10月29日(木曜日)
午後からは、アルゴ・ネクストの勉強会に参加。
この勉強会は、尾埜合同法律事務所と顧問契約を交わす、生損保代理店、(有)ほけん本舗の幹部のための、経営戦略についてのものです。
代表の重 忠行氏のレクチャーの内容は、尾埜合同法律事務所で、顧問先サポートとして行ってきた内容と、当然ながらほぼ同じ。
ただ、重氏の、製薬会社での成績優秀なMRとして、支店長にまで上り詰めた、20年のキャリアと実績が、話の方向性や具体例に説得力を増してゆきます。
そして、何より、ほけん本舗の幹部が、「具体的にやるしかない。」ところまで、意識付けられているということも、タイミングとして、ふさわしい機会になっています。
頑張って成果を上げていただきたいものです。
勉強会終了後、私は、電車で神戸へ。
駅で、金澤 昌史弁護士、浅野 永希弁護士と落ち合い、ある訴訟の依頼を受けている、クライアントのC氏とともに、C氏の愛車、アウディーRS4で、彼のオフィスまで。
訴訟の準備段階に当たる、「弁論準備」というステップにありますが、訴訟の当事者となる機会など、一般の方にはほとんどありません。
わけがわからないのは当然です。
「金澤先生、この弁論準備という段階は、何回ぐらいあるの?」
「証人尋問はいつ行われるの?」
「弁護士が、クライアントに嘘をつかせることもあるの?」
C氏の質問は、当然といえば当然のものばかりで、金澤弁護士からの返事は、全て、C氏を失望させるものでした。
でも、これは、金澤弁護士の責任でもありません。
制度自体の問題といえます。
打ち合わせ終了後は、C氏の配慮で、みんなで食事に。
何度か連れて行っていただいている、三宮の便長炭火焼鳥 「裕泉」へ。
食にはうるさいC氏おすすめの店。
鳥は、刺身から超新鮮!
こだわりの国産野菜も、野菜の味がよく出ていて、さすが。
シメは、メニューにない、焼きおにぎりの鳥スープ茶漬け(?)
美味しい料理をいただきながら、両弁護士とコミニケーションを図る、C氏。
このスタイルを両弁護士がどう捕らえるのか。
少なくとも両弁護士のクライアントの皆様の中でも、最上級のレスペクトだとは思いますが。
その後は、C氏ご夫妻と、金澤弁護士と私で、これまたこだわりのバー、「 土竜(もぐら) 」へ。
店主の藤岡 利之さんは、まだ30歳そこそこですが、お酒の知識と、それにまつわる野菜、果物の知識は実に豊富。
使われているグラス類も、一味違います。
ここでは、仕事モードを離れ、ざっくばらんなモード。
「仕事のジャンルに限らず、こだわりの人って居るもんですね。」
目の当たりにした、金澤弁護士の実感でしょう。
付け合せに出していただいたのは、昆布の出汁につけたトマト、レッド・ムーンという品種のポテトサラダ、等。
金澤弁護士も、藤原さんがいろいろ考えてくださった、カクテルを数杯。
実に楽しそうな顔で、最近とんと見ない表情でした。
金澤弁護士は、プレッシャーのかかる日々を過ごしているだけに、こういった時間も必要だと、実感してもらえたらと思います。
C氏に感謝です。
尾埜合同法律事務所 http://www.ono-lo.jp