私たちのキッズダンス教室GROOVE BOX(グルーブ・ボックス)は、教室として開講して6年目に入っています。
おかげ様で、現在は①神戸市の六甲アイランドの六甲アイランド教室②西宮市の中央体育館横のスポーツセンターでの西宮教室③同じく西宮市のレインボータウンでのレインボー教室と3教室を開講させていただき、約80名ほどのメンバーが在籍しています。
開講当初は、代表のふーさんと、「本当にビジネスとして成り立つくらいの数が集まるのかなー」と不安な気持ちいっぱいだったのをよく覚えています。
いろいろな方に支えていただきました。また、「少しでも良いレッスンを。」と深夜までのミーティングを何度も行い、改良も加えています。
そういう意味では、2006年度は、少し実績を残させていただいたというところから、さらに充実させてゆこうとする第1歩の年といえます。
でも正直、ビジネスの主催者としては毎日が不安です。
私たちは、いわゆる自営業者。どこにも頼るところはありません。
「このままずっとこのビジネスを続けてゆくことができるんやろか?」常に付きまとう不安です。
私は、兄弟関係では長男として育ちました。だから家族の中でモデルというものを目の前に見ながら自分の行動を決めるという経験がありません。
そういう経験ができたのは、小学校のとき少年野球団に入り、先輩を持ったときが初めてでした。以後、ずっとスポーツをやってきて、その時々の先輩の姿を、一応の目標として進むことを覚えました。
もちろんこのような目線で、自分のビジネスの行く末を見据えることはできません。それぞれ環境ややり方が違うし、何よりもビジネスである上、結果を残さなくてはいけないからです。
でも、やはり先輩の状態は気になります。
私には、自営業者で良き先輩とする方がいます。
地元で飲食店を20年以上にわたり張り続けている方です。
その界隈でも、個人の自営業者の飲食店を四半世紀も張り続けているオーナーはまずいないといわれています。すばらしい実績だと思います。
しかし、その方にも明日があり、自営業者である以上、さらに10年、20年と収入を得る必要があるわけです。
年齢も上がってゆき、気力も体力も衰えてゆく中、自営業者であり続けること。それはとてつもなく大変なことだと思います。
今のところ、私は勝手にその方を目標として、「一歩でも追いつきたい。あの人もがんばっているのだから、こんなことは乗り越えなくてはいけない。」なんてやっていますが、あちらにはあちらの大変さがもっと違うステージであるんでしょうね。
以前、「ビジネスの寿命」ということを聞いたことがあります。
人間と同じように、会社やビジネスにも寿命があると・・・・。
自営業者の場合、人間としての寿命が尽きる前にビジネスの寿命が尽きてしまったら、と思うと身が引き締まります。
そうならないように願いつつ、「あの方」を目標に、自分たちにできる精一杯を続けてゆくしかありません。
キッズダンス教室 GROOVE BOX http://www.gb-dance.com/