2月25日(日曜日)
キッズダンス教室GROOVE BOXは、1ヵ月後に発表会を控え、われわれ裏方も、最終準備に追われる時期が来ました。
前日も、準備で夜中2:00AMぐらいまで資料整理。
「明日は、朝から西宮中央体育館に行かなあかん。起きられへんから寝よ。」
その日は、GROOVE BOXアドバイザーで友人の日下 潤一が監督を務める小学生バレーボールチーム西宮浜ウイングスが参加する市長杯の大会がありました。
もちろん、監督を見に行ったわけではありません。
家族ぐるみの付き合いとなっている、日下家の愛娘「しー」が、チームのセッターとして参加していて、小学生最後の大会になるというので見届けに行きました。
10:30AMごろ会場に着くと、2回客席には各チームの応援旗がいくつも掲げられ、会場はユニフォームを着た小学生があちこちに。
ウイングスの居場所をマネージャーで「しー」のお母さん、ERI嬢に電話で確認し、近づくと「しー」が、手を軽く上げて挨拶(俺は友達か・・?)。
「選手は、体を冷やすな。」という教えを守り、ベンチコートをしっかり着込んでいるのは上出来。
でもアップまでそうしていたのは、彼女だけやったなー・・・。
さっと見渡すと、レギュラー陣に先週のような活気がない。
半数がインフルエンザや体調不良でかなり状態が悪いと聞いていました。
その中で、「しー」は、知ってか知らずか、ちょけてムード作りに一役買っていました。
第1試合が近づいたということで、選手は下に下りてアップ。
監督のキューひとつで、勝手に動き始めます。
私は、チームを見るとき(ダンスもそうです)、試合そのものも当然ですが、その手前の準備を見ます。
強いチーム、よいチームは、手前の準備に無駄がなく目的意識をしっかり持って動けます。
よいチームは、ボールがなくても、ユニフォームを着ていなくても、バレーボールチームだとわかります。
数年前、初めてウイングスを見たときには、仲のよいお友達が集まった、何をするチームかよくわからない集団に見えました。
立派になりました。監督、スタッフの教えでしょうね。
コートがあいたので、ボールを使った準備。
ここでも、みんなが役割を理解し、無駄なく動いてゆきます。
ただ、やっぱりレギュラー数人の動きが鈍く、腰が高い。
「いやな感じや・・・・。」
監督・コーチの下に集まり、気持ちをひとつにして試合開始。
相手は、かなり格下のチーム。
普通にやればセットを落とすチームではありません。
ただ、今回ウイングスは、優勝を狙っての参加。
優勝するためには、5試合を勝ち抜かなければならないという過酷な日程(小学生にとっては、かなり問題ありの日程です)なので、ペース配分が重要。ましてや、体調不良の選手が多い。
サーブ第1順位の「しー」の背中からは、「できるだけ自分のサーブで点数を稼ごう。」との意図が感じられます。
実際、この試合、彼女のサーブでだいぶん点数を稼いでいます。
結果、第1試合は2セットを連取して勝ったものの、いやな予兆を残してもいました。
また、今まであまり感じなかったのですが、審判やオフィシャルの誤審、不手際による試合中断が何回かあり、それも気にかかります。
1試合を見届け、1:30PMからのGROOVE BOXの発表会照明用のビデオ撮りをかねた合同練習会があるため、会場を後にしました。
「何とか、頑張って準決勝の高須南戦までは行けよ。」そう願いながら。
GB合同練習会に向かうため、アシスタントのSONO-CHAN,MISAO,をピックアップして、六甲アイランドへ。
初めて発表会を体験する、4-5歳児のメンバーも多いため、順番待ち、舞台への出方、はけ方という基本的なことも、言葉ではなく実際に動いて体験してもらうことが重要。
比較的スムーズに動いてくれました。
ベテラン組みの誘導もあり、問題点をさほど残さず、終了。
来週からの1ヶ月は、テンションをあげて最終段階です。
練習会が終わると、携帯のメールに、ERI嬢から「残念ながら3回戦で敗退。」との連絡が・・・・。
やっぱり体調不良による集中力の欠如や体力不足は、上では通用しなかったようですね。
残念ですが、これも、チームスポーツの宿命だし、時の運。
でも、少なくとも選手には、経験と思いが残ったはず。
これは何物にも変えがたい宝物になっていくはずです。
私も、中学時代バレーボール部で、最後の市内大会の前日40度の熱がでました。
薬を飲んで、頭から布団をかぶり思いっきり汗を出して、熱を下げ、次の日甲武中学に向かい、3回戦から試合に出たことを今でも覚えています。
今では、1日で熱は下がらなくなってしまったのが悲しいですが・・・。
キッズダンス教室 GROOVE BOX http://www.gb-dance.com/