法律事務所とキッズダンス教室・ヨガ教室

一見何のつながりもない分野をこなす私、尾埜 圭司からの情報発信。
みんな人とのご縁を紡ぐ仕事です。

尾埜合同法律事務所    株主総会の準備

2006-11-29 | Weblog

11月28日(火曜日)

 事務所に出ると、デスクの前で中村弁護士が目を吊り上げて何かを考えています。
 「おはよーすっす。何かありました?」あえてノー天気にたずねます。

 「顧問先の○○株式会社の株主総会が明日あるでしょう?今日の朝一に、別件で司法書士のKさんが事務所にこられたとき、なんとなく話していて、登記との関係で重要なことに気づいた。ボスは、もう白浜に向けて出発してしまったから、連絡が取れない・・・・。現地に着くまでに知らせたいんだけど・・。」

 この顧問先とは、ボスがご縁があって顧問になった、白浜で温泉旅館等を営まれている会社で、毎年この時期に現地白浜で株主総会が開かれます。ボスは、前日夕刻から現地に入るのが慣例になっています。

 あわてて、宿泊先や携帯電話に連絡を取れるように手配。
問題は、中村弁護士が「重要なこと。」といった問題点の対処方法。

 1ヶ月ほど前、この会社から、うちの事務所に対して定款(会社の自治規則を定めるもので、すべての会社で作成が義務付けられています)の見直しの依頼がありました。
ボスからの指示で、中村弁護士が丁寧な対照表を作り、事務所としてのアドバイスを盛り込みました。

その見直し作業の過程で、株式を一般に公開する公開会社から、定款で株式譲渡を制限する会社に変更することになったのが出発点です。

 そこまでは良かったのですが、株式の譲渡制限などという株主にとって重要な変更については、株主総会での特別決議が必要で、かつ知れたる株主に対して、1ヶ月以上の期間をあけての、「通知」と「公告」(クラシックなスタイルとしては、新聞への掲載)が要求されています。

 問題となる条文は、会社法219条1項。
これを素直に読めば、一定期間をあけての通知、公告をしてから譲渡制限の特別決議をするというようになる。何度読んでも。
 でもこれは、現実には「???????」
 「通知・公告しても株主総会で否決されたらどうするの?」

 中村弁護士が出した結論は、「決議以降の特定の日を効力発生日として、譲渡制限の決議をする。承認されれば、それにしたがって通知・公告をする。そして一定期間が経過し、指定した特定の日が来れば、譲渡制限の効力が生じる」と読む、というもので、素人が読んでもそうとしか読めない。

 私が、「そうとしか読めない。そう伝えよう。」というと、ここからが、実務家でプロの中村弁護士と私の差。
 「うーん。私としては、確信はあるけど、どこを調べても、司法書士のK先生がいろいろ当たってくれても、これに対する解説などがないので、客観性がなー。プロとしてこの状況で顧問先に伝えることはできない。明日、朝一番で法務局に行って、確認してきますわ。」

 「そうですね・・・。」というしかありません。
そのとき、司法書士のKさんから電話。
「いろいろあたりましたが、はっきりと答えてくれる人は居ませんでした。」こちらも相当のプロ意識。
 「本当にこちらの都合で、振り回してしまって申し訳ない。一応の結論は出たけど、明日法務局に行って裏を取ってくるわ。9:30AMまでにボスに報告すれば株主総会には間に合うし、そのように段取りした。」と中村弁護士。

 あわてたのは、Kさん。
「そんなん、司法書士の領域ですやん。私が明日、法務局に行って確認してお知らせします。」と。
「いや、こちらの問題なので、お願いすることはできない。私が行きます。」きっぱりと、中村弁護士は言い切り、丁寧にお礼を言って電話を切りました。

 このやり取りを聞いていて、「どちらもプロやなー。私なんかまだまだや。一緒に仕事ができてよかった。」と思うしかありませんでした。

 次の日、事務所につくなり、「どうでした?」私の間抜けた質問に、
「実務的にも、私たちの考えたとおりでよかったです。ボスには報告しておきました。」とさらりと中村弁護士は答えます。

 「あ~それと。朝、法務局で話を聞いていると、少し遅れて、K先生が横で同じ話を質問していました。来るとは思っていたけれど・・・・。」

 うちの中村弁護士もすごいけれど、K先生のプロ意識もすごい!
ちなみに、この司法書士の先生とは、まだ若いですが、大阪で開業されている小寺 竜吾さんといいます。

お問い合わせは、keiji@ono-lo.jp 私のアドレスまで。

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キッズ・ダンス教室GROOVE BOX  六甲アイランド教室、イベント出演!

2006-11-26 | Weblog

11月26日(日曜日)

 昨日のレッスンに続いて、今日も朝から、六甲アイランドへ。
キッズダンス教室 GROOVE BOX六甲アイランド教室の有志メンバー20名が、地元六甲アイランドのイベント「第4回六甲アイランド文化フェスティバル」に出演するためです。

 11:00AMから、いつものレッスン場で、リハーサルを兼ねた練習。

 出演メンバーが絞られていたため、前日のレッスンから、一段高いレベルの指示が、ふーさんから出ていました。
テーマは、「メリハリと止め」。
これは、昨年あたりから西宮教室のメンバーには与えているテーマですが、六甲アイランド教室のメンバーにもそろそろ問題になってきました。
レギュラークラスのメンバーが、30人を超えているので、チーム全体のテーマとするのは、来春の発表会が終わってからになるでしょうが、今回は、人数が手ごろだし、出演メンバーがそれなりにおどれるメンバーばかりだったこともあり、実験してみようということになりました。

 まずは、今日おどる曲をじっくりともう1回聴いてもらいます。
「この曲のポイントとなるビートは、ここ。ふーさんのフリは、ここを中心に作られている。」と今一度説明。
カウントでフリを確認する作業のポイントで、1回1回とめて、ふーさんが見本を見せながら確認してゆきます。
人数が少ないため、メンバーの集中力は、普段のレッスン以上。
言われたポイントは、言われたときはできました。
身につくまでにはまだ大分時間がかかるだろうけど・・・・。

 じっくりと2曲確認したころ、ビギナークラスのメンバーも登場し、1曲確認してから、会場へ。
 六甲アイランド教室では、レギュラークラスのメンバーを専属で、ビギナークラスのメンバー1人1人につけていて、5年生メンバーを中心に本当によく面倒を見てくれます。
ここは、本当にすばらしいところです。
また、こうやって面倒を見ることで、彼女たちのおどりに変化も現れてきています。

 今日も、ホールまでの移動や待ち時間も、エスコート役の活躍で、本当にスムーズに行きました。
また、ビギナーメンバーも、夏のイベントの出演のときは、初舞台ということもあり、「お母さんと離れるのは、寂しい!」と駄々をこねたメンバーも、今回は余裕!経験ですね。

 舞台では、ふーさんの発案により、GB始まって以来初の、舞台までのエスコートつきで、ビギナークラスはおどりました。
後で聞くと、舞台裏でもビギナークラスのメンバーは、かなりのハイテンションだったようです。

 一方、レギュラークラスのメンバーにも、今回がホール初舞台となるメンバーも何人か居ましたが、ふーさんからの指示を意識する姿勢も見られ、良い感じでおどることができたんじゃないかと思います。来週感想を聞いてみましょう。

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ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti   新スタジオでの初レッスン

2006-11-24 | Weblog

11月23日(木曜日・祝日)

 来年1月オープン予定のヨガ・スタジオ シャンティーシャンティで、初めての体験レッスンを行う予定日。
 11月から、スタジオとしてお借りすることになったスペースに、忙しい合間を縫って手を加えてきて、だいたい整ったという段階ですが、一度親しい方をお招きして、実際にレッスンを行ってみようということで、決定しました。
 
そうはいっても、実際には、当日も足りないものがあり、あわてて買いに言って、11:00AMごろから、準備しなければなりませんでしたが・・・。

 レッスンスタート時間は、1:00PM。
毎週木曜日、自宅リビングでのレッスンに来ているメンバーさん3名、そしてキッズダンス教室GROOVE BOXのアシスタントの3名、アシスタントの友人1名。
加えて、オーナーのMさんご夫妻と、そのお知り合いの方が、参加してくれました。

 アシスタントの1人は、急用のためレッスンには参加できなかったので、実際には、9名でスタート。
「うーん。メンバーさんの感じ方によりけりだけど、9名でいっぱいかなー。余裕を持たせるなら8名がベストかもしれない。実際に人がはいって動いてみないとわからんもんやなー。」というのが第一印象でした。
スタジオ開設のコンセプトの1つは、「メンバーさんにリラックスしていただける環境のご提案」なので、ここは慎重に検討しなければなりません。

 実際にやってみてわかることも多々あります。
今後、オープンに向けてつめなければならないところなどが良くわかり、私にとっては有意義なイベントでしたが、参加した皆様はどのようにお感じになったのか、聞いてみたいと思います。

 レッスン終了後は、いつもお世話になっていて、今日も奥様には最初から最後までお手伝いをいただいた日下ご夫妻と愛娘しーちゃんを我が家にお招きし、お食事でもという予定でした。
 「でした」というのは、我が家には来ていただいたものの、風邪が治らない私のためにと、フェーラーリ日下監督が、ご自慢の「豆乳なべ」を作ってやろうということになり、結局私は何もしていないからです・・・・。まあ、いつものことという結果です。

 特に今回は、奥様のERI嬢には、感謝でいっぱいです。
彼女には、毎週火曜日に西宮浜公民館で行っているヨガ・レッスン西宮浜ヨガ・倶楽部の代表を務めていただき、ヨガ・レッスンに関しては、ほぼマネージャー状態。
うちのFUMIYOの足りない部分を補ってもらっています。
彼女は、現在キッズのオリジナル・ブラックフォーマルを専門としたブランド、「エフィオ」を立ち上げ、その準備に大忙し。
もともとは、私と日下氏が友人だったのですが、今ではかみさん同士いいコンビになっていると思います。
いずれ、ERI嬢に恩返ししなければと思いつつも、お世話になりっぱなしで、いいコンビもないのですが・・・・。



 

 


キッズダンス教室GROOVE BOX・尾埜合同法律事務所 「風邪で・・」

2006-11-20 | Weblog

11月19日 (日曜日)

 先週は、風邪でダウン。
仕事も最小限をこなしただけで、ブログを書く余裕もありませんでした・・・。情けない。

 私にとっては情けない1週間でしたが、その間、いろいろな出来事はありました。

 15日(水曜日)のGROOVE BOX西宮教室のレッスンには、体調を崩してしばらく休んでいたチーフ・アシスタントのSONO-CHANが、復帰しました。うれしい限りです。
 彼女は、私の友人の奥さんで、最初はそういった程度のお付き合いだったのですが、GROOVE BOXを立ち上げ、アシスタントを探そうというときに、最初に私の頭に浮かんだ人です。
「ダンスを踊れる人は、どうしてもそちらが気になる。初めてキッズを対象としたクラスを立ち上げるんだから、むしろダンスを踊れない人で、子供をお母さん的立場から見てくれる人がベスト。」というコンセプトにぴったりだったことと、個人的な思いがあって、お願いし、今日に至っています。
 最初は、少人数で、何の経験もないGROOVE BOXの運営でしたが、代表のふーさんと2人、私のきつい要求を一つ一つこなして、いろいろな経験則を作ってきました。
今日の、GROOVE BOXの運営スタイルが出来上がったのは、彼女の功績でもあります。
 彼女は、私と年齢も近く、いろいろ体調が変化する年になってきましたが、あせらず何とか乗り越えてほしいと願っています。

 逆に、18日(土曜日)のGROOVE BOX六甲アイランド教室のレッスンは、尾埜合同法律事務所の中村弁護士が担当するクライアントの来所が、2件入ってしまい、時間調整ができなかったので、ここ最近では珍しくお休み。

 事務所に行くと、すでに中村弁護士がデスクの前で難しい顔。
「準備書面がたまっていて、今日は9:00AMから来ています。」とのこと。
彼も、先週は、木曜日・金曜日と弁護士会の委員会関係の行事でつぶれたため、日程が押している様子・・・。
わたしの鼻声を聞いて、「もう、かなんなー。うちではカミさんが風邪やし、周りは風邪だらけや。僕だけ元気やから最後に回ってくる気がする・・。」とぼやいておられましたが・・・。

 債務整理の依頼者と、離婚のご相談の方との打ち合わせをはさんで、事務作業に追われ、中村弁護士とともに事務所を出たのは、土曜日では珍しく7:00PMをまわっていました。

 家に帰ると、食事もほとんどとれず、おやすみなさい。
明日はどうしても寝込めない行事が・・・。

 19日(日曜日)、きょうは妹の結婚式。
「雨降ったら、休むでー。」と軽口を聞いていたら、本当に雨。
挙句に、こちらの体調は最悪ときました。
朝から、薬を飲み、時間まで再びベットへ。
カミさんは、着付けがあるということで、午前中に先に出ます。
「ちゃんと起きてやー!」
「わかっとるわ!」とえらそうに言ったものの、不安だったので、携帯のアラームを3重にかけて。

 一応、時間に間に合いめでたく出席し、いろいろ親を悩ませた末っ子のけじめの日を見届けました。
これで、ようやく親父とお袋は、2にだけの生活に入りますが、少し遅すぎた気もするので、対応できるのか少し心配です。

さあ、何とか体調を戻して、がんばらなければ!



 


キッズダンス教室 GROOVE BOX   六甲アイランド教室も!

2006-11-14 | Weblog

11月11日(土曜日)

 キッズダンスGROOVE BOX六甲アイランド教室も、先週あたりから、レギュラークラスは、発表会に向けてのチームダンスの作成が動き始めました。

 ビギナークラスも、発表会では、2曲踊る予定で、その2曲目のフリ移しに入っています。
最近は、みんななれてきて、ダンスらしい動きになってきました。
 夏前には、集中力がそがれるということで、レギュラークラスをスタジオの外に待たせ、ギリギリまで中に入れないという配慮で、運営していましたが、今日から、レギュラークラスのメンバーを早めにスタジオの中に入れてみました。
 それでも、ビギナークラスのメンバーはそちらに気をとられることもなく、ふーさんの指示に集中し、おどれました。
かなりの進歩といってよいと思います。

 ビギナークラスの主体は、4-5歳児のメンバー。
それぞれ個性があり、かまってもらわないとだめなメンバーもいれば、指示や注意を嫌うメンバーもいます。
ずいぶん慣れてきて、スタッフもそれぞれの特徴を把握し始めているので、割とうまくはやっていますが、時に対応は難しいです。

 ビギナークラスの大テーマは、とにかくリズムに乗る楽しさを体験してもらうこと。
ふーさんも毎回、六甲アイランドに向かう車の中からテンションを上げて、レッスンに臨んでいます。

 レギュラークラスのレッスンでは、一転、「しっかり踊ろう!」というテーマも入ってくるため、時に厳しいダメ出しが出ます。
六甲アイランドのメンバーは、土地柄か比較的おとなしいメンバーが多いので、あまり強く言うとへこんでしまう傾向にありますが、最近は、小学校低学年の比較的最近加入したメンバーたちが、活発に動いてくれるので、そういったおとなしい気配が少しましになってきてはいます。

 チームダンスの作成タイムでは、今日も各チーム割りとまとまって、それなりにがんばってダンスを作っていました。
本当は、チーム内やチーム相互で、もっと競い合ってほしいというのが、ふーさんの本音ですが・・・・。
今回の経験を経て、次回、互いにいい意味で競えるようになってほしいとは思いますが、そのためには、今回はこのムードで行かせるのがよいと、ふーさんは判断しているようです。

 そんな中、今日のレッスンでは、4年生メンバーのERIKAの動きが光っていました。
彼女も、精神的にはさほど強くはないのですが、最近はがんばって動いています。友人の後輩メンバーが加入したことも影響しているのかもしれません。
4年生メンバーが現在3名と少ないのですが、かなり個性的なメンバーぞろいなので、次回には主力になるのかもしれません。

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尾埜合同法律事務所    いろいろな出会い

2006-11-13 | Weblog

11月10日(金曜日)

 今日は、事務所で私が使うパソコンを入れ替える予定。
中村弁護士をフォローして、自己破産・個人再生・任意整理の仕事を主にこなしていますが、今までは、B5のノートサイズのパソコンで、データーを処理していました。
 さすがに、処理件数が多くなってくると、目が耐えられなくなってきたので、デスクトップ型のものに入れ替え。
 パソコンについては、ひょんなことがきっかけで、もう長いお付き合いをしていただいている、神戸市でパソコン教室を中心に展開されている山口さん、酒井さんにお世話になりっぱなしです。
ちょっとわからないことがあれば、あつかましくも時間にかかわらず電話をかけ、「○○ってどうやるんですか?」レベルの質問。
そんな思い付きの質問に、御両者とも丁寧に答えていただいています。
 今回も、アドバイスいただいたパソコンを、私が使いやすいようにチューンナップしてからの納品。
 時間が押していたので、あわただしい中、山口さんに事務所まで来ていただき、設置していただきました。

 3:00PM過ぎからは、中村弁護士のお供で、外へ。
債務整理・個人再生のご相談のためです。
 本来は、このようなご相談は、事務所のほうにきていただいてするのですが、この方は、急遽昨日電話の上、事務所にお越しになったものの、いろいろな事情から、会社の社長さんを伴っての面談ということになり、中村弁護士が、近くまで出向くということになったものです。

 いろいろお話をお聞きしていると、今回の依頼者の借金の事情は、かなりややこしそうです。受任するとなると、中村弁護士にはかなりの負担が予想されます。
尾埜合同法律事務所が、なぜ多重債務問題を扱うのかという、ポリシーを問われるケースになるかもしれません。
「弁護士」としての、中村がどうあるべきか、じっくりと取り組んでゆきたいと思います。

 同伴された、社長のTさん。かなりの人物とお見受けしました。
今回の依頼者とは、前の会社では同僚で、一緒に起業されたという経緯のほか、T氏が前の会社で苦境にあるとき、黙って彼をフォローした依頼者に恩義も感じての介入ということで、言葉の一つ一つに実感がこもり、少なくとも私の心には響きました。
しっかりとこちらを見据えてお話される姿勢には、かなりの迫力がありました。
奇妙なきっかけでの出会いでしたが、今後ご縁をいただければと考えています。

 中村弁護士は、次のアポイントが入っていたものの、ぎりぎりまで粘り、途中で中座。後を私が引き取り、次回までの検討事項を確認して、お別れしました。

 外に出て、時計を見ると、7:00PMをまわっていました。
今日は西宮のプレラホールで、古くからの友人、松原 博司さんの初の発表会の日。
彼は、もともとは、大変優秀な理容師さんでしたが、舞台で踊るということに魅せられ、50歳を超えた今も現役のバレーダンサーです。
彼とは、もう15年以上も前にあるフィットネスクラブで偶然知り合って、今日に至っています。
 自分のお弟子さんを従えての初の発表会。感慨無量でしょう。

  開演時間をすでに過ぎてしまっていたので、あわてて地下鉄に乗り込み会場へ。
 ちょうど一部が終わり、二部が始まるところ。
会場には、かつてフィットネスクラブでともに汗を流したメンバーも数人、みんなおっさん・おばはんの姿に変わって駆けつけていました。
そんな中、松原さんのボディーは、今もグッド・シェイプをキープしたままで、それだけでも感動ものです。
人がなんと言おうと、自分の夢を追い続け、ひとつの形にした舞台上の彼の姿は、本当に輝いていました(まじめな彼の顔はめったに見ることができないので、少しおかしかったけれど・・・・)。

 私の席の列の少しはなれたところには、愛娘も友達数人と陣取り、じーっと舞台上の「トトさん」を見ていました。
こんな光景、なかなかないですよね。
松原さん、おめでとうございました。

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尾埜合同法律事務所    トータル・サポートさんのコンペに参加

2006-11-11 | Weblog

11月9日(木曜日)

 5:30AM。久しぶりの早起き。
この時期のなると、まだ外は暗く、肌寒い感じがして、「冬が来るんだなー・・・・。」ということを実感します。
寒いのが苦手な私としては、いやな季節になってゆきます。

 今日の早起きの理由は、このブログにも何度も登場していただいている、損保ジャパン代理店の日下氏主宰のプライベートコンペに参加するためです。
 日下氏には、中村弁護士のゴルフデビューにもお付き合いいただきましたが、この日のコンペには、その中村弁護士も、参加します。
めでたくコースデビューした中村弁護士ですが、その後忙しく、今回が結局22度目のコースということになりますが・・・・。

 今回のコンペには、幅広く、しかも深く人間関係を築かれている日下氏らしく、さまざまな方面で活躍される方々が参加しました。(http://blog.livedoor.jp/kusaka54/archives/2006-11.html#20061109

 私は、最近は少し立て込んだ日が続いたため、練習もほとんどできない状態での参加でしたが、その割には、上々の出来でした。
 中村弁護士は、早めに到着して練習をこなし、前回のスコアを上回ろうと気合充分。
ゴルフの経験がおありになる方なら、お分かりでしょう?
デビューのときは、まったくの白紙。無欲の18ホールですが、一度経験すると具体的目標がどんな人にもできてしまいます。
中村弁護士も見事にそれにはまり、前回より少し結果はよかったものの、自分の希望した姿にはならず、がっかりしていました。
ゴルフの1回目と2回目の経験は、後々貴重な原体験として残るはずです。

 結果については、主宰者の日下氏自身が、「優勝」という、うっとおしいものでしたが、天気も最高で、楽しい時間になりました。

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キッズダンス教室 GROOVE BOX  西宮教室盛り上がる!

2006-11-10 | Weblog

11月8日(水曜日)

 午前中は、期日が迫った書類の確認と整理のため、事務所へ。
その前に、壁と天井のやり直しをした、ヨガ・スタジオShanti-Shantiの状態を見に、阪神電鉄の香櫨園駅近くの現場へ。
 オーナーのMさんのご配慮で、かなりいい感じに仕上がっていました。

 夕方からは、GBの西宮教室のレッスン。
 5:00PMからの、ビギナークラスのHAPPY MAXのレッスンでは、最新の新人メンバーたちは、まだ数回目ということで、笑顔が見られませんが(表現がヘンですが、ここしばらく新メンバーの参加が相次いでいますので、それぞれ、慣れ方が違います。)、それ以上の新人メンバーは、ようやくレッスンの雰囲気に慣れてきた感じで、ずいぶん落ち着いてきました。

 高校生アシスタントのアイソレーション担当は、高校生もメンバーもずいぶん慣れてきて、スムーズに流れるようになりました。
いろいろ工夫してがんばってほしいです。

 

                                          

 この日は、クラス全体にグルーブ感があり、引き締まったレッスンになったと思います。
新人メンバーが、なれてきたことも大きな理由ですが、アンダーエイジのメンバーは、その日その日でテンションが違うことは仕方ないことですが、今日は、多数のメンバーのテンションが上がったことで、全体が引きずられたような感じです。
集中力の持続時間との兼ね合いで、休憩の取り方など、参考になる1日でした。

 せっかくの流れを無駄にするのはもったいないので、毎回レッスンで取り入れているピック・アップ(メンバーの中から2-3人を選んで、みんなの前でおどってもらう企画)に、新人メンバーをさらりと紛れ込ませます。
 少人数でおどるということは、注目されるので新人メンバーにとっては、最初にみんなの中に入っておどるというハードルの次のハードルになりますが、AYANOHANONが無事そのハードルを越えました。
次からは、普通のことです。

 6:00PMからの、レギュラークラスのレッスン。
今日のレッスンのテーマの1つは、「中・高校生メンバーへの刺激!」

 

                                         

 レギュラークラスも30人を超えているので、レッスンでの立位置によって刺激が違ってきます。
普段は、身長の関係で、どうしても小さい子が前、大きい中高校生メンバーは後ろとなってしまいます。
また、新人メンバーもどうしても前に配置しなければなりません。
 でも、今日のふーさんの配置は、中高校生メンバーを前に出し、後ろのメンバーには、「見えにくいかもわからないけど、前の中・高校生メンバーの動きを追って!」とダブルの刺激を与えます。
 結果は?やはり中高校生メンバーの動きが違います。
やっぱり上級生とはいえ、まだまだ子供。
「しっかり見られてなんぼ。」ということはありますね。
ふーさんの引き出しがまた1つ増えると共に、レッスン中の動かし方の工夫が要求されることになりました。

 発表会用の全体ダンスの振り付けでは、ふーさんやアドバイザーのフェラーリ日下監督から、振り付けの表現やや決めについてのアドバイスが飛びます。
今回は、フリ移しの段階から、けっこうキッチリと移してゆく方針。
でも、新人メンバーには、「とりあえず、なんとなくの動きができるように。細かいところは気にしないで。そのうちできるようになるから。」と、前回の発表会のシリーズのテーマを示します。
今日も、2テーマの同時進行。

 そうやってメンバーの動きを追っていると、少し前に入会したYUUKA(4年生)、AYAKA(2年生)姉妹の動きが今日は違います。
目があっても、にこっと笑いかける余裕もあるほど、のびのびと動いていました。先週までの硬い感じがとれ、少しなじんできたようです。

 全体ダンスの振り付けタイムが終了したあとは、メンバーの自主制作によるチームダンスの時間。
3チームに分かれて、振り付けを考えたり、移したり、さまざまな動きになってゆきます。
各チームには、ふーさん、アシスタントのMISAO,そしてフェラーリ日下監督がついてアドバイス。
私はといえば、その間をふらふら回って、状況を頭に入れてゆきます。

                                         

 まずは、先週みんなのためにフリを考えてきたのに、それを発表できず、おかあちゃんがマジ切れしたAMU(5年生)のチーム。
「AMU。みんなの前でまずはおどって見せてから、フリ移していけや!」ときっかけを作ります。
みんなの前ではおとなしいAMUは、黙ってうなずき、曲を流して一人でおどり始めます。
 こう書くと、普通のことに思えてしまいますが、自分が考えたダンスをみんなの前で一人でおどってみせるということは、かなり高いハードルです。
GB西宮のレギュラーメンバー30人の中で、これをさらりとできるメンバーはほんの数人でしょう。
AMUは、がんばりました。「カアサン」納得しましたか?

 そのほかのチームも、それぞれががんばり少しずつダンスができてきました。
12月いっぱいと期限を切っているため、あせっているチームもあり、あとで聞くところによれば、有志が集まって練習日以外の日にダンスを作ろうと連絡しあっているチームもあるとか。

 結果は、出来上がったものがベストとする方針は、前回の発表会と同様。
今回はそのプロセスのハードルを上げているだけです。
それぞれのチームが、与えられた情況の中でベストを尽くせれば、それが財産。ガンバって!

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キッズダンス教室 GROOVE BOX  ガンバレ!六甲アイランド教室

2006-11-05 | Weblog

11月4日(土曜日)

 今日は、予定されていた来客の都合がつかなくなったため、法律事務所の仕事は、急きょキャンセルになり、「どうしようか?」と思案していたところへ、ツッチーから電話が。

 「時間が空いたから、ヨガ・スタジオの更衣室の棚、完成させに行こうと思うねんけど。」とのこと。
彼も毎日忙しいスケジュールで、「もう車で出たから。」ということで、あわてて用意して外へ。

 更衣スペースが必要ということで、急きょこちらの無理な要求で作ってもらったラックの補強・設置と什器の設置をしてもらいました。
また、今後の設置予定のものの確認をして、壁の強度の問題とか少し教えてもらいました。
ありがとう。

 午後からは、キッズダンス教室GROOVE BOX六甲アイランド教室へ、ふーさんと新インストラクターMAIと向かいます。

 4:30PMからは、ビギナークラスSUNNY KIDSのレッスン。
アシスタントのSABU-CHANのストレッチから始まります。

 六甲アイランド教室のビギナークラスは、現在12名と、レギュラークラスとの並行メンバーが4名の16名が所属。
ほとんどが今年春からのメンバーで、夏のイベントで一段成長し、みんなダンスらしい動きになってきています。
最初は、体を動かすこともはずかしがってできなかったメンバーたちなので、すごい進歩だと思います。

 全員がビギナーのアンダーエイジメンバーばかりのクラスということで、ふーさんとSABU-CHAN、SATOSHIで、何度もミーティングを繰り返し、レッスンプランを練ってきました。

 その成果が徐々に現れてきたようですが、レギュラー・クラスとの並行メンバーの、MEIERIKAの存在も大きいように思います。
子供たちにとっては、身近な年上の先輩の影響は大きいです。

 GBリックラーは、中学生メンバーのNAYURIをキャプテンとして、比較的まとまりのあるチームで、チームワークという点では、西宮教室よりも優れています。
NAYURIは、おとなしいタイプのメンバーですが、リックラー2代目のキャプテンに指名されたあとは、バイス・キャプテンのMANAMIと2人、力を合わせてチームをまとめてきました。時には、こちらの高い要求にも、「エー。」とぼやきながらも、大概はこなしてきたガッツマンでもあります。

 彼女も、笑顔でおどれるようになるまでには苦労した、不器用なタイプですが、コツコツと積み上げて自分の殻を破ってきました。
そういう姿が、みんなに影響を与えていることは間違いありません。
今は、部活が忙しく、レッスンにこれない日も多いですが、六甲アイランド教室のキャプテンにふさわしい人間には違いないので、新たなキャプテンを指名するつもりはありません。
代わりに今は、6年生メンバーが力を合わせてチームを支えています。

 人の影響といえば、最近、アシスタントのSABU-CHANの変化をすごく感じます。
 もともとは、彼女もどちらかといえばおとなしいタイプ。
ふーさんのレッスンを長く受けていて、ふーさんのよき理解者でいる彼女ですが、もともとのふーさんとの関係が災いもして、レッスンでも控えめなポジションにいました。
ミーティングでも、何度も「もっと前に出てほしい、レッスンにかんできてほしい。」といったハードな要求をし続けて、時に彼女のプライドを傷つけるようなこともあえて言ってきました。
 でも、最近は、それらのことを彼女なりに実行してに移しているのがはっきりとわかります。今までとは明らかにテンションが違う!
彼女も、殻を破り始めていて、その勇気がきっとメンバーに影響を与えることでしょう。
実際の体験ほど説得力のあるものはないんですから!
「このまま順調に行けば、きっとSABU-CHANカラーもGBの大きな一部になってゆくはずや!」

 5:00PMからは、ビギナークラス・レギュラークラス合同で、新インストラクターMAIのアイソレーション。
MAIも、だんだん慣れてきて、ずいぶんスムーズに進むようになって来ました。
ビギナークラスのメンバーにとっては、人数も多くなり、お姉さんばかりなので、緊張もする時間ですが、ずいぶん体が動くようになって来ました。
こういう積み重ねが、発表会などのときに生きてきます。

 レギュラークラスでは、ふーさんのフリ移しの後は、4チームに分かれての、チームダンスの作成タイム。
少し遅れ気味のチームには、MAIがついてくれて、一生懸命テンションをあげていました。彼女、なかなかやります。

 レッスンも終わり、コメントタイムも終了し、みんなが帰り始めたとき、1年生メンバーのMEIが、ふーさんに「フリを教えてください。」といって、即席の追加レッスンが始まりました。
彼女は、新人メンバーながら、ビギナークラスの面倒を見つつ、レギュラーのレッスンをがんばってついていっているのですが、まだまだ体ができていないので、レギュラークラスのフリは、けっこうハードです。
人数も多いため、ふーさんもなかなか丁寧に個別指導ができなかったので、MEIからのアプローチは、ちょうどいいタイミングでした。

 ふーさんも、どんどん自分の殻を破って成長してきましたが、もともとはキャプテンのNAYURIやアシスタントのSABU-CHANと同じ、控えめなタイプです。
GB発足以来、私からのアドバイスは、「もっと行け!」ばかり。
表には出せない苦労は、いっぱいありました。
ぎりぎりまで追い込まれたことも何度かありましたし、「GBやめたい・・。」といったことすらあります。

 でも、何とかみんなの助けを借りて、ふーさんも克服してきたことも多いので、メンバーたちにもがんばって、ハードルを乗り越えてほしいし、できることは協力してゆきたいと思っています。


 遅れ気味のメンバーに、ふーさんのほうから、「あんた、今日ちょっと残っとき!」とできるようになれば、いいんだけど、高望みかなー?

キッズダンス教室 GROOVE BOX  http://www.gb-dance.com/

 


 


 


 






 

 

 

 


キッズダンス教室 GROOVE BOX と ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti

2006-11-02 | Weblog

11月1日(水曜日)

  ヨガ・スタジオ Shanti- Shanti のスタジオ開設スペースの契約が、11月1日からということで、今日11月1日(水曜日)は、朝から宅配便の配達が相次ぎました。
ヨガ・スタジオ用に買い付けた、什器類が自宅に送られてきたのです。
フロア・スタンド、ラック類、シューズラックなどなど。

 自宅では、毎週木曜日にセミプライベート・レッスンを開催しているため、全部を置いておくことができないので、その一部をスタジオに運びます。
 スタジオは、来週月曜日・火曜日に、天井の塗り替えと壁紙の張替え工事の予定なので、全部を持ち込むことはできません。

 一部を、たまたま事務所にいた、大家さんとなるMさんご夫妻と私たちとを引き合わせてくれた日下さんに手伝ってもらい、搬入し、その他の詰めなければならないところを見ていました。

 そこへ、Mさんご夫妻が降りてこられ、昼食をご一緒しました。


 夕方からは、キッズダンス教室 GROOVE BOX西宮教室のレッスンに向かいます。
ビギナークラスでは、今日からリーダー格の3年生のボーイズがレギュラークラスへの体験入学(?)をするため、スタッフで協議の結果、1年生4人を新リーダーに指名しました。

 クラスには、指名されたメンバーよりも上級生のメンバーもいますが、経験などを考慮して、この4人を選んだわけです。
それぞれどのようにこの指名を受け止めるのかはわかりませんが、来年3月の発表会までは、リーダーとして扱うつもりです。

 後半は、レギュラークラス。
いつものように、新インストラクターの上野先生のアイソレーションから始まります。
キッチリキッチリ、体の各パーツをアイソレートしてゆく彼女のスタイルは今日も健在。メンバーは少し慣れてきたようですが、まだまだ・・・・。
 ダンスは、体を使った自己表現だから、各パーツを自分の意思でできるだけ動かせるようにすることの重要性を、特に上級生メンバーにはわかってほしい。
流行のステップも、楽しく体を動かすことも重要ですが、何事も基本あってのこと。ほとんどのメンバーが、まだまだの状態です。

 GBは、ダンスの内容の面でも明らかに新しい段階に入っています。
ビギナークラス、レギュラークラスの2つのくくりでは対応できなくなっている気もするので、今度のミーティングでは検討してみるつもりです。

 レッスン途中から、フェラーリ日下監督が登場。
忙しい中、ありがとう。
メンバーも当たり前と思わないで、思いを感じてほしいです。

 ふーさんのフリ移しが始まりましたが、見ていてやっぱりバラつきがあります。
しかも上級生ができているとは必ずしもいえない状態に見えました。
一通り終わるのを待って、「上野先生、今日一番できていると思うメンバーを2人ほどピックアップしてもらえませんか?そのメンバーとふーさんに一緒におどってもらいます。」とお願い。

 上野先生が選んだメンバーは、ある意味、予想外の5年生メンバー2人。
「OK。全員前に移動して。2人はふーさんを真ん中にポジションとって!」と指示。
 ところが、このセレクトの意味を上級生メンバーは感じていません。
気になるところをと話し込むメンバー、ニコニコ笑っているメンバーが多く見られました。

 「うーん。ここはきつくいく場面か?」そう思いながら、
「今選ばれたメンバーは、プロが選んだ、お前ら全員の中からのベストや。ということは選ばれなかった君たちより今日に限って言えば、上ということやで。しっかりふーさんとの違いを確認する姿勢で見んかい!余裕かましてたらアカンデ!」と強い調子で、言い放ちます。
 ダンスのスキルについて、GBではあまり序列をはっきりさせることはしていません。個々のメンバーの伸び率を重視するからです。
でも最近、上級生メンバーが全員伸び悩んでいる。
逆に今日選ばれたメンバーは、確かに最近伸びている。
 そんな状況を上級生メンバーが自覚しているのかどうか疑わしい状態が続いています。
「自分たちは踊れている。」そう思っている上級生メンバーの勘違いが目立っています。最近はセレクトからも、もれる日が続いているにもかかわらずに・・・・。
「次の発表会までの間、中・高校生メンバーは本気でふーさんに追いつくつもりでやってほしい。」
本心から出た言葉ですが、彼女たちがどう捉えているか?

 本気でひたむきにやっているなら、どれだけへたくそでもその子は輝きます。でも、今の中・高校生メンバーにはそれが感じられない。
下を見ているのかもしれませんが、目指すべきは、ふーさんであり上野先生のはずです。
やればできる子ばかりなのに・・・・。
 ふーさんに追いついて、GBを卒業してほしい。
それが人にものを習っている立場の人間の恩返しというものだということを、中・高校生にもなったら理解してほしい。
それが私たちの願いです。
「このままでは、中退ペースや・・・・。」
 

 いずれにしても、今の中・高校生メンバーが第1期生に近い存在で、常に未知の世界を進んでいます。
下のメンバーの目標であり、憧れの存在として。
そのことも彼女たちなりには受け止めているはずですが、やはり本当の意味で、『初代卒業生』になってほしいという思いはあります。

 全体ダンスのフリ移しが終わって、チームダンス自主制作タイム。
この場面では、学年や経験の違うメンバーをまとめるため、中・高校生メンバーは、一生懸命もがき苦しんでいます。
こちらは、初めての経験。大変なのはわかっています。
スタッフのバックアップも必要ですし、彼女たちの努力に何らかの形で報いてあげなければいけません。
でも、これも彼女たちにとってよい経験になるとの確信を持ってやっていることです。
いずれはどこかのグループで、彼女たちもリーダー的立場に立つのですから。

 フリを考えたり、メンバーをまとめる役は、小学生メンバーもやっています。しかも必ずしも得意とはいえない性格のメンバーも。

 レッスン終了後、そんなメンバーの一人Aのお母さんが、怖い顔をしてこちらを見ています。
「私が怒ってるのわかる?」(ハイ!かなりわかりやすい形で!)
「どないしたん?」(あえて聞きます)
「Aは、一生懸命土曜日・日曜日とダンスのフリを考えとってん!ホンマに必死でやっとってん。そやのにあの子、今日のレッスンで全然言えてないから、まったく進んでヘン。あいつ、ほんまアホちやうか!イラつくから来週からは見に来えへん!」ボルテージは上がる一方です。

 「そんなことはわかってました。何回か『A、思うこと言えよ!』とは水を向けてます。でも今日はここまで。『言わなければあかん。』と思ってもすぐにできヘン性格の子やろ、あんたの娘は!
言わんとこうとしても我慢できずに言ってしまうあなたと逆!あいつなりに葛藤してたはずやし、それも経験。もう1週待ったり!」
「A、来週はがんばれよ!」

 レッスン終了後は、日下監督とふーさんと3人で、恒例の酔っ払いマスターてらっちゃんの店「味采」での食事。
いくと、店には、大家さんのMさんがおられました。
4人で、12時過ぎまで。
酒の席の話なので、基本的には次の日には忘れることにしていますが、Mさんからは貴重なアドバイスをいくつかいただきました。
見ていないようで、Mさんは、しっかりと私たちの事を見ておられました。

キッズ・ダンス教室 GROOVE BOX  http://www.gb-dance.com/