが発車してしばらくして雨が降り出した。
 アメリカの場合、今なおテロ警戒と称して、審査が厳重と聞き、早めに到着し手続きを受けるが、意外にあっさりと終了。

身につけているもののせいか、相変わらず私の場合は、センサーが作動しまくり、最終的には、女性のセキュリーティーにボディーチェックを念入りにされたけれど・・・。

結果、搭乗まで長い時間の空白となる・・・・。退屈、退屈。
横でふーさんはかなりのハイテンション。

 今回のマウイ島への旅行は、パック旅行嫌いな私の影響で、プランと手続きは、すべてふーさんが一人で行った。やるときはやります(普段もやってくれか?)。
 
飛行機は、ANAを予約と聞いていたけど、予想通りコードシェア便で、実際はユナイテッド。また恰幅のよいアメリカ人スチュワーデスの「チキン、オア、ビーフ?」ですか・・・・。日本の航空会社とは、スチュワーデスのイメージがかなり違うのです。

 定刻の7:00PMを少し遅れて、無事離陸。
マウイに着いたら、空港からレンタカーを借りて、コンドミニアムまでおそらくは40分ほど運転しなければならないことがわかっていたので、「飛行機の中では寝ておかなければ、」と思っていたけれど、今回はうつらうつらする程度でほとんど眠れず・・・・。

ホノルル空港に7時間30分後に到着。現地時間は、7:00AM17日)。「日本時間に直せば、夜中の2時過ぎか・・・。ねむたー。」

 頑張って、イミグレーション審査を受ける。
にこやかに太ったアメリカ人審査官が話しかけるも、指紋を採られて写真まで撮られます。人権の国とはよく言ったという感じ。
イミグレーションを終了し、いったん外に出て、
マウイ島行きのアロハ航空のカウンターを目指す。これが別棟で、けっこう遠い・・・・。
機内のほとんどが日本人だったのに、日本人はふーさんと2人だけとなり、トボトボと・・・。
アロハ航空にチェックインし、またロビーで、暇つぶし・・・。

ホノルル国際空港出口)

 離陸後、30分でマウイ島の中心地にある、カフルイ空港に到着!
現地時間10:30AM。

 レンタカー会社のダラー・レンタカーのピックアップバスの乗り場を知りたくて、50歳くらいのセキュリーティー・ガード(ガードマン)のおじさんに聞く。
「まっすぐ行って、ここから見えるあのボードの向こう側に各社のピックアップバスが止まるからそれに適当に乗れば、オフィスまで運んでくれる。」と丁寧に教えてくれ、「あんた、メインランドからだろう?マウイを楽しんでくれ!」といわれる(メインランドとはアメリカ本土のことです)。
「????」というか「やっぱり・・・・」か?
 私の場合、外国で、日本人に見られることはあまりない。
ふーさんと並んでいる時は、日本人に見てもらえるけれど・・・・。
「オレが脳天気なアメリカ人に見えるの?日本からはるばるやってきたんだ!」と笑いながらもやり返すと、「そんなふうには見えなかった。ごめんね。」だと。
「あんたは、マウイ生まれか?フィリピーナに見えるが?」と聞くと、「両親がフリピン人で、オアフ島にやって来た。俺はマウイで生まれ育った。」とのこと。
最後には、「日本人だって言ったよな。あんたの親父さんは、戦争には行っていないだろうね?」ときついジョークで締められた。

 レンタカー会社のオフィスで、グランドチェロキー4WDを借り、トランクを詰め込んで、コンドミニアムのある、キヘイへ。けっこう眠たい・・。
カフルイの街中を抜けると、あとは37号線をひたすら南下。
途中でいろいろなスーパーをチェックしながらのんびりと。
左右には、サトウキビ畑しかないまっすぐな道。素晴らしい景色。
30分ほど走ると、31号線にあたりそれを東へ10分ほど。
毎日通ることになる、サウス・キヘイ・ロードを進み、コンドミニアム管理会社のオフィスで、鍵をもらい、1週間基地となる
マウイ・ビスタ http://www.mauidream2000.com/JKiheimvista.html
へ。
部屋は、「2323」。(「ふーさん、ふーさんや!」と隣で・・・・)

ふーさんが、コンドミニアム管理会社の所在地の記憶をあいまいにしていたため、発見に手間取り時間を食ってしまったため、部屋に入ったのは夕方だった。
(その間、ふーさんは、半泣き状態で公衆電話から電話を掛けまくっていたけど、あえてほっていた。これも勉強です。パック旅行じゃないんだから、自分でしっかり把握しておかないと。)

(マウイ・ビスタ2323)

部屋に入り、荷物を解いてチェストに入れ替え、スーパーで買ったコーヒーや朝食用のベーグル、牛乳・オレンジジュースを冷蔵庫に直して、生活ができる状態にして、シャワー!!!

(ラナイからの景色)

 ラナイ(ベランダ)からは、海がすこしと正面にはウエストマウイ・マウンテン
この山を毎朝見ることになるが、毎日景色が違って、飽きなかった。

 ひと段落して、夕方のビーチでのんびりしようということになり、コンドミニアムの前の、サウスキヘイ・ロードを隔てたすぐ前のビーチへ。
 日曜日ということもあり、ビーチは地元の若者が釣りをしたり、バレーボールをしたり、カップルで寄り添い座ったりと、さまざまなスタンスで楽しんでいまし
た。
 

(コンド前のビーチ)

 日本人は、もちろん私たちだけ。
「風が気持ちいい!」ふうさんの感想がすべてでした。
のんびりしたビーチの夕方、本当に気持ちのよい風が吹いて、「来てよかった!」と思わせてくれました。
目の前には、モロキニ島とカホオラウェ島と水平線だけ。
ずっと見ていても飽きない景色が、徒歩3分!

 オアフ島が本当に都会に見えてしまうほど、のんびりしていて自然な感じ。ビーチの人たちも気軽にこちらに声をかけてきます。
「こっちにしてよかった。」ふーさんの言葉に、「ほんまやな。」
明日からが楽しみやと思える、夕方でした。

キッズダンス教室 GROOVE BOX   http://www.gb-dance.com/


 






 


キッズダンス教室 GROOVE BOX  夏休みをいただきました。

2006-09-25 | Weblog

 私のブログは、1週間の空白・・・。
実は、17日から1週間、ハワイはマウイ島のほうへ遅めの夏休みをとって行ってきました。
代表のふーさんは、昨年秋からほとんど休みらしい休みを取っていなかったので、6月あたりからすこし電池切れ気味でした。
感性派の人ですから、空っぽになってしまうと何もでなくなってしまうので、必要経費と割り切って・・・・。


 今回、私の場合は、キッズダンス教室とヨガ教室を統合してマネージメントするオフィス23を今年に入ってスタートさせつつ、法律事務所のマネージメントと自己破産・個人再生の依頼を中村弁護士をサポートして手がけ始めたたため、気分的にはすこし重い感じでしたが、「迷ったときはGO!」と決めているので、すべて仕事はホッポリ出して出かけました。
海外に出るときは、最近はパソコン環境を整えて、向こうでもインターネットやメールができるようにして出かけるのですが、今回はあえてそれもせずに出かけました。
せっかくの機会だったので、私もあえてすべて忘れて、新しいイメージがわいてくることに期待してみました。

 ダンス教室のアシスタントや高校生スタッフには迷惑をかけたし、事務所の中村弁護士や依頼者の方にはご負担をおかけすることになりましたが、個人的には正解だったのかなと思っています。

 マウイ島は、私もふーさんも初めてでしたが、印象はシンプル&ナチュラルという感じでした。
高いビルや人工的なものがあまりなく、自然を中心に人が生活する、要するに「いなか」です。
帰国直後の今も、印象に残るイメージは、「風・太陽・海・まっすぐな道・オープンな人たち」です。
 毎日の車の移動でも、コンドミニアムの前のビーチでも、いたるところで、何もさえぎるものがない水平線や地平線が見れる島でした。

 そんなナチュラルな環境の中で、ふーさんは、自然からのエネルギーをたくさんもらって、充電完了!という感じ。
また、ヨガのほうでも、コンドミニアムから1時間ほどかかる「The Studio Maui」(http://www.thestudiomaui.com/index.htm)にかよいレッスンを受けたり(私も受けました)、ビーチサイドで夕方にポーズをしたりと、よい時間を持てたようです。

 次回から、私たちの1週間をアップしてゆきますので、マウイのことやふーさんや私の考え方を知っていただければと思います。

 ともあれ、今日からまた現実の生活が始まりました。

キッズダンス教室 GROOVE BOX http://www.gb-dance.com/


 

 




 


尾埜合同法律事務所   依頼者への対応の仕方

2006-09-17 | Weblog

 尾埜合同法律事務所では、昨日土曜日も、中村弁護士と私は、事務所に出向きました。
 多重債務を抱える方のご相談を受けるためです。

 法律相談について、依頼者が法人の場合、平日の日中に事務所にお越しいただくことが可能なので、土曜日・日曜日を当てる必要はあまりありません。
 ところが、依頼者が個人の場合、特に多重債務者の場合は、平日は仕事をされている場合がほとんどなので、どうしても土曜日・日曜日を当てざるを得ない場合が多くなります。
 特に、最初の数回は、お会いしてじっくりとお話を聞くことで、どれぐらい借金があるのか、それはいつごろから始まったのか、どのようなことにお使いになったのか、さらには、現在の収入や資産の状況などを正確にヒアリングしなければなりません。
 

 尾埜合同法律事務所に多重債務のご相談に見える方は、もちろん中村弁護士や、ボス、または私の知り合いで、もともと知っている方もありますが、ほとんどは、その日初めてお会いする方です。
 相談者の方は、自分のどちらかといえばあまり話したくない事柄になので、最初からこちらにしっかり話をすことなどできないのが普通です。
硬い感じで、ぼそぼそと話し始められる方も多いです。
こちらとしては、そんな場合、相手の緊張をとくと共に、すこしでも信頼を得ることができるようにしなければなりません。
経験から、いろいろなパターンがありますが、それは企業秘密。
 

 先日も、知り合いの司法書士の先生がたまたま事務所に見えていて、おそがけの債務整理のご相談中に当たりました。
あとで、お話を伺っていると、「われわれ司法書士も、債務整理のご依頼を受けますが、その場合、きわめて事務的に処理されます。尾埜合同法律事務所の場合、依頼者の性格や現在の状況や考え方にまで立ち入って、深くお話をされることで、解決されようとしている。私たちにはできない。」というような感想をおっしゃっていました。

 よその事務所がどのようなスタンスで債務整理に取り組まれているかは、実はよくわかりません。リサーチもあまりしていません。
 尾埜合同法律事務所では、ボスの「難しい法律の言葉を使わず、ご相談者のナマの事実をじっくりお聞きすることで、お抱えの悩みを解決する」とのモットーの下、中村弁護士や私たちスタッフも、それをどう実現すればよいのかだけを考えて方針を立てます。
 もちろん、法律に関するご相談なので、こちらがその分野に関する法的知識をしっかり抑えておくのは当然のこと。
私も、過去にあったパターンとまったく同じ場合には、そのまま進めますが、少しでも違うことや新しいことがある場合は、話を止めて中村弁護士に確認したり、相談に入ってもらうようにしています。
 しかし、どのようにご相談者と接するか、どのようにお話をお聞きするか、ご依頼をお受けしたあとどのように対応してゆくかについては、どちらかといえば弁護士よりも私のほうが経験があります。
ボスの方針を実現するために、自分の経験や、いろいろなサービス業を軸とする他業種の方との交流の中から、新しいヒントをつかみます。
そしてよいと思ったことは、法律事務所の一般的なやり方ではなくても、積極的に事務所のスタイルとして取り入れます。
ボスも中村弁護士もそのようなことに対しては、寛容で、よいと思えば取り入れてくれるので、こちらもやりやすいです。

 「法律事務所は、敷居が高い。」よく言われる言葉です。
確かにそれは事実でしょう。
 それは逆に言えば、ご相談者やご依頼者が、こちらの対応にご不満がある場合にも、弁護士にはなかなか言いにくいということにもつながるはずです。
 尾埜合同法律事務所では、そのような高飛車で硬直した法律事務所のイメージとは対極の事務所を目指しています。
 法律事務所である以上、丁寧だけでは意味はありませんが、本当の意味でのご依頼者の立場に立った対応ができるように、今後も工夫してゆくつもりです。

尾埜合同法律事務所   http://www.ono-lo.jp


 

 


キッズダンス教室 GROOVE BOX  六甲アイランド教室も

2006-09-17 | Weblog

 キッズダンス教室GROOVE BOXでは、先週から、来春の発表会に向けての作業がスタートしましたが、六甲アイランド教室も今日、メンバーたちが数グループに分かれて、自分たちで選曲氏振り付けを考える「チームダンス」の組み分けが決まりました。

 先週は、中心となる6年生メンバーが、「6年生メンバー全員とあと数名を加えてチームを編成したい。」と申し入れてきました。
 代表のふーさん、そしてアシスタントのSABU-CHANの返事は、「うーん・・・・。」
 反対する理由は、次の2つ。

  1. 前回の第3回発表会で、当時5年生だった彼女たちは、全員でチームダンスを経験している。同じことをやることに意味が見出せないこと。
  2. 六甲アイランド教室のレギュラークラスは、現在30名弱ですが、6年生メンバーは10名ほどいて、チーム中心です。数が多いこともあり、今回の発表会では、「チームダンス」の核となってがんばってほしいと期待していたのに、自分たちで固まってしまい、他のメンバーに対する目線を忘れてしまっていることが、残念なこと。です。

 私たちスタッフは、先週正直に2の理由を告げ、次週までにもう一度考えてくるように伝えました。

 その結果、今日のレッスンでは、まず、6年生が2グループに別れ、それに残りの小学生、中学生、高校生メンバーを振り分ける案が、6年生メンバーから提案されました。
 「なるほどなるほど。こちらの考えを理解してくれたんやね。では、他に案はない?」私が聞きます。
 「この分け方だと、人数が多くなるので、フォーメーションとかを決めにくいし、まとめることができるか不安だ。3チームに分けたほうがよいと思う。」別のメンバーが提案しました。
 「なるほど。それもいえるね。では、他のみんなはどう思う?」
そこから、いろいろ話し合った結果、結局3チームに振り分ける案が通りました。

 ふーさんが、「6年生メンバー、がこちらの考えを理解してくれて、よく考えてくれたチーム分けだから、今回はしっかり考えて、よい作品を作ろう!」としめて、レッスン後のミーティングは終了。

 すこし幼さが目立っていた、六甲アイランド教室の6年生メンバーですが、こちらからの提案をしっかり受け止めてくれて、いろいろ自分たちの意見も言えるようになりました。彼女たちなりに成長しています。
 がんばって、これからも意見を出し合い、よいものを作ってください。

 また、レッスンでも、先週と今週は、新しくインストラクターとして迎えることになった、MAIのスペシャルレッスンを行いました。
 先週は、ふーさんの振り付けとテイストがかなり違うことや、MAIに慣れていないこともあり、とても硬くて小さな動きが目立ちました。
 レッスン終了後、MAIのほうから、「大きく動くことは誰でもできること。もっとしっかり動いてほしい。」とのだめ出しを受けていました。
 それを受けて、今週。

 明らかに先週よりもみんなが進歩していました。
MAIのほうも、2回目で先週よりもすこしなれ、擬音を交えてのフリ移しで、メンバーの笑いを誘い出していました。
最後には、難しい最後のフリを大きくこなした3年生メンバーに「YOU,ナイス!」と名言をはき締めくくっていました。

この名言、これからはやるかも?

キッスダンス教室 GROOVE BOX http://www.gb-dance.com/


 

 



キッズダンス教室 GROOVE BOX  発表会に向けて

2006-09-14 | Weblog

 キッズダンス教室 GROOVE BOXは、来年3月25日の第4回の発表会に向けて、各教室がそれぞれスタートしました。

 9月13日(水曜日)の西宮教室のレッスンでは、ビギナークラスが新しい曲に挑戦を開始。
 ビギナークラスも、メンバー数が20人を超え、けっこうな数になりました。
前回の発表会を経験していないメンバーが半数を超え、新たに一からスタートという感じです。

 スタッフも、レギュラークラスの高校生メンバーのFUUKACHI-KOが、アシスタントとして、ビギナークラスに参加し、徐々に役割を見つけ始めています。
彼女たちの活躍が、きっとよい形で実を結ぶはずです。

 一方、レギュラークラスは、「発表会では、こちらが振付けるダンスをしっかり自分のものにして表現するというテーマと、自分たちで曲や振り付けを考えて表現しよう。」というテーマに従って始動。
前回は、スタッフが2時間ほどかけて振り分けた3チームを発表。
6年生メンバーからは、「やっぱりな。6年生はバラバラにされると思ってたわ。」との感想も。
6年生メンバーは、現在4名。それぞれ学校も違うので、GBのレッスンでしかあえないのが基本。できれば同じチームで楽しくやりたいというのが本音です。
でも、こちらが普段から、「6年生はチームの中心や。下の学年のメンバーや新人メンバーのことも考えて、チーム全体を見るようにしてほしい。」としつこく言われているため、役割を理解しています。
こんなところにも、彼女たちの成長の後がはっきりと現れています。

 昨日のレッスンでは、3チームに分けられたメンバーたちがそれぞれ集まって、「チーム名」と「ダンス曲」を決めました。
 こちらが振り分けたチームは、それぞれ小学校低学年から高校生までのメンバーが雑多に入ったもの。

 「各チーム、高校生に頼ることなく、小学生メンバーもしっかり意見を出して参加するように。」とだけ伝えてありました。
その結果、チームキャプテンは、2チームは6年生ですが、1チームはなぜか5年生を選んできています。
また、GROOVE BOXのホームページのメンバー専用ページでは、5年生メンバーが「高校生に頼ることなく、自分たちががんばる!」と言う趣旨のことをさっそく書き込んでいます。
表現が上手でないメンバーなので、「高校生をあてにしないで」というふうに書き、高校生メンバーをへこませましたが・・・・。

 西宮教室は、このような形でスタート。
とは言いながら、今回のシリーズでは、予想外の問題も浮上。
新人メンバーが増えたと共に、中学生メンバーで部活を引退した3年生メンバーが数名復帰し、高校生メンバーも復帰。
こちらが想像していた以上にメンバー数が増え、レギュラークラスのメンバー数が30名を超えてしまったのです。
さらに、それぞれのメンバーの体が年々大きくなり、レッスン場がかなりパンパンに・・・・。
「いまさら、分割することもできないし、とはいえ今しかできないし。」と、頭の痛い問題の解決を迫られています。

 

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尾埜合同法律事務所    三宅輝夫 画伯

2006-09-13 | Weblog

 9月10日の日曜日、京都市の画廊にボスであり父親でもある尾埜善司と家族で向かいました。
三宅輝夫画伯の個展が開かれているためです。
http://mytown.asahi.com/kyoto/news.php?k_id=27000110609070001三宅輝夫展 希望(のぞみ) 10日~17日、三条通堀川西入、アーティスロング(841・0561)。イギリスを拠点に世界各地を取材し、光や風、雨をテーマに描いた心象風景と、京都や舞妓(まいこ)さんを描いた作品など27点。)


 三宅輝夫画伯とは、私が小学校の低学年の時代からのお付き合いで、そもそもは私が画伯の絵画教室に通ったのがご縁です。
かれこれ40年近くが経ちますが、画伯は80歳を超えてなお現役です。
 当時、作家としてはまだ世に出ていなかった画伯でしたが、その後フジテレビギャラリーに認められ、東京に移られてからは、さまざまな世界に認められるまでの大画伯になられました。
 

 ボスとは、ヨーロッパ文化への傾倒という共通点もあって、波長が合い、実家には画伯の数々の絵が飾られています。
中には、まったく無名の時代の原点とも言うべき珍品もあり、私たちは画伯の絵に囲まれて育ちました。
 画伯の奥様でマネージメントを一手につかさどっていらっしゃる、「おかあちゃま」(写真右側:私は今もそう呼んでいます)が、「三宅が今あるのは尾埜先生のおかげ。売れない時代を支えてくださった。」といつもおっしゃいますが、ボスとしては、単に画伯のことが好きだったからで、恩着せがましい気持ちはまったくなかったと思います。

 私の子供時代、働き盛りのボスは、家庭で仕事の話は一切しない人でしたので、仕事上の悩みや苦悩は、私たち家族にはまったくわかりませんでした。
最近になって、私や事務所の中村弁護士にいわゆる昔話をしてくださるようになり、「仕事での悩みや、岐路に立ったとき、書斎にこもって尊敬するルドルフ・ケンペ指揮の音楽を聴きながら、三宅先生の絵を眺めることで、どれほど心が癒されたか。」というような話を聞きます。
ボスも、画伯に助けられていたのですね。

 三宅画伯は、現在はロンドン在住で、年に数回日本に戻られるという生活で、ボスも個展のおりにお目にかかるだけ。
でも、その短い時間の中にもお互いを認め合った密度の濃い交流があるように見受けられます。

 今回は、画伯と「おかあちゃま」から、ボスに、「1年遅れてしまったけれど、おめでとうございました。」とデッサン画のプレゼントがありました。
 昨年、ボスの長年の文化的功労とフランス国への貢献をたたえて、フランスより勲章が贈られたことを覚えていてくださってのことでした。
 日本からの叙勲に対しては、ほとんど感慨を持たなかったボスも、フランスからの叙勲については、ひそかにかなり誇りに思っていたので、このプレゼントには大変嬉しそうでした。

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キッズダンス教室 GROOVE BOX  発表会に向けて

2006-09-08 | Weblog

 キッズダンス教室 GROOVE BOXは、来年3月25日に開催を決定した、第4回発表会に向けてのスタートを切りました。

 西宮教室では、ビギナークラスとレギュラークラスに分けてレッスンを行っていますが、ビギナークラスも、20名を超えるメンバー数になってしまいました。
 充実したレッスンにするため、レギュラークラスの高校生メンバー2人をアシスタントとして起用し、いろいろレッスンに工夫を凝らしています。

 4歳・5歳児という、小学生にもなっていないメンバーがいるビギナークラスでは、言葉はあまり役に立ちません。極端に言えば、「右足をもうちょっと前に出して。」という指示も、まず「右足」の理解が怪しい・・・・。ましてや、「もうちょっと前」となれば、「?????」。
 代表のふーさんはじめ、アシスタントのみんなには、「まったく言葉の通じない外国人に対してレッスンをするような感じで。」と指示しています。
つまりは、形で見せるということです。
メンバーにも言葉は最小限にして、ふーさんやアシスタントの「踊る姿を一生懸命に見るように。」「同じように動こう!」という点に意識を持ってゆきます。
 そうすることで、見よう見まねの能力は、レギュラークラスのメンバーよりもかなり勝るビギナークラスのメンバーは、最近はだいたいの動きは1回でつかみ始めています。
 

 また、集中の持続時間が相対的に短いアンダーエイジのクラスでは、こまめに休憩を入れます。
この休憩もGBでは、1-2分です。
それ以上あけると、テンションが普段の状態に戻ってしまい、ダンスモードに上げるところから、またはじめなければならないからです。
 

 さらに、メンバーの並べ方にも気を配ります。
アンダーエイジのメンバーは、親しさの表現がじゃれあうという形で出るし、まだ自分のことと他人のことの境界線があいまいで、無用な摩擦を生むため、相性や性格を考えて配置を決めます。
 私たちは、ミーティングでこのような細かいところまでつめた上で、現場ではテンション重視でレッスンを運営しています。
高校生アシスタントもこういった輪の中に入って、今はいろいろ失敗をしてもらいたいと思っています。

 一方のレギュラーチームは、今回の発表会も、チームを3つに分けて、それぞれメンバーたち自身で、選曲、振り付けを考えてもらって、その作品を発表会でおどることにしました。
 前回の発表会の企画段階で、この考え方を打ち出したときには、批判の声のほうが多かったように思います。
①「子供たちに、ちゃんと振り付けができるの?」
②「みんなでやらせると、もめないか?」
③「下手な振り付けになれば、発表会でふーさんの評判が落ちないか?」

が、反対の主な理由でした。
でも、

①「『ちゃんと』できるとは?できたものがベストでは?」
②「もめたらええヤン。それをなんとか収束させる経験も貴重。」
③「ふーさんの評判って、何?大切なのはメンバーの経験では?」

 確かに、インストラクターが振付けるダンスと最初から同じになるはずがありません。ふーさんだって最初はできなかったはずです。
でも、「ダンスって自己表現ではないの?与えられたフリを機械的におどることがダンスだと勘違いするような運営は問題では?いずれは自分たちで、最終的には自分を表現すると言う目標設定が正解では?」
そういう思いから、「自分たちで作るダンス」の企画を押し通しました。

 そういうプロセスを経ているメンバーは、「今回もみんなに振り付けを考えてもらうつもりです。」と発表しても、「??。当然でしょ?」といった態度。
大人が考える以上に、子供は設定された環境に順応性が高いです。
だからこそ、下手な設定はできないと戒めなければなりませんが。

 というわけで、今回もテーマは「できるだけメンバーたちが参加して作る発表会」となりました。
 3チーム、それぞれキャプテンを決めてもらい、キャプテンを中心に、来週のレッスンまでに、「チーム名」「候補曲」をそれぞれのメンバーに考えてきてもらうことが決まりました。
せいぜいこの機会を楽しもうというメンバーが増えることを期待してます!

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尾埜合同法律事務所     弁護士のハードな1日

2006-09-06 | Weblog

 昨日の尾埜合同法律事務所での中村弁護士とのタッグは、とてもハードな1日となりました。
法律事務所の一日には、こんな日もあるんだということを知っていただけることで、弁護士の日常活動を理解していただければと思い、すこしご紹介します。

 昼間は、中村弁護士は、事務作業を午後3時ぐらいまでこなしていました。今日は相談者との打ち合わせが1件のほかは、昼間は事務作業の日です。
 弁護士は、基本的には、依頼者からのご相談を受け、打ち合わせをしたりして、法廷での訴訟行為をするというパターンは良く知られていると思います。
 でも、そのパターンの後ろには、当然、依頼された事件を理解するために、判例を調べたり、新しい知識を得るために猛スピードで本を読んだりという作業が必要になります。
当然ですが、弁護士をやっているからといって、すべての紛争についての知識があるわけではありません。ないものは必要に応じて足さなければならないのです。
 知識を入れた後は、それを訴状や準備書面にするという作業も必要になります。時には、数時間、事務所の複数の場所でパソコンのキーボードの音がカチャカチャと鳴り続ける日もあります。

 私も自分のブースで、担当する破産関連の事件について申立書の準備や利息の引きなおし作業という事務をこなしていました。

 午後3時過ぎ、事務員から「個人再生事件の紹介がありました。20分ほどしてこちらに来られます。」との知らせ。
 自分のペースで仕事をしていても、このような突発的な出来事はその段取りを狂わせますが、よくあります・・・。
 さっそく、仕事をとめて、中村弁護士用に作った<破産・個人再生・任整理用>の依頼者調査カードや、相談ノート、印鑑用の朱肉、電卓といった「セット」を打ち合わせブースに用意します。
 程なく、相談者が緊張した顔で事務所を訪ねてこられました。
中村弁護士と私がブースに入り、相談者から事情を伺い始めます。
お名前やご職業をうかがった上で、現在の債務の額、債権者の数を確認し、相談者の方の収入などを聞いてゆきます。
 いわゆる多重債務者の方は、支払いに追われ、また度重なる督促が続くため、状況を正確に把握されていない方も多いです。時には、債権者の数や額がほとんどあいまいという方もいらっしゃいます。そんな場合は、かなりの時間をかけて、現状を伺うことになってしまいます。
 その日の相談者は、現状を正確に把握されていて、その点はスムーズに通過。
 でも、かなり思いつめられているようなので、何とか和ませてすこしでも笑いを引き出すのが私の役目になります。
 30分ほどして、ようやくすこしですが和み始め、中村弁護士が今後のとることが出来る方法をわかりやすく示してゆきます。
一通り相談者が理解されたところで、数日後の御来所のアポイントを確認して終了。

 その後、6:00PMごろまで中村弁護士は、書面の作成に追われます。
「そろそろ時間ですが?」という私の問いかけに正気に返り(?)、「ほんまや、そろそろ行かなあかんな・・・・。」
 本日和解予定の事件の「合意書」「報酬請求書」を確認して、2人で事務所を出ます。
 

 その日は、数ヶ月前にY氏より受任したリーフォームのトラブル事件について、先方の業者と何とか円満に和解が整ったので、書面を交わすためにM市まで車で出向くことになっていました。
 ここまで来るのには、何度も現状に出向いて状況を確認し、Y氏から話を伺い、信頼できるリフォーム会社を探して、現状を見ていただき無理をお願いして見積もりを出していただくという作業がありました。
その上で、リフォーム業者の代表の方と何度もお会いして、先方の認識を確認したうえで、合意点を探ってゆき、先週ようやく合意に至りました。
 Y氏宅に到着すると、Y氏ご夫妻と先方がすでにお待ちになっていました。中村弁護士が準備していた「合意書」を双方に確認していただき、Y氏に「ご質問があれば、今なんでも確認してください。」と中村弁護士が促します。
 「これだけ、わかりやすい言葉で書いてあったら、ようわかります。何もありません。」
そういっていただき、めでたく署名・捺印で、和解成立!

ありがとうございます。尾埜合同法律事務所がモットーとする、
難しい法律用語を振り回さず、わかりやすいナマの言葉で、依頼者のお悩みを解決する」ということが、最後まである程度全うできたと感じれる瞬間でした。
 その後、Y御夫妻から、「ここまで来るのにほんまに長かった。もっと早く中村先生に頼んだらよかった。ほんまに中村先生のおかげや。」といっていただけ、私もほっとしました。

 喜びもつかの間、車で取って返し、9:00PMごろ遅い夕食。
その間も、中村弁護士の携帯は、何度かなり、明日のアポが1つ入ってきます(携帯電話というのも、良し悪しありますね・・・・。)
 夕食後は、2人で遅れ遅れになっているホームページの打ち合わせをつめてやろうということになっていたので、それにかかります。
出来上がっていた、たたき台のレイアウトに修正を加え、コンテンツの内容を検討。

 日付も変わって、1:00AM!
「何で、こんな時間まで一緒におるねん?!」2人であきれながら、再び車に乗り込み、国道2号線の尼崎あたりに。
 中村弁護士が、受任している交通事故の事件。
 現場の交通量を裁判官に知ってもらうために、事故があった日と同じ曜日・同時刻午前1:30ごろの状況をビデオに収めるためにで向きます。

 時間を確認し、私はビデオを回し、中村弁護士は写真を撮ります。
20分ほどこの作業を続け、その日はようやく終了。

 「長い間、お疲れ様でした。」中村弁護士の言葉に、「ほんまですわ!」
と言い捨て(笑)車に乗り込みながら、「そう言っても、彼は明日9:00AMに依頼者が事務所に来るとか言ってたな・・・。」
時計を見ると、2:00AM!
「明日、チャンと起きてや!私は事務所、明日は休みですから!」と言い残して家に向かいました。

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尾埜合同法律事務所   中村弁護士の友人

2006-09-05 | Weblog

 昨日は、仕事を終えた後、兵庫県は阪急西宮北口駅付近の「あぶり料理と焼酎の店 いろり家 活彩」へ、中村弁護士と向かいました。
 
到着したときには、皆さんすでにおそろいで、恐縮。

 今日のメインは、椎名 如飛さん。
椎名さんは、中村弁護士の10年来の友人で、うわさは伺っていましたが、私は初対面。
 中村弁護士は、司法試験合格後の修習期間を沖縄で過ごしましたが、椎名さんとはそのときに出会ったそうです。
以来、椎名さんがおっしゃるには、「兄貴のような存在」ということです。

 椎名さんは(写真左側)、現在まだ30代というのに、西宮市で総合貿易商社を営まれている社長さん。
 縁の薄い関西で、何もないところで一から人間関係を築き上げられ、会社は、現在も急成長中とのこと。
経営哲学として、「まず相手を儲けさせることを考える。相手が大きくなれば結果として自分も儲かる。」という、物の本では何度も目にしたことのある王道を実践されてきたとのこと。
そういう方に実際にお目にかかったことは、私は初めてでした。
 お話を伺っていると、一方でビジネスに対してはとても厳しい目線を持っておられ、単に優しいだけの経営者ではありません。
「100円の大切さがわからない人間はだめだ。」という言葉が印象的でした。
 他方、人間味にあふれ、人とのつながりを何よりも大切にされる方で、お話の中で、「人に迷惑をかけてはいけない。」というフレーズが何度も出てくるような方でした。

 そういう方に、兄貴と慕われている、うちの中村弁護士。
パートナーとして、私も襟を正さなければならないと、肝に銘じるよい出会いでした。

 その日は、さらに素敵な出会いがもう一つ。
以前このブログに書いた、「中村弁護士のゴルフデビュー」を企画してくださった、ビジネスアシスト大谷社長(写真右側)(http://www.b-assist.net/)の右腕としてうわさをお聞きしていた同社の齊藤 政之さん

 「熱い男としてはかなりの大谷社長が、『私の右腕です。』とおっしゃる方だから。」と、こちらの勝手な想像をして、お会いできるのを楽しみにしていました。
 実際にお会いしてみると、想像通りの方でした。
大谷社長との不思議なご縁を熱く語っておられ、その熱いお人柄と共に、大谷社長に対する思いがこちらにしっかりと伝わってきました。
 一方で、初対面の私に対しても、細やかな気を配られるような方で、こちらのほうが恐縮してしまいました。

昨日は、ゆっくりはお話をする時間が短かったので、ぜひまた一度お話をしてみたいと思わせる方でした。
当日、急遽同席させていただいた、トータルサポート日下氏が、次の日にさっそく電話をしてきて、「齊藤さん、素敵な方ですね。」と語っていたのが印象的です。

 その日は、ビジネス上の接待というよりは、熱い男たちのドンちゃん騒ぎという会で、さんざん酔っ払ってお開き。
 とはいえ、こんな椎名さん、大谷さんにその人間性を評価される中村弁護士なんだということを、改めて確認できた日でもありました。
 中でも、椎名さんの「中村さんは鬼になりきれるような人ではない。そういう人間性が好きだ。その人間性は充分に弁護士としても売り出せると思う。ただこういう方は時間がかかる。」という言葉は、まったく同感でした。

 そして、例によってその場でまたゴルフの日程が組まれました。
前回は、中村弁護士のゴルフデビュー。
今回は、椎名さんとのご縁をいただいた記念と、齊藤さんのゴルフデビューが口実です。
会の名前は、「金色(こんじき、というのがみそです)の会」

何故か?
知っている人は知っている、大谷社長の携帯電話のカラーにちなんで、私が勝手に命名したものです。

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キッズダンス教室 GROOVE BOX   来春の発表会にむけて

2006-09-04 | Weblog

 キッズダンス教室 GROOVE BOXでは、各教室とも夏のイベントを無事終了し、ほっと一息といいたいところですが、9月初日からさっそくの難題が降りかかりました。

 GROOVE BOXでは、代表の ふーさん の「発表会に向けての準備ばかりのレッスンでは、子供たちが楽しくないと思う。」という考え方にしたがって、1年半に1回のペースで発表会を開催し、1年を通常のノリを重視したレッスンに、発表会前の半年間を、「見てもらうダンス」のための準備というサイクルで活動しています。
もちろん、毎年発表会をしたいと考えているメンバーもいますが・・・・。

 前回の発表会は、昨年11月に開催したので、今回は来春3月ということになっていました。
 そして、今回の発表会は前回と同じ兵庫県西宮市の「なるお文化ホール」を予定していて、会場予約は、半年前の月初1日となっていました。
つまり、9月1日が、会場予約開始日ということです。

 当初、ふーさんを始めスタッフは、「3月開催で、土・日だから8回以上のチャンスがある。当日すこし早めに行って1時間ほど並べば、どこかは確保できるはずやろ。」と安直に考えていました。
 ところが、ところが・・・・。
 来年のメンバーたちの学校のスケジュールを調べていると、小学校の卒業式が、西宮市は3月20日、神戸市は3月22日とずれています。
卒業式前でも、別にかまわないのかもしれませんが、なんとなくあわただしいはず・・・・。
さらに、なるお文化ホールの職員の方から、「3月の土曜日は、西宮市のほうから予約が全部入ってきています。実際に使用するのはおそらくそのうちの1回でしょうが・・・」との情報!
 「卒業式以降の日曜日に限るとすれば、3月25日しかないヤン!!」スタッフは青ざめます。
 「25日を確実に予約するとなると、ひょっとして『徹夜で並ぶ?』」そんな話になり、とりあえず、「夜中3:00AMごろから並ぶか・・・・。」という結論になっていました。8月29日までは・・・・・。
 その案に従って、私の手配で夜中3:00AMから翌朝6:00AMまで会場の前に車を止めて並んでくれるスタッフを確保し、6:00AMごろからふーさんが交替し、9時からの予約に備え1番を確保するという作戦になっていました。

 ところが良く考えてみると、「何を根拠に夜中3:00AMからなん?絶対に1番を確保しなければならないのに、その前には誰もならびに来ないという予測でも立っているの?」という私の当然過ぎる疑問に、代表のふーさんは「・・・・・・・。」
基本的におおらかなんです、うちの代表は・・・・。
 私の指摘を受けてふーさんは、作戦変更。出た結論は「10:00PMから並ぶ!」というもの。「?????」

 「まあええやろ。いざとなればオレが並ぶわ・・・」そう思いながら、10:00PMからの体制を確保します。
 適当な大学生が見つからず、結局は西宮教室の保護者会の会長Kさんが、10:00PMから並んでくれることになりました。
 

 31日当日、スケジュールを確認し、私は事務所へ。
夕方電話が鳴り、「やっぱり、不安やから7:00PMから並ぶことにした。私もヨガ教室のレッスンを急遽、休講して振り替えたから、8:00PMごろから現地に行く。」とのこと。
おおらかな、ふーさんもここに来てようやくスイッチON!

結局、
・ 7:00PM- 8:00PM  GBレインボー教室の中谷先生
・ 8:00PM-10:00PM  ふーさん、GB西宮保護者会Sさん
・10:00PM- 2:30AM  GB西宮保護者会会長のKさん、Iさん
・ 2:30AMー 6:00AM   GB西宮保護者会Fさんとその弟Hさん
・ 6:00AM- 9:00AM   ふ-さん、再びSさん、Mさん御夫妻 


という「じゅずつなぎ作戦」で、めでたく1番確保!!
実際、8:00PM過ぎには、うちと同じ日の3月25日を狙ってならびに来られた方があったようです。
うちのほうに、「何日を予約される予定ですか?」と尋ねてこられ、25日だとわかると、残念そうにお帰りになったとか。
当初のふーさんの作戦では、確実に3月25日は取れなかったことになります・・・・。

 とにかく、雨の中、夜中中並んでいただいた、GB西宮保護者会の皆様、本当にありがとうございました。
おかげ様で、メンバーにうらまれなくてすみます。
 あとは、こちらでしっかりとスケジュールを立て、メンバーにがんばってもらうだけですから、当日を楽しみにしていてください。

 

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尾埜合同法律事務所   過払い問題

2006-09-01 | Weblog

 中村弁護士をサポートして、裁判所に申し立てていた個人再生の申し立て の決定が、今日ありました。
 裁判所の決定があると、裁判所から債権者の数だけ封筒が送られてきます。それに、こちらが、届け出ていた債権者の発送先を記載して、通知書などとを入れて準備して、裁判所に届けます。
 この手続きを皮切りに、債権者のほうで文句がなければ、依頼者と相談しながら、再生計画案を提出し、12月か1月から、分割弁済が始まるというスケジュールです。

 このような手続きに中で、何度も書いていますが、利息制限法に定められた金利の上限18パーセントを超える金利を支払っている場合は、過払 として返還請求の問題が生じます。

 計算の結果過払いが生じた場合にも、実際には、計算上の全額の返還を受けることが出来るわけではありません。
 消費者金融側も、やはり商売なので、「これが限界で、これ以上は応じられません。」となれば、後は裁判にかけて回収するしかありません。
 そうなれば、コストと時間がかかるため依頼者には負担を強いることになります。先方もそこらへんを読んで、ネゴしてきます。
 従って、最初から依頼者には、7-8割の間で、裁量をいただいて交渉に臨みます。

 もともとそのような状況にありましたが、最高裁の判決が出て、いわゆるみなし弁済が否定された後は、消費者金融側も経常利益の下方修正が相次ぐ状態になり、現在では、あの手この手での値切りが、前よりもかなりきつくなってきている感じがします。
先方も必死という感じです。

 この過払い問題。もともと利息制限法と並んで出資法という法律があり、両者の間で利息の上限が異なるため、「グレーゾーン」があったために生じた問題を、裁判所が、グレーゾーンの金利の支払いにつき、みなし弁済自体を否定したことから、それを根拠として返還請求をしています。
従って、明確に法律が改正されたわけではありません。

 その法律案の改正案につき、最近の新聞紙上で、以下のような記事が踊っています。

特例高金利、恒久化に余地 自民、5年後「見直し」案 

金業の上限金利引き下げ問題で自民党金融調査会は29日、金利を段階的に下げる5年間の経過期間中に、特例の高金利を一定程度認めたうえ、特例の延長が必要かどうか改めて判断する「見直し条項」も設ける方向で調整に入った。特例高金利の対象は、個人向けの少額・短期と事業者向けになる見通しだが、見直し条項は、特例の延長が繰り返されて激変緩和が目的の措置が恒久化しかねず、規制を骨抜きにするとの批判も強まりそうだ。

 政府・与党は出資法の上限(年29.2%)を引き下げ、利息制限法の上限(同15~20%)に一本化し、グレーゾーン(灰色)金利を撤廃する方針を固めている。ただ、急速な金利引き下げで貸金業者の経営が悪化し、借りられなくなる客が出る恐れがあるとして、金融庁に特例を検討するよう求めていた。金融庁が28日に自民党に示した特例で高金利を認める案は、個人向けが「元本30万円以内で期間6カ月以内」と「元本50万円以内で同1年以内」の2案、事業者向けが「元本500万円以内で同3カ月以内」とみられる。いずれも1人1社限りで新規融資に限る。金利は年29.2%を軸に調整している。

 金融庁は貸金業者に信用情報機関への登録などを義務付けることで違法な融資は難しくなるとみている。 そのため特例を改正法の施行から5年で廃止する案もあったが、自民党金融調査会は、新制度の運用状況を検討した上で特例を見直す余地を残す方向で調整している。

 現在も事業者向けの名目で個人に貸し付ける違法行為は多く、抜け穴対策をどこまで厳格に運用できるかは不透明だ。特例延長まで認める可能性が出てきたことに対し、弁護士や被害者団体でつくる「高金利引き下げ全国連絡会」の新里宏二弁護士は「灰色金利も国会では暫定措置として議論されたが常態化した。規制強化を骨抜きにしかねない」と批判を強める。

 自民党金融調査会は、新規融資に限るなどの厳しい条件を付ければ、特例の悪用に一定の歯止めはかけられる、との立場だ。来週にも貸金業小委員会を再開し、早ければ9月の臨時国会に、貸金業規制法などの改正案を提出する考えだ。

http://www.asahi.com/business/update/0830/046.html

 

今後、いったいどうなるのでしょうか?

 

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